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変化する硬軟テニス事情

2013-07-27 11:06:37 | ソフトテニス

いつもガットを張ってもらっているSさんの店を訪ねたら、

硬式テニスがソフトテニスに、ソフトテニスが硬式テニス

にそれぞれ近づいている、との感想を聞いた。

私も感じていたことだが、ウインブルドン級の試合を見て

いると、ストロークの打ち合いが多いこと。以前はサービ

スをすると、まっしぐらにネットへ走って行く。または隙あ

ればネットを取るケースが多かったが、今はそのまま相手の

返球を待つケースが多い。

Sさんいわく、硬式のダブルスで「雁形」のポジションが多

いのだという。ストロークもたしかボルグあたりから、軟式

打ちに変わっている。

「雁形」は軟式テニスの得意としている。ソフトテニスは今

でも「後衛」、「前衛」の分業がはっきりしている。

ボレーやスマッシュのうまい前衛がネット際にいて、ストロークの

得意な後衛がベースライン付近に陣取るポジションは隙のない

構え。伝統の試合形式である。

ところが今、硬式のダブルスで「雁形」が多いのだという。

一方、ソフトテニスは前後衛横並びのポジションが見られる。

このポジションで戦う人を見たがストロークをせずに、ノーバ

ウンドでボールをたたく戦法は強烈だ。

上手な選手二人がコートの中央に立つと、打つところがなくなる。

ロブで逃げてもスマッシュで落される。

アジア大会で日本が活路を見出したのが、並行作戦であったと

新聞で見た。

これは高度な技術と勇気が必要な作戦である。

かつて西日本大会で見た並行形のチームは、準決勝で負けた。

勝ったチームでミスが少ないしっかりした試合だった。

いまの段階で、並行ができるのは、全日本級か。ハイレベルの世界か。


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