明日はFST大会が開かれます。会長として次のような挨拶をします。
今年も100人を超えるテニス仲間が集まりました。皆様もご承知
のように、FST(伏見ソフトテニス)は、今年度、国の生涯スポー
ツ優良団体に指定され、文部科学大臣賞を受賞しました。
一方で、FSTは結成20周年を迎えます。今日は、優良団体認定と結
成20年を祝っての、「第20回記念大会」と致します。
クラブ結成20周年といいますと、まだまだ発展途上の若いテニスクラ
ブと思っていましたが、立派な価値のある賞を頂きました。
優良団体認定に当たっては、連盟の推薦や先輩諸氏、テニス仲間の
「これからも頑張れよ」と励まし意味を込めて頂いたものと、認識
しております。
ですから、FST会員だけでなく、大会に参加された一人一人に与え
られた立派な賞であると、思っております。
話は代わりますが、3年前の3月11日に東日本大震災が
起こったあと二日後に大会を開きました。あの時、国家を揺るがす大災害が
起きた直後にテニスを楽しんでいいものか、と悩みました。
その時、心に誓ったものです。「必ず、お見舞いに参ります」と。
石巻市大川小学校では74人の児童が津波で亡くなっております。校庭のす
ぐそばに山があるのに、です。なぜ山に逃げなかったか。いや逃げられない
ほどの巨大津波が襲って来たのです。その様子が浮かぶようで哀れでなりま
せん。校庭に設けられた祭壇で一巻のお経を読んで参りました。こうして私だ
けの約束ですが、果たしてきました。
その1週間あとに文科省へ三木さんと出向き、表彰状と盾を頂きました。
れでは、今日は記念大会です。大いにソフトテニスを楽しんでください。
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