人生アラカルト

どうせ過ごすなら楽しくね。

日体協の公認スポーツ制度について

2013-02-20 16:01:25 | お勧め
日本にもスポーツ指導員に対する資格制度がある。
交益財団法人・日本体育協会の「公認スポーツ指
導者制度」がそれ。

日体協の歴史は古く、設立100年を迎える。主
な主催事業として、国体がある。加盟競技団体は
57。都道府県に体育協会がある。

公認スポーツ指導者は、指導員、コーチ、教師、
ドクター、トレーナー、栄養士、プログラマー、
マネジメント、など多岐にわたる。

資格を取得するには、一定の講習を受け、試験に
通らなければならない。

私は平成6年に公認ソフトテニスc級スポーツ指
導員の資格を得た。資格を得るには40時間の学
科と40時間の実技講習を受けた記憶がある。

さらに講習後試験があった。学科には、社会概念
、スポーツ心理学、同経営学、」どう生理学、同
医学、同指導論などがあった。

講義は毎日曜日に開かれ8時間にわたる講義があ
った。スポーツに対する学問を広く教えてもらっ
た。

その時は、記者在職中で、忙しい中、大学を出て
から以来の集中講義を受けた。講義のあとに試験
があったので、各教科を覚えるのに必死だった。

仕事以外で左脳を使ったのは初めてで、認定書を
もらったときは、車の免許証を初めて手にしたう
れしさがあった。


国体監督は資格を取る義務

ネットで日体協の目標を調べていたら、日体協は
今年の冬の国体から各競技の監督に公認スポーツ
指導員を義務付けるとしている。実施には5年間
の準備期間があった。

監督の認定指導員の習得はずっと前に実施されて
いるものと思った。え、 いまごろ? というの
が感想。しかし、当然の措置とはいえ、その気に
ならない人にはものすごい負担になるかも。

一連の講義を受けたら当然、高校生いえども、体
罰や暴力を与える気は失せると思う。これまで、
体罰事件が絶えないことは、日体協の公認スポー
ツ制度を横目にしか見ていないと、思っている。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿