人生アラカルト

どうせ過ごすなら楽しくね。

Iさん、天国でテニスの続きを

2013-06-19 21:04:20 | ソフトテニス
テニス仲間のIさんが大腸がんで亡くなった。 
どしゃぶりの雨の中のお通夜に行ってきた。
祭壇に飾られた写真は、いつもの穏やかな表情のIさん
であった。

亨年82歳。亡くなるまでテニスマンだった。女性のク
ラブにもすんなり仲間入りし、ゲームを楽しんでいた。

Iさんと一度だけ、チームを組んで試合に出たことがあ
った。かつて記者として勤務した長浜。今度はラケット
を持って乗り込んだ。60歳以上のシニア大会であった。

Iさんが前衛、私は後衛で、なんとリーグ戦で全勝し、
決勝トーナメントへ進んだ。それ以上は勝つことはな
かったが、気分は上々だった。なにせ外では勝ったこ
とがなかった私にファイトを燃やさせたのがIさんだっ
たから。

Iさんは試合中も闘志をむき出しにしない。いつも穏や
か。これに相手も油断するのであろうか。そして機を
見てポーチする。

私は19年前に、生涯スポーツをうたったテニスクラブ
「FST」を仲間とともにつくった。私の目標は100歳で
ラリーをしよう、である。もし、100歳でコートの中
で、ラケットを振ることができたら、超人だ。

一番可能性があるのは、Iさんとみていた。

Iさん、少しあっちへ行くのが早かった。

出来たら、天国でテニス仲間を集めてゲームを楽しんで
ください。

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