【音楽】 「祈り」~海上自衛隊音楽隊
祇園祭は宵山。去年人出に巻き込まれ、えらい目に
遇ったので、今年は3時ごろ四条へ出かけた。
狙いは「船鉾」。今年は部分的に新調していると聞き、隅なく
撮ってやろうと張り切っていたのだが。
帰る地下鉄の中で調べたら、露出オーバーになっていた。
従って、隈なく撮った「舟鉾」は全て失敗。
辛うじて「綾傘鉾」が写っていた。
念のため持って来たコンパクトカメラは生きていた。
なので、「船鉾」の本陣はコンパクトで撮った。
ちまきを売っていた美人と「舟鉾」と記念のサインに筆を走らせる
世話役の写真を撮らせてもらった。
明日の祇園祭本番の巡行は失敗しないぞ。
しかし、なぜ突然カメラが不調になったか、原因は分からなかった。
フルートレッスン 大阪・兵庫・京都 SPSミュージックスクール 酒井講師
もともとチェロが弾く「白鳥」はフルートでもよく演奏される。
では、チェロとフルートと演奏するうえでの違いは?
弦楽器と笛の違いを指摘するのは、やさしい。
笛は息継ぎしなければ窒息する。
チェロはどんなに長い小節でも弾くことができる。
なんじゃい。
当たり前だ。
ただ、私は一番ヤマ場で息が足りなくなるのが、情けない。
酒井先生は山の頂上で息を継がず、次の小節にちょこっと
入ってから、息を継いでいる。
ははーこんな手もあるのか。
何回も何回も練習してもうまくいかない「白鳥」。
私はこうやって名曲と遊んでいる。
長生きしそう。
[20110927]海上自衛隊 東京音楽隊-LUNCHTIME:また君に恋してる~WAVE~
すばらしいソプラノで歌う「また君に恋してる」 海上自衛隊
東京音楽隊の三宅由佳莉3等陸曹はYOU TUBEで人気上昇
中だ。近くCDアルバムを出すそうだ。
歌がうまいはずだ。彼女は日大芸術学部声楽コースを出た
専門家だ。なんで? というのは考えが浅い。音楽家の道は
広いということだ。
「また君に・・・」は音程が低過ぎた。プッチーニの「私の名はミミ」
を参照ください。
日本体協のスポーツ指導員制度は4年ごとに
更改の講習会を受けなければない。
講習を受けなければならない点、運転免許よ
り厳しく、ただでは、資格は更新されない。
今日、講習を受けて来た。
講義の一つに土屋裕睦・大阪体育大学教授の
「選手のやる気を育てるスポーツ心理学」が
あった。
教えられることはたくさんあったが、なかで
体罰を否定される理由について、土屋教授は次
のように強調していた。
体罰からは
① 有能感が生まれない→劣等感のかたまり
② 自主性が育たない→無気力となる
③ 自尊感情がなくなる→なげやりになる
④ 自分も暴力を振るうようになる→負の連鎖
大学の講義のようなので、おあいそなし。
よく噛んで腑に落とすしかない。
「腹八分目」、「粗食がいい」とかいう人がいる。
「八分目」はともかく、「粗食」に疑問を持っていた。
粗末な食事と混同していたからだ。
昔、私が知っていた禅宗のえらいお坊さんはうどん
一杯で一日を過ごしていた。全然エネルギーが足り
ないと思うのに、法話をよくなされていた。
これ不思議。
《なぜ「粗食」が体にいいのか》という本を買った。
内容はいろいろあるが、欧米型になり、主食より副
食を多くとるようになった。朝は「ご飯,みそ汁、納豆
漬物」をしっかり食べよ、とある。
それなら、納得だ。日本型の朝ごはんなら「粗食」では
ない。
体に悪いものは避けよと書いてある。至極当たり前
である。代表格は薬漬けの養殖魚。タイやハマチ。
ハマチなどを通してなにを食べさせられているか、分
らない。
その点、イワシ、サバ、サンマなど安い値の魚は養殖
をしないから安全だというわけだ。しかもDHAだのE
PAなど栄養素が豊富に含まれている。
いろいろ体に良いことが書かれてある。寝る前に3ペ
ージほど読むと、よく眠れる。私のブログのように。
叔母の3回忌が金沢の従姉妹宅で営まれた。今年も兄弟4人と
関東の従姉妹のそれぞれ夫婦の常連が集まった。
皆息災を喜ぶ。従姉妹には孫が生まれた。将来、じじばば
に発展は望まれないだろうから、孫たちの活躍に望みを託す。
その夜に宿泊したところは、山中温泉の湯快リゾートだ。
かつて、加賀温泉卿は関西の奥座敷といい、隆盛を誇っていた。
バブルがはじけ、奥座敷の灯もよわよわしくなった。かつては大型
観光ホテルであったろうか、泊まった施設も大きく、立派だ。
ただし、山中町はかつて田舎の風情を見せていたが、今道路など
が整備されて生まれ変わっていた。渓谷にも新しい橋がかかって
いた。
名所のこおろぎ橋と清流。
駐車場や観光立て看板が整備されている。
初めて見る「あやとり橋」
渓谷は涼しいが、空には入道雲。
可愛い滝のそばに床がつくられていた。
今は昔、亡妻と新婚旅行で訪れたのは、ここ山中温泉
であった。
もうすぐ90歳を迎える女性が「人生の幕引きの
準備に忙しい」と書いていた。彼女は昨年夏に末
期の胃がんを手術している。
彼女は、子供さんがいないので、独居らしい。
彼女いわく「今の時代は在宅介護が充実していて
病院、看護師、主治医のチームワークがちゃんと
していて、安心して暮らせます」
この投書を読んだ人は、特に先行き不安に陥って
いる人は、少し心配が和らぐのではないか。
どこも悪くない時に収める介護保険料の高額に悩ま
されている人は多いと思う。だが、救われている人
がいることも事実なのだ。
もうひとつ、がんは余命を宣告されても、今日・明日
死ぬことはない。脳卒中など突然死と違って死ぬまで
の時間を与えてもらえる。意見はなし。それぞれ考える
領域だから。
宮本武蔵の一本松近くにある詩仙堂。このあたりは
一乗寺といって、曼殊院、修学院離宮などお寺や名所
が数多い。観光シーズン中は狭い道が人の波が続く。
夏なら空いているかと思って車を走らせた。
詩仙堂は尋ねないと通り過ぎるほど表はそっけない。
これでもお寺なのだ。
そして。
入口まで竹藪など自然に変化ありで、来場者を出迎えてくれる。
「わっーきれい」
げろげろ。コーン、コーン。
なんとカエルの啼き声に合わせるように、鹿(しし)おどしの
音があいづちを打っている。
回遊式の庭園は白い砂に植栽の刈り込みが美しい。庭園を彩る
のが、季節の花々。
アジサイ
桔梗
花はたくさんあるわけでない。少ないので余計美しさが目立つ。
建物はイタイタしいほど華奢だ。
ここでは、人はしゃべらない方がよい。
静かに庭園を鑑賞すべし。