こころの染織

ひと針ひと針心を繕います。
第8章・・月あかりの散歩道・・・私とルナと一緒に月に想いを馳せて散歩しませんか~♪

くらしっくロードの雛人形

2016-02-20 17:13:03 | 第3章・こまちの里から

アメリカン・ブルーです。


今年も雛人形を飾る季節がやってきました。
ルナを迎えてから毎年飾っています。
長いお付き合いのブロ友さんには、もう馴染みのうさぎ雛ですね。


この季節の私の楽しみは、雛巡りです。
雛人形から感じられる「時代」を見ることが好きです。
人形の衣装とお道具から、
その当時をそっと覗いてみようと・・・いつも思ってしまいます。







湯沢へ「犬っこまつり」へ行った後に、
夫が連れて行ってくれたのが、横手市増田の「くらしっくロード」
そこは、商人の町として栄えた場所で、
明治・大正・昭和の建物が残り、珍しい「内蔵」を持っているのです。
そして、今も日々の生活がそこで営まれているとのことです。
こう言う所には、
必ず素晴らしいお雛様があるものです。







蔵の駅・・・と言う観光協会を訪ねてみると、
その建物自体が内蔵を持つ立派な家で、
蔵の内部の写真は撮影禁止だったので紹介できず残念ですが、
私達が今まで見たことが無いほど太い梁を見ることが出来ました。






そもそも、内蔵と言うもの・・・
それは、積雪量の多いこの地域のような所では、
冬の間、屋外にある蔵への道が埋まってしまうので、
「母屋の後ろに建つ蔵を上屋(うわや)で覆う」
そんな発想から生まれたものだそうです。







この中は、ルナも入れる「わんこに優しい」場所でした
蔵の中も入ってOKでした。
ありがとうございます。







そして、やっぱりありました~
立派なお雛様でした。


蔵の駅のある中七日町通りには、
見学できる家(見学料200円)がたくさん並んでいます。
「ルナを散歩させているからどこか見てきたら?」
夫の言葉に甘えて、「雛人形公開中」の張り紙に引き寄せられて、
蔵の駅の一軒隣り、「山吉肥料店」さんの引き戸をそっと開けてみました。






間口はさほど広くないのですが、その奥行きは学校の廊下のようです。
70代ぐらいのご主人様が出てこられたので、「見学」を申し出ると、
「ご案内しますか?」
そう言って、とても流暢に解説をしてくれました。







何でも、「大人の休日倶楽部」も写真を撮りに来て、
ここが撮影ポイントのようですよ~と私にも教えてくれました。
どうやら、予備知識なく偶然入ったこの場所が、最も素晴らしい内蔵だったようです



 



磨かれた黒漆喰の厚い戸は五重になって、
今でも、歪むことなくしっかりと閉じられるほどで、
見事な麻の葉の格子模様も興味を持ちます。

確か、「麻の葉文様」といえば、「麻」はとても丈夫な植物で、
子供が元気にすくすく育ってほしいと願い、
産着の柄などにも用いられていたもので、
建物の一角にも、そう言う願いが盛り込まれているのだろうと思いました。







そのような立派な蔵に、
あの2011年・・・東日本大震災が大きな亀裂を残していたようです。
本当に残念だ・・・と、ご主人は嘆いておられました。







そして、ここでも見せていただきました。
「家内が昨日出したばっかりでした」
そう言って説明していただきましたが、
3代前の奥様が作られたという「押し雛」です。
80年ほど前のものだそうで、その当時の着物も一緒に飾って見たとのこと。
「今も、この家の中で生活をしていますが、
冬場は、家の中のこの廊下も氷点下2度ほどになるので、
さすがに新しい「キッチン」を作りました・・・」
笑いながらそう話されるご主人さま、ありがとうございました。







そんな蔵の町を後にして横手でかまくらを見て、
それから、大仙市で用事を済ませたころ・・・
「携帯が無い?」
夫がそんなことを言い出して、
立ち寄った場所を振り返って電話をかけて見ましたが見つからず。。。


携帯ショップで回線を遮断する手続きをして、
諦めかけたところで、まさかの想いで「蔵の駅」へ電話をかけて見ました。
「ありますよ~
ルナと散歩中に落としていたようで、
親切な方が拾ってくださって、「蔵の駅」へ届けて置いてくれたそうです。
本当は、5時で閉館だったようですが、大仙市から戻ることを伝えたら、
「待っていますから~」
何て親切な・・・・
大変お世話になりました。


夫はとても良く?物を無くす人です。
昔からです。
実は先々週も病院へ行くので私のタブレットを貸してやったら無くして来て、
バスの中で見つかりました。
お財布も免許証も、車のカギ、書類の入ったカバン・・・なんでも必ず出てきます(笑)
本人曰く、「あきらめないで探すからだ!!」とか。。。


無くさない様に気を付けてほしいものですが、
彼の生き方そのものです。
失いかけても諦めない!!    (笑)

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季節の贈り物・友チョコ~♪

2016-02-18 17:21:37 | 第3章・こまちの里から

アメリカン・ブルーです。


前記事に、息子達へのお祝いメッセージ☆コメント、
たくさんありがとうございました。
とても嬉しく感じました。
そして、昨日、Tちゃんのお母様に、
私からも「どうぞよろしくお願いします。」
そんなお電話をさせていただき、末永い交流を願いました。


それぞれの立場を考えると、
やはり私以上にたくさんの不安や心配があると思います。
寂しさも、言葉では表せないものがあることでしょう。
そして、近くに住んでいるということで、
なにかとお世話になることも沢山でしょう。
折々に、身近な友人のようにお付き合いさせていただければと思っております。







さて、少し日にちが経ってしまいましたが、
今年も、rikoさんから、友チョコのプレゼント、頂きました~♪
ドライフルーツ&ナッツがトッピングされている華やかなチョコです。
このチョコはいつ食べるか?です(笑)
「今日は何か楽しいことないかなぁ~」
そんな日に食べたいと思います!!

ルナにもいつも必ずおやつを添えてもらって・・・
そして、大好きなおにぎりせんべい。
あま~いものの後は、これって最高ですね(笑)

rikoさん、いつもありがとう~




  




ここからは、パパさんに頂いた・・・・私の戦利品で~す♪







アールグレィの香りがする生チョコ!!


「秋田のお兄ちゃん~♡」って、いつも慕ってくれる、
うるうるママさんからの
生チョコは大好きです!!
冷蔵庫にしまって、ちょこっとずつ食べる瞬間が良いです。
メッセージにも、「奥様好みかも~」って書いていましたが、
まさしく、その通りでした~(笑)

うるママ、いつもありがとう~







こちらのアップルパイは、ぷぅままさんからの
「パパさんの口に入る?」
そんな心配を掛けましたが~(笑)
ご心配通り、70%は私の口に入りました~

アップルパイは、少し温めて食べるのが好きです。
山形のレジェンドなお店の物のようです。
りんごはゴロゴロ型で、シナモン入りが私の好物。
まさにその通りで、大変おいしく頂きました。

ぷぅまま~ いつもありがとう~







先日、TVで知ったのですが、
今年のバレンタインは日曜日だったため、
「振替バレンタイン」とか言われていたとか・・・
日曜で良かった~と思った人もいたとか(笑)

夫は土曜日に休んで「犬っこまつり」へ行ってきたので、
日曜日に出勤したら、机の上にこんなに沢山いただきまして、
「いつもお世話になっています。これからもよろしくお願いします。」
それが1年一回、皆さまからのありがたいお気持ちです。
例年、殆どが私のおやつになって行きます。







もともと、チョコが大好きなので、
バレンタインは、私の中ではチョコの日。
毎年、大量に並ぶチョコの中から選んで買ったり、
好きな銘柄のチョコは、その日を待たずに買って食べたり、
誰かにプレゼントをするというよりは、チョコを楽しむお祭りでした。


今年は、それをする1月は、夫の病院通いもあって、
気持ちが「バレンタイン」に全く向かっていなくて・・・
大好物のゴディバの今年のバレンタイン限定品さえチェックしていませんでした。。。
でも~♪
頂いた中に・・・発見  







無事に、今年も「チョコの日」を過ごさせてもらって・・・
1年一回のイベントを変わりなく過ごすところが平穏と言うものです。
チョコの効用を信じて、2ヶ月ほどを掛けながら、消化したい予定です。


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湯沢・犬っこまつりへ疑似体験代理旅行~♪

2016-02-14 16:18:13 | 第3章・こまちの里から

ルナです。


秋田県はこの時期、県内各地で小正月行事がいっぱい。
雪国だからこそ、雪を大いに楽しみ長い冬を愉快に暮らす冬祭り
コンセプトはそんな事らしい。
どの行事も地域の風習に根ざし、1年間の無病息災や豊作などを願うもの
パパさんは、その中でも秋田県の最も南に位置する湯沢市の「犬っこまつり」がお気に入り。
「去年は行けなかったから、今年は絶対に行きたい!!」
密かにお休みも調節して、計画を立てていたらしい。







ママさんに寄れば、天気予報は13・14日の両日も
気温は異常に上がりそうだし・・・・
とは言え、一旦決めたら実行型の人だから、槍が降ろうが・・・行くんでしょ。。。 (笑)
出発の時間に、秋田市はすでに







ルナのお家から会場までおよそ90㎞ 
秋田自動車道で1時間10分ほどの予定。
途中、雨は大粒になったり、霧雨になったりを繰り返しながら、
十文字辺りまで来ると、雨は上がり、微かに遠くに光も見えて、
晴れ女のママさん・・・傘要らずの「犬っこまつり」







ほんとうはね・・・・・
このお祭り、夜の方が素晴らしいんだよ!!
前にパパさんが出張で秋田へ来ていた頃、ルナのところへ携帯写真が送られてきて、
ろうそくの灯やかがり火、花火も上がって、
それはもう、幻想的で寒いけれども素朴で温かい気持ちになれるとか。
その写真はこちら 2011年2月・・・大震災の1ヶ月前の事だったね。。。


そんな訳で、本当は夕方から向かいたかったんだけど、
夜にパパさんの職場の送別会の予定が急に入ってきて、
残念ながら、日中の「犬っこまつり」になったんだ。
ママさんは、何でも昼間の方が好きだから、喜んでいたけどね~♪







「犬っこまつり」の解説を少しするね。

 犬っこまつりは、元和の昔より、約400年もの長い間続いたといわれる湯沢地方の民俗行事。
 そのころ、白昼堂々と人家を襲う「白討(はくとう)」という大盗賊がいて、
湯沢の殿様がこれら一味を退治し、再びこのような悪党が現れないようにと、
米の粉で小さな犬っこや鶴亀を作らせ、
旧小正月の晩に、これを家の入口や窓々にお供えして祈念させたのが始まり。








実は、この前の日・・・・
ルナのお家にパパさんの大好物が届いた
「そうだ!!  ほら、ぬいぐるみの疑似体験旅行ってあるよね!
外国にはよく旅行へ行くみたいだけど、なかなか雪国体験できないだろうから、
一緒に気持ちを乗せて連れて行ってやろう~ ね!!」


了解   








豊穣や無病息災を願う雪のお堂には、
地元の銘酒や米粉の犬っこが奉納されているんだけどね・・・・
そこにさり気なく・・・







それからね・・・
犬っこ神社でお参り。
このお祭りでは、犬の御祈祷もしてくれるそうで、
(個別祈祷・両日合わせて先着100名限定。)
きっとたくさんのわんこたちが訪れると思うよ。

ママさんはここで、
ルナのお友達のわんこ、みんなが元気に過ごせますように・・・
そうお願いして来たって言っていた。







子供たちは大きな犬っこに乗って、みんな写真を撮っているよ。
もちろんワンコ達もたくさん来ていたし、
入場OKだよ~♪


 



会場には、ドッグランもあったね~♪
ルナは、ところかまわずゴロスリしつつ・・・







帰りは、少し回って、湯沢市の商店街通りを見て来たよ。
冬祭りでもたくさんの屋台が出ているし、
歩道にもミニお堂が並んでいて、
町を挙げてのお祭り気分、最高だった。


「犬っこまつり」 どうだったぁ~
犬好きなら行ってみたいと思わない?
雪を楽しんでこそ過ごせる豪雪の街。
間もなく、雪解け・・・
ブロ友・さいちママさんによれば、
「犬っこまつり」や「かまくらまつり」が終わると、
長い冬も終わるなぁ~って、そんな気持ちになるそうだよ。







帰りに横手を回って、少しだけ「かまくらまつり」を見て来たよ。







さて、今回、ルナ達と一緒に旅をした贈り物のビール。
「スワンレイクビール」って言う名前で、
新潟から世界へ挑戦した、世界が認めた本物ビールとのこと。


この前、冷蔵庫が壊れた日・・・
パパさんが一番好きなビールをベランダ天然冷蔵庫で冷やすママさんの話を聞いて、
oldオードリーさんが、
パパさんが少しでも元気になれますように~って送ってくれたもの。


オードリーさん、ルナと一緒の「犬っこまつり」
疑似体験どうだった~?
少しだけ、一緒にお出かけ気分味わってくれたら嬉しいな~♪

そして、ルナからもお礼を・・・
いつもほんとうにありがとう








ちなみに、本日は、バレンタインデー
既に、この一本は消化済~(笑)
毎日、楽しみにしながら元気に2月を乗り切りたいパパさん。


バレンタインについては、また後日




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気分爽快!!

2016-02-12 21:23:39 | 第3章・こまちの里から

ルナです。


これは、昨日のお話。
マリンパークでルナを走らせよう!!
お天気が良く気温も上がりそうだったけど、
それなりに準備して、ルナ達は出かけて行った。


一面の雪を想定して、
パパさんもママさんも長靴を履いて出かけて行ったんだけど・・・

え~~~~っ 










マリンパークにはほとんど雪が無くて、
ここだけがすでに春のような景色だった。
遠くに見える男鹿半島と寒風山。
いつもの景色だけど、広がる青い空と海。

気分爽快!!


深呼吸したくなるようなこの広がり。
ほとんどの休みを病院へ出かけていたパパさん。
ようやく、大好きな景色でホッとする時間が出来て良かったね。







祭日だったせいか、
多くの釣り人が釣り糸を垂れて、岸壁はいつもよりも賑やか。。。
「ちょっと、見に行ってきても良い?」
震災から間もなく5年。
唯一の趣味だった釣りをあの日から止めたパパさん。
でも、少しずつ、また岸壁に近づくこの頃。











ルナとママさんは、お散歩しながら、そんなパパさんを遠くから見ていた。
そんな時、何処からか急に現れたカメラを持ったお兄さん?
「コイコイ~」って。。。
しかも、「吠えない?」
ママさんはそう聞かれて、「吠えませんよ~^^」


ワンワンワン


吠えてやったーーーーー


だって、犬好きは「吠えない?」なんて聞かないよ。
本当にルナのこと、どう思ってるか試してやった~(笑)
しかも、断りもなくルナの写真撮るんだよ。
でも、ついいつもの癖で・・・ポーズ取っちゃった
習慣って怖いね。。。


「あら~~ 何で吠えてるんでしょ
吠えないって言った途端から吠えまくったルナにママさんびっくり
「だれだ!! 吠えてるのは?」
遠くい居たはずのパパさんが戻ってきた。。。


やばい。。。 


















しょうがないから、少し残っていた雪の上で、
ストレス解消!!  ゴロスリ祭り~♪


うひょ~~~







ふぅ~~


気分爽快!!  




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名前は「茶々姫」

2016-02-10 15:48:28 | 第3章・こまちの里から

アメリカン・ブルーです。


もう、そろそろ雪の写真もお終いにしようかと思っていましたが、
立春以降、それ以前にもまして雪の日が多くなってしまいました。
降雪量も昨日は28センチとのこと。
秋田市としては、これでも例年比では少ないのだそうです。
今朝、ペットボトルの回収日だったので1階へ降りていくと、
マンションの入口が凍っていて、危なく転がりそうになりました。。。
案外、気の緩む頃・・・何事も注意が必要ですね。


  



そんな窓からの雪景色を見ながら、ふと、兄のことが気になって、
電話をかけて見ました。
「兄」とは、夫の7歳年上の兄で、私にとっては義兄ですが、
人柄なのでしょうか・・・
既に35年も兄妹の関係ですが、この兄を実兄のように思うこの頃です。



それと言うのも、
実は、1月に、少し兄と連絡が取れなくなったので、
夫が心配するので、私が電話をかけて見たところ、
「そろそろ、仕事を完全に辞めたいので夜は電話に出ないことにした・・・」
そんな事を言っていました。
自営の仕事を閉じるときは、そんな苦労もあるのかもしれません。
「ところで、実はアメブルに聞きたいことがあったんだ!!」
私は、夫の元へ嫁いだ日から、
「もう、家の者になったのだから、『さん』づけはしないから・・・」
そう言われて、両親も兄も私を普通に名前で呼んでいました。
そこもまた、「兄」を感じるところかもしれませんね。
   間もなく、わが家にも「お嫁さん」が・・・さて、どう呼ぶんでしょうね~(笑)



  



兄の要件とは、
「犬か猫をもう一度飼いたいが悩んでいる・・・」
そんな内容でした。
2011年に母を見送り、その1年半後に妻を見送り
そして、唯一の家族だったを昨年見送りました。。。
もちろん、子供は居りますが遠くに住んでいるので、
兄の日々の話し相手はそのだったのです。


猫がいなくなってから、その事がとても寂しいと2度ほどメールを貰っていましたが、
兄も今年67歳になるので、
次の子を迎えるとして、の一般的な寿命を考えると、
そこが一番のネックになるのです。
その子の生涯に責任を持てるかどうかです。
それは、私自身でさえも最近考えることでもあります。
太らせてしまったルナを抱いて、階段を降りられるだろうか・・・なんてことですけどね。


兄のこれからの毎日を考えると、
そばに居てほしい・・・・
その反面、ひとりでこの先も大丈夫かと色々なことを考えました。
すると、兄がこんなことを言うのです。
「出来れば、たった1匹だけど助けたいと思っている。」
兄は、保護されている猫を引き取りたいと言っているのでした。
「今は、保護されている犬や猫も簡単には譲渡されないから、
それでは、自分が本当にこの子と暮らしたい!大丈夫!って思うまで、
何度か、譲渡会や勉強会などに出向いて、気持ちを確定させてからにしては?」
そして、
「必ず、どこか預けられる場所を作っておかないとね。
それは、かかりつけの病院であったり、ペットサロンやホテルも大事だよ。
保険だと思って、そう言う所へ通いながら、
情報を貰ったり、助けてもらえるコミュニケーションを取っておくこと。」


 


そんな話を兄としてから1週間後・・・・
「本日、保健所から居候を連れてきました。
1週間のお試し同居します。」
そんな連絡が来ました。

えっ?

直ぐに電話をかけて見たら、が家にやってきたそうです。
いろいろ聞いてみたところ、
保健所が説明会を開くというので参加しに行ってきたところ、
可愛いに出会ってしまい・・・
でも、私にあれこれ言われていたので一旦家に戻って考えてみたのでしょう。
その子が気になって、もう一度会いに行ったそうです。
また家に戻って、北海道に居る娘に電話したらしく
「好きなようにしたらいいんじゃない(笑)」
許可が下りたようで、その日3度目の保健所に出向き、
1週間のお試し同居が許されたのだとか・・・

「それは良かった~^^」

その日から、2週間が過ぎたけれど、果たしてその後どうなっているのか?
さすがに気になって電話をしたというわけです。






名前は「茶々姫」
兄の家の子になったそうです。


「電話しなくちゃって思いつつ・・・ごめん。。。」
そう言いながら、嬉しそうに茶々姫の話をしてくれました。
昨日は、2週間経ったので、
病院へ一度連れて行くようにと保健所から言われていたので、動物病院で受診。
名前を聞かれて、どうしてその名前?
「茶色いから~」
先生は大笑いしたそうで、確かに茶々姫と言ったら「淀君」を連想したんでしょうね。
健康上は何も問題は無かったそうで、避妊手術済み。
ただ、保健所では3歳と言われたそうですが、推定5歳ぐらいのようだとのこと。
病院には、ペットホテルの設備もあったので、
その病院にいろいろ相談しながら可愛がって行きたい・・・と言っていました。


 


実は、この茶々姫・・・
あるひとり暮らしのおばあちゃんのところで飼われていた子だったようです。
体調を崩されて、入院されたのかと思うのですが、
家族が引き取れなかったようで・・・・
兄に出会えて、良かったと思います。
また、兄も茶々姫に会えて良かったと思います。
最初は、なかなか保健所から入れられてきた段ボール箱から出てこなかったそうですが、
箱に手を入れても爪も出さず、
穏やかで人懐っこさは感じていたそうです。
2週間経った今は、時々膝に乗ってきたり、兄の布団の上で眠ったり、
爪とぎも決められた場所でちゃんとできるし
ただ・・・・
兄が言うには、とても綺麗好き過ぎる子で、
何度も何度もで砂をかけて砂をかけて・・・・・
人生こんなに砂掃除をしたことが無い・・・(笑)
前の飼い主のおばあちゃんにきちんと躾されていたようです。



「環境が変わって驚かせてはいけないから、
なるべく大きな音をさせない様に、静かにゆっくりと過ごさせている。
俺の方が気を遣って猫に飼われているようだ~
そう言って笑っていました。
電話を終えると、直ぐに茶々姫の写メールが届きました。
兄を元気にしてくれそうな茶々姫。
「目を開けたらもっと可愛いぞ~」
兄の住む米沢市は、今年、兄の人生の中で最も雪のないあり得ない冬だったそうです。
そんな兄と茶々姫に暖かくなったら是非会いに行きたいと思います。


      ・・・・・  


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