アメリカン・ブルーです。、
ルナと散歩に行きました。
街路樹が少しずつ春めいてきました。
黄色い蕾・・・たぶん、サンシュユ?
昨日から夫は福島県郡山市へ一泊の予定で出かけました。
先日の地震復旧の手伝いです。
最近、泊りの出張が続いています。
以前は、それが週に3日ぐらいあったり、
1週間の予定も普通にあったので、準備もスムーズでした。
今は、薬を持ったり、マスクを持ったり・・・
細かな持ち物が増えたようで大変です。
夫が居なかったので夕食も早めに済まし、
今日配達分のネットスーパーの注文を始めると、
地震の後には必ず商品の並びが悪くなるのですが、
今回も「天然水・いろはす」が最も欲しかったのですが、
水類、ティシューペーパー類などが数量制限されていました。
水はほぼありません。
コロナが始まったころも色々なものが消えましたが、
やはり、今回も不安が募り、多くの方が保存を始めたのでしょう。
来月、10年目の3・11・・・あの日がやって来ます。
連日、TVでも新聞紙面でも、10年を振り返る映像や記録が出され、
私も毎日のようにそこに気持ちが向かっています。
そんな昨夜・・・
パソコンのメールの確認を怠っていたことに気付き、
3日ぶりに開けてみると、
「メッセージ」が届いていました。
差出人は、
2019年3月11日(月) 午後10時25分(45分)~
NHKドキュメンタリー
震災ドキュメンタリー「あの日の星空」
その中で私が一番心に留まった、
息子さんと一緒見た「あの日の星空」を語ってくださっていた方でした。
NHKさんから今年も再放送をすると連絡があったそうで、
その流れで、色々検索しているところに、
私のブログに出会った旨が書かれておりました。
番組の中で紹介された親子の話。
おそらく多賀城辺りのマンションにお住いの方かと思われましたが、
窓から見える仙台港が燃えて、その火の勢いが凄まじく、
どうにもならない気持ちでいるところへ、
息子さんのお友達が来て、
星が綺麗だから出てこないかと・・・
お母さまは、「こんな時に星なんか!」と言ったそうですが、
一緒に反対側の玄関方向へ出てみると、
信じられない星空を目にして・・・
息子さんとお友達に、この光景を忘れてはいけないよ!と話したそうです。
いつもふざけてばかりだった二人が素直に「うん」と言ったんです・・・
その言葉が印象的でした。
マンションの親子は私と息子です・・・
そう書いてくださって、びっくりしました。
あの日の夜空・・・「満天の星空」と題してブログを更新しましたが、
同じあの日の星空を見ていた方と10年の時を経てここで出会え、
大震災に揺れた記憶はそれだけには留まらず、
新たな想いを深くしてくれました。
息子さんは今年小学校の先生になられたそうで、
きっと、「あの日の星空」の話を生徒さんたちに語りながら、
命の大切さや希望を失わないこと、
忘れてはいけないことの多くを教訓として伝えてくれると思います。
ご連絡を頂いて心が温かくなりました。
ありがとうございます。
拙いブログではありますが、
こうして「書くこと」でその年月を越えてきました。
また今年も3・11には新たな気持ちで綴れたらと思っております。
今は蕾のサンシュユの花・・・
きっとその頃、春の陽ざしに黄色の元気を咲かせるでしょう。