アメリカン・ブルーです。
母との別れから、早いもので、もう10日が過ぎていました。
言いようのない虚脱感が抜けず・・・
前記事には、皆さまからたくさんのお悔やみと励ましのコメントを頂きました。
また、メール、ライン、電話、お手紙・・・
本当にありがとうございます。
母は、私が生きている間、私の記憶の中でずっと生き続け、
折々、私を慰めたり、立ち止まらせたり、
涙させたり、笑わせたり・・・・
きっと、そうしてそこに居るのだろうと想い始めました。

夫は、葬儀から帰った翌日・・・会社の運動会に参加して、
その次の日は、植樹祭に石巻へ。
その後も、会議や送別会等々、何処にそのエネルギーを持っているのかと思いつつ、
今日は、定期検診でいつもの病院ツアーで休みを返上しています。
生きている時間って、その使い方によって、
単色から虹色・・・そして、生み出される新色へと大胆に変わってゆくのかもしれません。

父の初七日には、東根から月山へ登りました。
天国に近い場所から、大きな声で叫んでみました。
花が好きだった母のために、
安らかな丘から、祈りを・・・・そう思い立って、
薬莱山麓のふるるの丘へ行きました。
赤いサルビアは少し見頃が過ぎておりましたが、
この素晴らしい景色に気持ちが慰められる想いでした。


夫は、木陰でこの景色をゆっくり見ているから・・・
そう言って、教会のそばの大きな木の下に腰を下ろし、
ずっと、ルナと一緒に待っていてくれました。
望遠でのぞくと、多くの人達に声をかけられて、喜んでいるルナの姿が見えました。


私は、ひとりで「ふるるの丘」を隅から隅まで回って、
5000歩以上の歩数で、久しぶりの良い運動だったようです。
その年の誕生日に超広角レンズを買ってもらって、
北海道・美瑛の「四季彩の丘」を訪ねた日を思い出します。
とても比べ物にはならないスケールではありますが、
ここも十二分に描くものは一緒で、
受け取る空気や色の美しさは何度訪れても飽きることはありません。

キバナコスモスが秋色を強くして、
元気になって!!
そうおしゃべりな黄色が大勢で語りかけます。
昨日から、ずっと休んでいた「ラジオ体操」もようやく始めました。
今日は、本降りの雨で出来そうにありませんが、
明日からは、息子とともちゃんが、
「短い時間だけれど手伝えることがあれば・・・」
そう言って、玄関前の草取りをしていってくれました。
そのせっかく綺麗にしてくれた続きをしたいなぁ~と思っています。
虹色のひとつひとつは、
家族だったり友人だったり、
お世話になっている多くの人達から受け取った「光」なのだろうと思う今日です。






