ルナです。
今日、夕方になってから、
「ルナ、お散歩に行こうか~♪」
「行く~~」
予定が少し変わって、明後日の午前中に引っ越しが来ることになった。
当日は、ゆっくりのはずが、早起きして最後の片付け。
ルナも、その前に「あんでるせん」さんへ行って、
秋田で最後のトリミングしながら時間を待つ予定。
この公園をゆっくり散策するのも今日が最後。。。
つくしが顔を出していたよ。
2年半・・・
東根では毎日月山を臨み、果物の木に囲まれた日々。
屋上のドッグランもルナは好きだった~♪
秋田へ来る前にお家を決めるとき、
ママさんはこのマンションの目の前の公園が気に入って、この家を選んだ。
四季折々の草木の語らいを感じ、
ベランダから見る夕陽が綺麗で、
そこに秋田のシンボルのような風車が回る景色。
「家」ってとても大事だなぁ~っていつも言っていた。
転勤が決まってから、パパさんが唯一のお休みの日。
2人で、歩いて行けるとんかつ屋さんへ夕飯を食べに行ってきた。
確か、ここへ引っ越して間もなくもそこへ行っていたよね。
「送別会で泣いてしまうかもしれない・・・・
こんなことは一度もなかったのに。。。」
パパさんがそんなことを話したそうだ。
実は、パパさんの会社はたくさんの店舗を持っていて年中無休の会社なんだよね。
新入社員で過ごした店舗での6年間以降、
人事部、商品部、営業部・・・ほぼ、そういう部署で働いてきたんだけど、
東根へいわゆる「飛ばされた~」らしい(笑)
でも、そこでの1年は、身体のためにはとても良い時間だったと今は思う!!
そこから仙台へ帰ると思っていたのに、またまた北へ。。。
でもね、この秋田での1年半。
お店に勤務して、約50人ほどの直属部下とそれはとても楽しそうに過ごしたよね。
仙台に居る頃は、ため息をついて出勤していたけれど、
秋田へ来てからはそれが無かった。
職場の仲間達と「ひとつの物」を作りながら過ごすって、
今までになかった活力だったのかもしれない。
もう決して若くもないのに、
閉店までお店にいるし、重い荷物を持ったり、脚立に乗ったり。。。
夜な夜な足はつるし、肩は痛い。
それでも、休みの日は、「休んだぁ~」っていう日になるように、
ルナとママさんとお出掛けしたよね。
お店はますます大変になって行く時代・・・
去ってゆく自分が申し訳が無い・・・そんな気持ちがあるみたい。
でも、パパさん、そんな身体でたくさん頑張ったよね。
とんかつ屋さんでお腹いっぱい食べて、
2人でゆっくり夜空を見ながら歩いて帰る。
「やっぱり、この2年半・・・楽しかったね~」
2人とも、同じ気持ちで、ここから帰ること・・・よかったね。
ルナもそう思っているよ。
明日の送別会、いっぱい泣いてもいいんじゃない。
「ありがとう。楽しかったよ!!
身体の事8割、ママさんへの配慮2割で今回の帰還。
パパさんにとっては、居心地の良い環境を後にする切なさもある。
でも、元気になったらまた次の事を考えよう。
今できる最善を尽くす!!
そうだよね。
「こまちの里から」は今日が最終回。
秋田でのルナ達の生活にも沢山の応援、ありがとう~♪
秋田県の素晴らしい所もたくさん紹介できたと思うけど、どうだったかな?
いま、ルナの頭の中には、「秋田音頭」が鳴り響く。
次回の投稿は、仙台から・・・第4章が始まるよ。
また、ルナが元気に登場する日までしばしのお別れです