こころの染織

ひと針ひと針心を繕います。
第8章・・月あかりの散歩道・・・私とルナと一緒に月に想いを馳せて散歩しませんか~♪

転居のわけ

2018-06-25 19:27:47 | 第5章・明日へ向かって!!

アメリカン・ブルーです。



引っ越しから2週間が経ちました。
この土・日・・・ようやく家にこもって片付けをしたせいで、
何とか、このスペース(狭さ)にも慣れて、
見た目には、片付いたかなぁ~という感覚に落ち着きました。

昨年、息子とともちゃんから贈られた紫陽花・・・
ベランダで健在です。







ルナと夫が公園を初めて散歩しました。
私は、宅配便を受け取る都合で、ベランダからその様子をパチリ。


夫が、「山や海が見える景色の良いところで暮らしたい。」
そう言いだしたのは、今年に入ってからでした。
昨年末から、病院通いが続き、
1月から3月までは、ほぼ毎週のように休みは病院・・・
そんな生活に、気分を変えたかったのだと思います。


また、今年の冬の寒さが夫の身体にとても応えていました。
血圧が相当低いので、私たちの感覚では想像しがたいようで、
暖房の限りを尽くしましたが・・・応じきれませんでした。
そんな時に思い出すのは、寒冷地でありながら暖かかった秋田の賃貸マンション。
外は、吹雪で凍えそうでしたが、
家の中は日中は暖房要らずだったのです。


2年前、転勤から戻ってきた折に、
3年近く家を空けていたせいで、傷んでしまった部分をリフォームしましたが、
その折も、家の空間が広すぎたので、
平屋の小さな家に建て替えも考えました。

また、将来のことも・・・

この家を維持することで、
千葉に住む息子たちへの大きな負担を残すことにならないか・・・
いま、30年住み慣れた土地を離れることに切ないのは私だけ。
夫の身体を最優先に考えると、
「暖かい環境」「交通の便利な場所」「病院に近いところ」「景色の良いところ」・・・
そして、将来、売却するにしても賃貸にするにしても、
この環境ならば、現状よりも価値があるはず・・・


そもそも、夫はずいぶん前から、
「歳を取ったら、病院傍で、街中の便利なマンションに引っ越そう~!」
そう言っていました。
そんなことを言っても・・・現実的ではなかった私は、話として記憶にとどめていました。
夫の通う病院は、その頃、仙台市の中心部にあって、
とてもとても、そんなところに転居は不可能・・・そう思っていたのです。
ところが、その病院が、3年半ほど前に、
地下鉄駅に換算すると、3駅、南へ下がってきました。
この環境の中へハマって、
元々が、JRの貨物ターミナルだった場所が再開発されて、
震災後に、道路が整備され、マンションが立ち並ぶ副都心的な場所となりました。
「引っ越そうか・・・」


この公園が気に入って、この場所を選びました。


早朝は、ご年配の方々が、この公園でラジオ体操をしています。
午前中は、若いママ達の憩いの場のようで、
小さな子たちが走り回ります。
午後は、小学生の楽しげな声が響き、夕方6時になるとその姿が消えます。


若い人たちばかりなのかと販売業者に聞いてみると、
「3割は、アメブルさんたちよりもご年配の方々の転居です。
便利な場所への住み替えを考えた方と、
お子様方から勧めがあった方々が多いようです。」


そう聞くと、
少し無謀だったかと思っていた今回の転居も、
そういう事でもなく、
「今」私たちの選択として良かったのかもしれないと思えました。







あちこち、連れまわされて迷惑なのはルナです。
でも、幸いなことにとても順応性の高い子なので、
「また引っ越しかぁ~・・・」
そんなことで、特別な心配もなく、環境に慣れました。
高いところも平気なので、ベランダが気に入って、夕涼みをしています。







今回の転居に当たって、
とても多くのことを勉強しました。
その事も、これから書いてゆきたいと思います。



コメント (18)
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