あの青い空のように

限りなく澄んだ青空は、憧れそのものです。

スイカを 開けて

2012-09-05 08:59:22 | インポート

「ミカンを開けて」と 差し出す 小さい頃の娘の心境を思い出しながら、新たに収穫したスイカを開けてみることにしました。

ワクワク ドキドキ しながら、2つ目のスイカを収穫し、包丁を入れてみました。刃先が少し入ったところで、ビシッと 縦にひび割れが生じ そのすきまから 中が見えました。赤ではなく レモン色が見えたので、もしかすると 早すぎたのではと不安になりました。そのまま一気に包丁を下ろすと、勢いよく二つに割れました。濃いレモン色の中身が はっきりと目に写りました。

そういえば スイカの種は、3種類播いたはずでした。1つ目のスイカと2つ目のスイカは、外側にできる模様が同じだったものですから、てっきり1つ目と同じ中身は赤色だと思って切ったのですが、種類の異なるものだったようです。開けてびっくり玉手箱 という印象でした。

妻とそのことを語り合いながら、さっそく切り分けて試食してみました。驚くほどあまくみずみずしい味がしました。種の一部に白いものが混じっていましたが、今がちょうど食べ頃だったようです。(うん、これだと市販のスイカに負けない味だ) と思いました。皮の近くまであまみの行きわたったスイカだったので、家族にも大好評でした。

そして、今朝 昨日収穫した 3つ目のスイカに 包丁を入れてみました。これまでの2つと異なる模様をしたものだったので、どんな中身が出現するのか、ワクワク ドキドキ しました。包丁の先をちょっと入れだけで 縦割れが生じたので、完熟した頃あいなのだと直感しました。二つに割れた中身は、熟した赤色で 見ただけでも おいしそうな感じがしました。食べてみると、口中にあまみとみずみずしさが広がりました。これより早く収穫しても遅く収穫しても味わうことのできない、完熟した状態でした。ブログを読んでくださる皆さんにも その一片を味わっていただきたいなあと思いました。言葉だけ差し出すような形になってしまい、申し訳なく思います。

次の収穫を待っているスイカがまだまだ畑にありますので、中を開ける楽しみはまだ続きそうです。雨の降らない暑い日が続いているようですが、降り注ぐ太陽が作物の味をこれまで以上に高めているような気がします。今年は、トウモロコシもエダマメもトマトも、格別の味わいがありました。でも、そろそろ水不足も深刻になりそうですので、雨の恵みも必要になりそうです。

天の神様に、穏やかな雨を降らせてくれるよう お願いしてみたいと思います。