先日の夕方、畑を見て驚いてしまいました。
そろそろ収穫時と考えて、スイカを植えたところを見回ってみたところ、食べ頃と思っていたものが、4つほど見事に割れていたのです。完熟の状態が過ぎ、自らはじけるように割れたのだと思います。赤いスイカが3つ、黄色いスイカが1つ。人間の都合には合わせてくれなかったようです。暑い日が続いていたので、中の熟れ具合いも 予想以上に 進んでいたのでしょう。収穫のタイミングがずれたので、中を開ける楽しみも消えてしまい、残念に思いました。
作物の成長に合わせて、ちょうど良い時期に収穫することの 難しさを改めて感じました。ためしに、少し小さめで 収穫するのには早すぎるかなと思った スイカを切ってみると、中は真っ赤に熟れていました。大きさだけで、収穫の時期を判断するのも、まずいのかなと思いました。
暑い日は続いていますが、朝晩の涼風には秋の気配を感じます。作物たちは敏感に季節に応じた育ち方をしているのかもしれません。スイカも、そろそろ種をつくる頃と見なして、熟れる頃あいを速めているのかもしれません。
人間の感覚よりも 自然の持っている成長のリズムに合わせて、作物と向き合うことの大切さを学んだような気がします。
それにしても もったいないことをしたなあ と 人間としての感情は 訴えているのですが……