あの青い空のように

限りなく澄んだ青空は、憧れそのものです。

愛らしき アゲハの幼虫

2012-10-01 21:00:14 | インポート

これまで、撮った写真を通して アゲハの幼虫を紹介します。ようく見ていただくと、その愛らしさを感じることができるかもしれません。

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アゲハの成虫は、多くの人がきれいなチョウだと思えるのかもしれませんが、幼虫の段階の姿を美しいと思う人は、少ないのかもしれません。

でも、考えてみると、卵から幼虫、幼虫から成虫へと さまざまな姿・形を経る中で、成虫の段階まで成長できるのは、限られた数なのかもしれません。親から命のバトンを受け、厳しい自然環境の中で 最後まで走り通すことの困難さを、感じてしまいます。だからこそ、今こうして目の前にする 幼虫の命の尊さとかけがえのなさを 思います。この写真の中の命が、空を思う存分かけめぐる アゲハチョウとして 飛び立ってくれることを 心から願います。 












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幼虫の引っ越し

2012-10-01 09:03:15 | インポート

低いサンショウの木の葉がすっかりなくなってしまいました。アゲハの幼虫たちにとって、もう食べる葉が一枚もありません。小さめの幼虫が1匹、葉のない枝にしがみついた状態で死んでいるのを見つけました。体の色が、緑から褐色に変わっていました。葉がいっぱいある時期に生まれたらよかったのにと、とてもかわいそうになりました。

なんとか他の幼虫を救う手立てがないものかと考えました。そこで、思いついたのが鉢植えのミカンの木でした。鉢植えですので移動が簡単にできます。さっそくサンショウの木のそばに枝が重なり合うように、鉢植えのミカンの木を置きました。うまく枝から枝へと渡ってきてくれるといいなあと思いました。夕方に見てみると、うれしいことに1匹の幼虫がミカンの葉に移動しているのを発見しました。次の朝に見てみると、移動した幼虫を3匹も見つけました。ミカンの葉が、幼虫の口にあうのかどうか気がかりではありますが、なんとかこのまま成虫まで育ってほしいと思いました。

もう一本の高いサンショウの木も、上の葉はすべてなくなり、わずかに残った下の方の葉の周りに、4匹の幼虫が集まっていました。こちらの葉も、あと少しで食べ尽くしてしまいそうです。そこで、このサンショウの木のそばにも、鉢植えのミカンの木を移動することにしました。ミカンの木が2本あってよかったなあとしみじみ思いました。移動できたかどうかは、明日の朝に確認したいと思います。ただやはり心配なのは、これまで食べてきた葉と異なるので、うまく口にあうかどうかという点です。

さらに心配なのは、台風の接近です。激しい風雨の中で、幼虫たちが飛ばされてしまわないかと不安になります。

何とかこの危機を乗り越えて、空を舞ってほしいと願っているのですが……。

◆追伸: 今朝、無事を確認し、ホッとしました。

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