昨晩は、仙台で かっての教え子たちと再会することができ、楽しいひとときを過ごすことができました。市内のＫ小学校で４年３組を担任していた時の子どもたちです。もう３７歳になり、それぞれが、社会人として第一線で活躍し、さまざまな立場で誠実に生きている姿に、心打たれるものがありました。参加できなかった他の子どもたちの消息を聞くこともでき、元気でいることにとても安心しました。子どもたち（もう立派ですてきな大人ですが）にとって これからの人生に これまで以上の たくさんの幸せが訪れますように！ と 願わずにはいられませんでした。
震災以来、人との出会いに深い喜びを感じるようになりました。お互いに無事で、こうやって生きて出会えるということのありがたさ。多くのかけがえのない命が失われ、一人ひとりの命の尊さや命の重さを改めて考えることができるようになったからでしょうか。
久しぶりの再会であればなおさらです。１０歳の時の初めての出会いから２７年が経過したことになります。その間にいろんな苦労や悲しみを乗り越えてきたことでしょう。喜びや幸せを味わってきたことでしょう。見ることのできなかった それぞれの歩んできた人生の重さを感じます。
心残りだったのは、一人ひとりと十分に語り合えなかったことです。久しぶりの再会ということで、どこか私自身にも遠慮があったような気がします。次回の再会の折には、一人ひとりの人生の重さを感じながら 多くのことを語り合うことができたらと思います。
