★Rindanの暮らしのひとしずく★

作ることが好きな私。。。多少ずれてる角度から見る他愛無き日常を綴ります。。。

パスポートのいらない英国✨豊かな緑の中でのハイティー☕

2021年07月05日 | 令和食べ歩き
7月に突入~ 毎日いろいろあって何が何だかさっぱりポンっ。
今月は引っ越し業者さんを決めつつ、色んなことがまた大きく動きだすので、心に余裕をもって一歩一歩すすめてゆくのが目標

さて、先月の事となりますが、、、、
母の日と早めの誕生日をまとめて祝ってしまおうと訪れたのは、、、パスポートのいらない英国「ブリティッシュ・ヒルズ」
以前は、なかなか行きにくい場所と思っていたけれど、、、
国内外と旅行がなかなかできない今は、気軽に行ける英国だと距離も心も相当近くなった
人は基準が変われば考え方もガラリと変わりうる
私は今回で4度目で、母は2度目なのだが、アフタヌーンティーは未経験。
聞くところによるとパーティのようなものに招待されたのだそう、、、ただ10年程前で殆ど忘れているそうな(笑)

更に後日、伯母がツアーで来る予定で、姉妹で共通の話題で盛り上がりたいという気持ちになったからか、
母は終始のりのりで、今回ここをお祝いの場に選んでよかったなと思うのであった

          

今回、楽しんだのはアフタヌーンティーにお食事が付く「ハイティー」というもの。
母がハイなのでハイティーではなく(笑)アフタヌーンティーにお肉やお魚料理を加えてお茶会と一緒にした食習慣で、
ハイテーブルやチェアーで頂くことからこの呼び名になったのだとか

ハイティーの世界にどっぷりとつかる前に「ブリティッシュ・ヒルズ」のご紹介でも
岩瀬郡天栄村の海抜1000mの森林の奥深くに佇み、突如現れる広大な楽園は、どこか別世界にたどり着いたかのような感覚になる。
ここは、スコットランド・ハイランド地方と似た風土を生かして作られた本場の疑似体験ができるパスポートのいらない英国。

いきなりスイッチが切り替わる瞬間、、、入り口では岩づくりの城砦や立派な門がお出迎え。

           

青空に映える可愛らしい建物は、アフタヌーンティーなどが楽しめる「アスコットティールーム」
今回は日本語OKだったけれど、以前、スタッフさんが英語オンリーだったりして注文にもたついたことがあり、己のスキルの低さに愕然。
そんなあなたに(笑)語学を楽しく学べる「ブリティッシュ・ヒルズ」で行われている英会話レッスンを受けるのもあり◎

         

この日は大変すばらしいお天気だったので、テラス席を利用しての「ハイティー」
周りは豊かな自然、鳥のさえずりと、、、最高のロケーション

まず運ばれてきたのは、オードブル(自家製ソルトビーフ、スモークサーモンサラダ、ソーセージ)
通常のアフタヌーンティーに、プラス500円で付くので、お祝いランチとして楽しむのならこちらが断然おすすめ
母の年代だと後半お腹いっぱいになってましたけれど、、、私は余裕で母の分もいくつか消化しつつ、、、

自家製ソルトビーフは、牛肉をロックソルトとハーブに漬け込み、さらに時間をかけて火を通して仕上げた逸品。
噛めば噛むほどに旨味が広がり、ここでしか味わえない美味しさの余韻に浸る、、、

                  

アフタヌーンといえばティースタンド。
元々はコースのように運ばれていたものを、サービスの簡略化のためあとから考案されたもの。
とはいえ、この3段スタンドがアフタヌーンティーの魅力をより引き出しており、恋焦がれる所以。

英国の伝統レシピを中心に、パティシエがひとつひとつ手作りされたケーキは4種類
キャロットケーキ、ベルベットカップケーキ、ラミントン、フルーツタルト。
どれも美味しいのだけれど、奥深いキャロットケーキの美味しさと食べやすさに軍配
たっぷりのニンジンや植物性のオイル、スパイスなどを使用して作った生地に、
クリームチーズをベースにしたチーズフロスティングをかけて作るケーキ。
甘さも程よく絶妙、、、何よりも紅茶に合うし、相乗効果でどちら側も引き立つ。
ラミントンは「アスコットティールーム」の定番ケーキの一つで、数種類のフレーバー有。
ラミントン とは、 四角状に切ったスポンジケーキを伝統的なチョコレートソースでコーティングし、乾燥ココナッツをまぶしたもの。

         

フレッシュバターを使用した自家製スコーンは横半分に割り、
英国式にたっぷりのクローテッドクリームといちごジャムをのせて頬張る

ジャムが先かクリームが先か、、、紅茶が先かミルクが先か、英国論争、、、特に決まりはなくお好みで

トラディショナルサンドウィッチは、イギリスを代表するチキン、エッグ、キュウカンバー仕上げ

           

美しい品のあるティーセットは見た目も清楚で気品にあふれ、より紅茶を美味しく感じることができる。
紅茶は3種類(ダージリン、イングリッシュブレックファスト、アールグレイ)からお好きなものを。
今回、選んだイングリッシュブレックファスト。マイルドな味わいは心も体も解きほぐしてくれる。

         

お決まりの母の記念撮影(笑)本人は遠慮がちだけど「今日がいちばん若いのだから」と半ば強制撮影
いきなり!りんだんのファッションチェック(笑)
伯母作ハンドメイドワンピースは、レトロ感とピーターラビットをうっすらと感じさせる色合いが本日の雰囲気にマッチ(笑)

         

楽しい時間を過ごした余韻を家族にもと、店内のショーケースのスコーンとショートブレッドをささやかながらお買い上げ。
料金がポンド表記なので、ここでもまた英国気分を味わえ、100ポンド、100円なので、気分だけそのままに(笑)頭を悩ます必要なし。

                  

ティータイムを満喫した後は、豊かな自然に囲まれた中世英国の敷地内をゆっくりゆったりお散歩
関東からの品の良い小学生たちが研修にやってきていて挨拶されたり、会話をしたり、、、

去年の今時期、チューダー様式のゲストハウスにて「ティーマナーレッスン」を受講したのを思い出す
それ以来、紅茶を美味しく淹れる「ゴールデンルール」をほぼほぼ実践中(笑)完ぺきではなく余白を残すのが自分流(笑)

                  

15~16世紀イギリスの伝統的なハブを再現した「フォルスタッフ パブ」では、パブの他にランチも楽しめる
月替わりで替わるランチは本場の雰囲気プラスボリュームがあり一度は利用してみたい。
「水飲み場」では、ブリティッシュ・ヒルズから湧き出た美味しい水を飲むことが出来るのだとか◎

         

どこに視線を向けても本格的な雰囲気と手入れが行き届いた美しさにうっとり
それもそのはず、建築資材はすべて英国から取り寄せ、建築様式からインテリアに至るまで時代考証に基づいて調えられているのだから

                  

広大な敷地の中央に構える「マナーハウス」 マナーがなってないので内心どきり(笑)
マナーハウスとは、行儀や作法のマナーではなく、中世ヨーロッパにおける荘園において、地主たる荘園領主が建設した邸宅のこと。
建物の前には堂々たる銅像は、、、えーと?誰(笑)劇作家、詩人のシェークスピアでござーい。

          

撮影にも使用される豪華な館内は自由に見学可能。
豪華すぎると警備など張り詰めた空気感があったりするけれど、ここでは皆無、親切で懐が深くゆったり過ごせるのは有難い。

                  

コッツウォルズを思わせる雰囲気の「シェイクスピアズコテージ」
以前はギフトショップだった建物が、小さなお子様でも楽しめる宿泊施設のコテージにリニューアル。

                  

ガーデンには美しい花々で彩られ、贅沢な自然の中で生き生きと輝いています

           

自然の中へ溶け込む母、、、好奇心旺盛です 迷子になっちゃだめよ(笑)

                  

ここでしか味わえないショートブレッドは大のお気に入り 落っことして割れたけど見た目的にはセーフ。
ラズベリーの酸味とほのかな塩気とホロホロした食感が心地よい。

                  

7月がスタートして、5日も経過したとは、一点集中型の自分は他が目に入らなくなる傾向、、、光陰矢の如し、おそるべし。

コメント (4)
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