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作ることが好きな私。。。多少ずれてる角度から見る他愛無き日常を綴ります。。。

⛅光輝く島スリランカ7日間④苦行の絶景♪世界遺産シギリヤロック登頂⛅

2024年08月04日 | スリランカ1人旅2024年 

スリランカ旅行の続きです(*>ω<)/

スリランカはインド洋の南東部に浮かぶ島で、国土は北海道の8割ほどの大きさからなり、
小さな国でありながら8つの世界遺産が登録されています◎

スリランカを訪れたなら、世界遺産に登録されている「シギリヤロック」という伝説の岩山は欠かせません

ジャングルの中にそびえたつ高さ195mの巨大な岩山。
今からおよそ1500年前に、岩山の頂上に王宮が築かれ、
岩山の中腹には壁一面に美女たちの絵が描かれていたという。

王都として使われたのはわずか11年。
栄枯盛衰の背景には、王の歪んた野望と孤独な権力による悲しき末路。

その宮殿跡を見ようと、今では世界各国から人々が訪れる一大観光地となっています。
ただ、容易に登れるところではなく、1200もの階段が待ち受けています!

料金所を通過すると一気に遺跡の雰囲気があらわになります。
内堀には当時、敵の侵入を防ぐためワニと毒蛇が放たれていましたが、今はワニだけ生息🐊

真っすぐとのびる道の先に、シギリヤロックがどどんと聳える人気の撮影スポット

大迫力の岩山に宮殿があったなんて神秘的だし、なんだかインディージョーンズみたい。

進んでゆくと、まず巨大なふたつの岩で自然にできたアーチがお目見え。
去年、訪れた世界文化遺産斎場御嶽をも彷彿。

無資格のガイドやシギリヤボーイという、勝手に登頂サポートして代金を請求してくる人がいるので要注意。
断ればしつこく付きまとわれることはないそうなので、しっかりNOと意思表示すればOKとのこと。
「ボーイと言っても殆どおじさんですが(笑)」と笑っていた現地ガイドさん。
でもこの日はそのシギリヤボーイは1人も見かけませんでした。

石の庭と言われる場所。
修行僧の瞑想の場所でもあったそう。
うっすらと壁画の跡が見られます。

このように細く険しい階段が続きます、、、
仏教僧たちの修経場でもあったこの場所は、
今でこそ鉄製や石の階段があるけれど古代は不安定で命がけ。
とはいえ、現代でも急な階段と容赦ない暑さで もはや苦行レベル。

一歩ずつしっかりと踏みしめて上ります。
足を踏み外そうものなら、狭い階段なのでドミノ倒し、、、下手すりゃ奈落の底、、、あぁ、怖い。

眺望スペース、テラスの庭よこんにちは♪
途中の景色を見渡せます✨
まさにジャングルの中の神秘!

どこからやって来たのか、あちらこちらで見かけたシギリヤ犬。
見ている方がヒヤヒヤ、柵も何もない高所ですまし顔。

人馴れしていて驚くほど無防備なシギリヤ犬は、
お昼寝も一瞬「息をしているのかな」と思わんばかりに無防備。
人が行き来をする道先でお昼寝中のわんこを、2回ほど危うく踏みそうに。
ノラなのだけれど控えめで可愛いワンワクチン接種も受けてるワン

岩場から一変!大迫力の巨大な足と爪がお目見え!!

中腹辺りにある「ライオンテラス」と呼ばれる広場。
現在は爪の形をした前足の一部しか残っていませんが、
昔は口をあけたライオンの頭部があったようです。

岩肌に沿うようにして延びる急な階段を上り下りする光景。
小休止の後、あれに登るなんて、とんでもなくスリリング!

スケールの大きさに、自分は何処にいて何をしているのか一瞬、混乱してしまいそう。
上っている人が小さく見えます~。

驚くことに岩にはハチの巣がびっしりと!
活動が活発ではなかったため飛んでいませんでしたが、
ハチから逃れるための避難所が設けられています。

仏教の教えから殺生を避けるため駆除されないとのこと。

 

所どころから眺める景色はどこか神秘的。
古代の人も同じ景色を眺めていたのだろうね~。

パノラマビューの最高の眺めを飾るのは、シギリヤ・ロックと併せて人気のピドゥランガラという岩山。
双方から見る眺めが共に絶景で、近年人気のハイキングスポット。

ラストスパートはこれまた段差が高く幅の狭い階段。
この日はすれ違う人が少なかったのがまだ救い。
上空になるほど風がつよく、一瞬、帽子も体も持っていかれそうに。ふぅ~。

頂上の宮殿跡まであともう一歩!

ついに宮殿跡がある頂上へ到着♪
一気に視界が開け大パノラマが飛び込んできます!!
1200段を上ったのが一気に報われた感じ✨

ここにはかつては王宮、兵舎、住居、ダンスステージ、プールがあったそうです。
はるか昔、悠久の時が偲ばれます、、、

記念写真を撮ったりしている間に雲行き怪しく、、、
万歳のほか、座るポーズが人気でかわるがわる♪

眼下には、最初に歩いてきた水の広場の通路が!
とんでもなく高い場所にいることを再認識。

下りは別ルートで「ミラー・ウォール」と呼ばれる鏡の回廊の壁や
岩肌に描かれた美女のフレスコ画「シギリヤ・レディ」を見学するため下山。
これまた下りる時もとんでもなくスリリング!!

「ミラー・ウォール」はその名の通り鏡の壁。
岩肌にミツロウを塗り、ピカピカに磨かれた壁に、
反対側に描いた絵を鏡のように映し、両側で絵を楽しんでいたと言われています。
更にスリランカの言語シンハラ語のもとになった古い文字が残っています。

岩肌に女性のフレスコ画が描かれた「シギリヤ・レディ」現在は撮影禁止。
昔は500人の女性の絵が描かれていたそうですが、現在、確認できるのは22人です。
王はたくさんの女性に囲まれて暮らしていたようですが、
22歳を過ぎると宮殿から追い出していたという話に、女性陣からブーイングの嵐でした。そりゃそうだ。

日本語が堪能なガイドさんのお陰で分かりやすく歴史を学べました◎
シギリヤ・ロックが世に知られ始めたのは1853年からで、
イギリス人の探検家が発見するまで1300年もの間、ジャングルの中に埋もれていたそうです。

歴史の背景を知り登頂し終えて思うことは、上るだけでも大変な断崖絶壁の頂上に
今の時代でさえも容易ではない、宮殿の設計、沐浴場、プールと
いつの時代にも支配が存在し、
想像をはるかに超える犠牲を払いながら作り上げた楽園?要塞?だけれど
今はそこがスリランカを代表する場所にもなっていて、
経済の一部を支えているのであれば、それがせめてもの罪滅ぼしになっているのかななんて感じたりもしました。

スタート時は晴れていましたが、登頂し程なくして雨。
ぎりぎり持ちこたえてくれたのかと思うと、これもまた感慨深い。
Tさんから教えてもらい印象に残っていた「シギリヤ・ロック」
「上ってきましたよ~」と帰ってからTさんに報告しました♪

この日に宿泊するホテルは、山奥にあるバワ建築の最高傑作と称される「ヘリタンス・カンダラマ」
泊まるのをとても楽しみにしていたホテルです♪
途中、民芸店で着せてもらったサリー。
こちら大判の1枚布を器用に巻き付けてドレス風に仕上げます。
種類も豊富でカラフル~
スリランカの女性はおしゃれさんです~◎

では、この辺で♪次回へと続きます、、、
長々とお付き合いいただきありがとうございました


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