★Rindanの暮らしのひとしずく★

作ることが好きな私。。。多少ずれてる角度から見る他愛無き日常を綴ります。。。

北海道4泊5日旅二日目➂老舗蕎麦とステンドグラス美術館からの北一ホール☕

2024年05月15日 | 令和・旅行・お出かけ

北海道4泊5日夫婦旅 二日目後半

絶景だった天狗山ロープウェイから下山👺
景色と共に圧巻だったのは、入館無料「天狗の館」に飾られた天狗のお面コレクションの数々
その数700点以上
天狗って、そもそも妖怪なのか神の使いなのかよくわからずで、
調べてみたら、神や妖怪ともいわれる伝説上の生き物で、
俗に人を魔道に導く魔物の位置づけだそうで、そうか~怖いとか怒られてる感があるのはそのためか~(>ω<💧)
でも小さな天狗のお面はかわいいな♪

お昼は昭和29年創業の老舗のお蕎麦屋さん「藪半」
バスで小樽駅までゆかず、途中の小樽商工会議所前で下車して時間短縮
けれどもすごい行列じゃあないかΣ(>ω<💧)
しかも中国語と韓国語が飛び交い、変なアウェイ感|ω<*)

向かい側に咲く桜を眺めたり、趣のあるお店の雰囲気を楽しみながら待つこと1時間半、、、
ガラスに囲まれた囲炉裏のところに、和紙の小さな折り紙が散りばめられた様子を目にし、
待った時間も報われた気がするほど、素朴な可愛らしさに心なごみました~✨ 

お蕎麦のほかに注文した「ニシンの棒煮」は、
小樽にはニシン漁で栄えた「にしん御殿」があるほど、ニシンに根付いた地域ということで、
是非とも食べようと思っていました♪
やわらかく上品な味わいの棒煮の存在感✨
にしん御殿に行かなかったけれど、栄華の象徴だというのが頷けました◎

私の選んだ「天ざるせいろ」 地物粉と並粉の二種類あり。
選んだ地物粉麺は北海道後志(しりべし)蘭越産ソバ粉や旭川の北竜町ソバ粉で打ったもので、
並粉麺は北海道産ソバ粉と北米産ソバ粉をブレンドしたものだそうです。
手毬のようなビジュアルの名物かき揚げはお休み中でしたが、
天ぷらはエビ、キス、ホタテ貝柱、いか、パーナ貝、茄子、獅子唐と思った以上に内容充実。
やや細打ちのお蕎麦は香り豊かで、薄衣の揚げたての天ぷらとともに、しみじみ味わいました✨

きれいな紫色の大根おろしが目を引く、主人チョイスの「辛みおろしせいろ」
辛み大根の爽やかな辛さが加わることで圧倒的な存在感を放ちます!
大根おろしの域を超えた美味しさに出会えて目からうろこ、嬉しかったです~◎

年代物の伝統的な五月飾りが印象的で目がゆき、メニューにもあった蕎麦味噌のお持ち帰り用を購入♪

小樽でお蕎麦は予想だにしていなかったけれど、
情報収集してゆくうちに、行くべきリストに刻まれ、結果、小樽での美味しい思い出として満たされました✨

幻想的なステンドグラス鑑賞を愉しむべく向かったのは「ステンドグラス美術館」
小樽芸術村と呼ばれる、歴史的建造物を使用した4つのミュージアムの中のひとつで、
19世紀後半から20世紀初頭にかけてイギリスで製作された貴重な作品を間近で鑑賞できます◎

一歩足を踏み込むと荘厳な空間が広がり、
鮮やかな色を使用しているのですが、光を通すことにより、神々しい神聖な雰囲気に包まれます✨
ステンドグラスというと教会のイメージではありますが、
通常はランプの傘などの簡単なデザインを見慣れているものですから、
間近で見ることにより、繊細な色遣いや濃淡、模様など、まるで絵画のような緻密さは神業!

イギリスで実際に使用され、教会の老朽化で行き場を失っていたステンドグラスが遠い国に運ばれて、
100年の時を経て新たな地で今も息づいている奇跡のようなストーリー、、、感動ものです✨

ひと際目を引く「神とイギリスの栄光」
第一次世界大戦の戦勝記念と犠牲者の追悼のために制作された作品だそうです。
ステンドグラスの象徴、光と影、、、そして人生にも光と影はつきものです🌙|ω<*)

昔の作品を通して当時の様子を感じることができる素晴らしさ♪
当時は材料や環境も限られていたはずなのに、高貴なステンドグラスは華やかで気品ある西洋感性の賜物です✨

そしてノスタルジックな小樽のイメージにピッタリ♪
出会うべくして、遠い海をわたって小樽にたどり着いたそんな感じがしています

美しいステンドグラス鑑賞後、カフェタイムに訪れたのは、これまた歴史感じる「北一ホール」
北一硝子のカフェ・レストランで、明治に建造された海産物の倉庫をリノベーションした重厚感のある建物です。

こちらもかなり並んでましたが、時折、主人と交代でショップを覗きに行って気分転換(>ω<*)
(観光客ゆえの次なる予定に長居は無用なのか否か)思ったよりも回転率がはやかったです

開放感のある高い天井に、幻想的な石油ランプが灯る空間にしばし釘付け~
 

どこかの異空間に迷い込んだよう、、、素晴らし過ぎます✨

私チョイスはハスカップロールとカフェラテのセット、主人はガトーショコラと珈琲
ハスカップは北海道に自生する、青紫色の小さい果実をふたつ1組で実らせるという希少な果物で、
ぱっと見はプルーンに似ているかなと感じますが、それよりも小さく酸味が強いとのことです。

ロマンチックな空間でいただく、ほんのり酸味のあるハスカップロールは格別♪
しっかりとした定食セットなどもあるそうですが、流石にこの時間帯に食事をされている方はいませんでしたが、
意外とメニューは和食率高めで(笑)素敵な空間の中でニシンそばや海鮮丼など、喉を通るかなと(笑)

ムーディーな大人の空間に酔いしれる、ノスタルジックな小樽をより印象付ける素敵なカフェでした
しっくりとくる今の感覚を、その場にストンと落とし込めるいい時間を過ごせ、
また訪れたいカフェのひとつとして心刻まれました

小樽のメインストリート「堺町どおり」を散策したあと、「六花亭」をみつけ、うきうきしながら入店♪
石造りの倉庫を利用した店構えも素敵です

1階がショップで2階が軽食スイーツが頂けるイートインスペースになっています。
賞味期限が2時間だという「雪こんチーズ」を食べてみました
ビターなココアビスケットにベイクドチーズケーキがはさんであるスイーツで、
ビスケットのさくさくな状態が保てるのが2時間とのこと。
品のあるチーズケーキに、ほろ苦いビスケットのアクセントは間違いない美味しさ。
そして120円のコーヒーも美味しくて有難い

少しずつ色々と試したくて、甘い物から塩気のあるおせんべいやポテトチップスなどを購入。
パケ買いをしてしまいたくなる、六花亭のパッケージデザインのポテトチップスが素敵すぎます🌼
写真にはありませんが、求肥のような2色のべこ餅が美味しかったです
それから、北一硝子で可愛らしい水彩プレートを色違いで購入。
今まで翻弄されてしまっていたお土産選びでしたが、的を絞り時間や負担を軽減。
今回は海鮮などだったため、家族へのお土産は現地から発送。
帰りは案の定、大荷物となり発送の選択は正解でした◎

まりもが好きな長男のために購入したものの、食品とは一緒には送れず、
一旦、お家へとやって来ました(*>ω<)まりも用のごはんがあるんですね~。
まりものキャラクター「まりもっこり」どうなんだろ(笑)
小学生だった子供たちを通して知ったようなものだけど、
今なお若者中心に人気だそうで、受け狙いのつもりで甥っ子にキーホルダーを送りました(笑)流石に姪っ子には「ちいかわ」を。

昭和60年に廃線となった「手宮線跡地」
1600mほどの散策路になっており自由に歩くことが出来ます

ちょうど欧州系のご家族が同じ方向に向かっており、レールの上を落ちないように歩く女の子に触発され、
私もレールの上をふらふらと歩くもバランスとるのが難しく、先を意気揚々とゆく女の子の姿のまぶしいこと✨
若さもだけどカモシカのようなスレンダーさもね、ふっふっふ身に沁みました(*>ω<)
ほんの少しの時間だったけどチェルシーのようなワンシーンを感じられて!?楽しかった~|ω<*)

日も暮れかけた幻想的な小樽運河、、、まだまだ人がいっぱいです!

ブルーモーメントがかった運河の雰囲気も素敵です

夜はビアレストラン「小樽倉庫No.1」地ビールを堪能します
レストランの中央には銅仕込みタンクが鎮座し雰囲気満点です◎

ズラリと並べられた小樽ビールの数々✨
ビールラベルコンテスト受賞のものも並べられて、おしゃれなインテリアと化しています♪

貯蔵タンクを眺められるテーブル席もあります♪

ビールが苦手な私でも美味しく頂ける、ビールをシロップなどで割った「フルーツ・ハーブ・ライトビール」があるのは嬉しい♪
レモネードで割った「ラードラァ」は優しい甘さとレモンの爽やかさでカクテル感覚で美味しかったです🍋

木製スタンドにぶら下がって届けられる可愛いアツアツの「手づくりプレッツェル」
大好きなプレッツェルは、モチっとした食感と岩塩のアクセントがたまりませぬ♪

こちらもアツアツ激ウマの「ジャーマンポテト」
北海道で食べるジャガイモは味わいが濃厚◎

「自家製田舎風テリーヌ」「ザワークラウト」も本格的な味わいで、
びっくりしたのはあったかいザワークラウト
酸味がまろやかになり、火を通すことで食べやすくなるんですね。

途中からプレッツェルにザワークラウトやテリーヌをのっけてカナッペ風にして美味しく頂きました

ビールは結局、コップ半分だけ飲み主人へバトンタッチ
今まで全くビールを飲めずでしたが、今日は人生で1番ビールを飲んだ日となりました|ω<*)レモネードのお陰です(笑)

ビアホールでは1日数回、醸造所見学20分が無料で行われています。
また、2階にある見学コースを自由にセルフ見学もできますヨ

ライトアップされた小樽運河にさよならし、楽しさの余韻に浸りながら電車に揺られ札幌のホテルへ、、、

長めの旅行記にお付き合いいただきまして、ありがとうございました(>ω<*)
次回は、レンタカーで訪れた「さっぽろ羊ヶ丘展望台」と美瑛の「青い池」をお届けできたらと思います🌈


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