昨日、医療ものの小説読んでたら、ラストのシーンで京都の哲学者、西田幾多郎の言葉が出てきた。「人は人 吾は吾なり とにかくに 吾が行く道を吾は行く也」と言うものであり感銘を受けたのである。
ようは周りに左右されず、自分の信じる道を行けということだろう。
ところで、先日、大和成和のホームページみていたら2006年度COMICの募集をしていた。もし今、行き先が決まってなかったら真っ先に応募するであろう。心臓外科を目指す諸君こんなおいしい話は他には無いぞ。しかし南淵先生は、けっこう曲者だが味方につければ怖いものなしだろう。
僕も今の自分があるのは南淵先生が道先を案内してくれたからであり、結局あの時は、甘く考えていた僕は突き放され、人間不信になり路頭に迷いそうになったが、開き直ってみれば、捨てる神あれば拾う神あり、今のボスに救ってもらった。西田幾多郎の言葉を聴いたとたん、南淵先生を思い出したのである。南淵先生もきっと同じことを言うと思う。いろいろ言う人もいるが、僕は基本的には南淵先生にあこがれて
アウトローの世界に入ったわけで、目指している境地は一緒だと信じてる(勝手にね)。だからいつかは南淵先生と同じ土俵にのって、あの時僕を突き放したこと、雇わなかったことを後悔させてやろうと
(今となっては憎んじゃいない、感謝している)、またその時が来たら何らかの形で一緒に仕事をしたいと、理想の心臓外科ギルドを作りたいと思っており、そのために今をがんばるしかない。