こういうのも続くのか、時期的なものか 2013-05-28 13:51:54 | Weblog 先週に引き続き、なぜか来週も見学者の希望あり、うれしいあまりである。来週は県内の4年目の外科研修医で、今後の研修先を探しているという、何とも魅力的なコメントあり、うーん今度こそ、お願いします。 しかし、こればかりは縁でありますので。なるようになるのであります。兎に角、来てくれるのは大歓迎であります。
見学者 2013-05-25 20:30:51 | Weblog 今週はひょんなことから関東のほうの2年目の研修医の先生が見学に来てくれました。 大学時代の先輩からの紹介で、心臓外科に興味があるやつがおるとのことで、前日に初めて連絡取ったら翌日には3時間ほど車飛ばして、見学に来てくれました。 2日間見学されて行きましたが、2日ともMICSで、たぶん、チンプンカンプンだったと思われる。 1日目は助手の手配がつかなかったので、いきなり何も分からずでしょうが、前立ちを務めてもらい、夜は郷土料理でおもてなし。2日目は午前中は観光されて、午後から見学に来れれていましたが、少しは興味を持っていただけたでしょうか。 なんでも実家の病院が脳外と心外の病院とのことで、どちらかを考えているような印象。 今時珍しい、はきはきとした体育会系の好青年であり、うちの病院に来てくれたら助かるのだが。
肋骨一本で 2013-05-25 12:13:19 | Weblog 今週も先週に引き続きMICSが2例、AVRは今回は無理せず肋骨を1本おとして、かなり前方での開胸にしたところ、これまでと比べ断然やりやすかった。ストレスなくかなり普通に手術できました。ASでハサミの向きが正中切開以上に制限されますので、CUSAを使って、大動脈閉鎖は出血したらMICSの場合おしまいですので丁寧に閉鎖して、まーまーかなと。 もう一例はMR、AfでMVP+MAZEとなり、左心耳閉鎖とクライオは意外と普通、しかし、弁形成は複雑病変で、自己心膜まで使うことなり、なかなか時間がかかり大変でした。でも、SR復帰して、MRもゼロ、2例とも2時間後に抜管、うまくいってよかった。ただ、どっと疲れた。
亜急性 2013-05-18 21:55:46 | Weblog 腱策断裂にてNYHA3のご紹介いただきまして、GWあたりに腱索切れたと思われる亜急性のMRとのことで、本日、お休みではありますが、皆様にお集まりいただきまして、手術となりました。 当然、左房も小さく正中切開でも視野は悪いことは予想され、単弁であり、お仕事現役であることもあり、MICSを選択 後尖を3角形にplicationしてリングつけて終了でしたが、それだけでもクランプ時間が2時間となり、いつもの倍であり、これにMAZEやらTAPなどがくっつくと、今の私のテンポではとてもでないなという印象。 やはり運針一つ、糸結び一つとっても、正中切開より時間がかかることは否めず、もう少し慣れが必要そうであります。 セットアップや視野出しのテクニックも、これまで先人が苦労なさって編み出したものが多くあり、やってみると納得であります。 開胸器は先日セミナーの展示で見たYOZU開胸器をお借りして、悪くない印象。 カメラはカメレオンを借りれたので、使用しましたが、私はカメラで見る余裕なく、まったく評価はできずでありました。 しかし、普通の手術の倍ぐらい疲れることは事実。
孤独 2013-05-16 22:22:52 | Weblog 今日も無事、手術終了。 動脈瘤であったが、助手の先生体調不良で降板、仕方なく、ベテランのお姉さまにお相手していただきながら、なんとか一人さびしく人工血管の吻合、やはり人工血管吻合では助手の仕事は大事と改めて感じる。 何よりも糸を組織を裂かずにしっかりしててくれるかどうか、それで出血するかしないか決まってくるところが大きいかと。 平均寿命はとうに超えているということもあるが、今日は止まりにくかった。 一人のときは面倒だが、後壁などは連続でなく、マットレスで地道に鉄板で行くのも一つかもしれないと感じてしまった。 今週もあと2件、頑張る。
うーん、なんかいっぱい 2013-05-15 20:02:53 | Weblog ここにきて、予定患者さんがあふれてきました。現在13人ほどおり、しばらく安泰。 思えば来週の患者さえいない時期もあったのに、波がある仕事です。 今週はなんか細かいのがメインだが4件となり、週末の解離でまた風邪ひいてしまったので、うーん、ちょっと苦しいけど、乗り越えるしかない。 デスクワークが多すぎる、一日のはんぶんぐらいはデスクワークな気がしてきた。 手紙、、、書類、、術前情報、手術計画書、サマリー、レセプト、術後のデータ整理、学会のデータベース、、、 なんか今月から、手術室、集中治療室の両方の部長となり、会議が二つ増えて、目を通して印鑑を押すという仕事が増えた。 あんまり、良くない兆候のような気がする。 手術して、患者さんだけ見ていたいというのは、無理なのだろうか。 そのためにこの病院に来たのに、いつの間にか一年で、臨床以外でやることわんさか。 こうして外科医として、スポイルされていくような気がする。 ここの所、全然、手術前の心の準備ができていないまま、手術を迎えて、流れでなんとかこなしている感じ、リカバリーショット、第2第3の手など考えて手術に入れていないので、怖いし、手術プランも120%でなくなってきたので、前より手術遅くなって、ミスも多くなった気がする。 いけない、なんとかしないと。 一人の限界ということか。
助かるー 2013-05-13 16:12:56 | Weblog 昨日は近くの温泉でのんびり読書して整体受けてたら、病院からの電話で、解離とのことで、ここの所、なんか毎週のように緊急があります。 今回はまだ、お日様が出ている時間なので、友達にお願いしてみたところ、デートをキャンセルしてまで駆けつけてくれました。 女より男、遊びより仕事を選んでしまう男の中の男 おかげで助かりました、とりあえず、外科と内科の若い先生と始めていたら、ちょうど良いタイミングで登場、的確なアドバイスのもと吻合部の出血もなく、4時間ちょっとにて終了、やはり、これぐらいで終えたいものです。 ありがとー