あぽいち

温泉とヨガ、たまに心臓外科医

いよいよドイツへ

2005-08-21 19:19:44 | ドイツ視察旅行
明日はいよいよドイツへ旅立ちます。とはいってもたかだか4泊6日ですが。
何も準備しておらず、前日の今日になって、いろいろ買い物に行った。
結局、スーツケースはレンタルすることとなった。だいたい1週間で3千円ぐらい、そう思うと置く場所とか考えるとこの方がいいかもしれない、そうしょっちゅう使うものでもないし。
あとはいちおう、ドイツ語のCDつきテキストなんかも購入。
前日に買ってどうするんだという感じだが、まあ行きの飛行機12時間あるから一夜漬けする予定。それより英会話復習したほうがいいとは思ってる。
学生のとき八代先生にさんざん習ったが、おはよう、こんにちは、おやすみ、ありがとう、さよなら、愛してます、ぐらいしか覚えてない。
まさか、今になってドイツ語が必要になるとは思ってなかった。
まあ、とにかく、有意義な旅になりますように。

ドイツ

2005-07-27 00:10:27 | ドイツ視察旅行
今日、手術中に旅行会社から電話が入り、夜久先生のご依頼でドイツの手続きで電話しましたとのこと、まさかと思ったがそのまさかであった。
ドイツのバード・ユーンハウゼンの病院を知ったのがつい数日前のことなのに、こんなに早く見学の機会を得ることが出来るなんて、ほんとうちのボスをはじめ、夜久先生、ナースAに感謝である。
料金はうちのボスからは90万と言われた、やけに高いなー、でもしょうがないかと思っていたら、なんと夜久先生に30万、うちのボスに30万の謝礼も含まれてるとのこと、ひょえー、まー冗談だろうが。
突然の話で、わがままいって周りのスタッフの方々にはいろいろご迷惑をおかけします、すみません。
今回、見学するのはもちろんだが、何とか向こうで留学してトレーニングするチャンスを得たいものです。

トケツからドイツへ

2005-07-24 12:08:31 | ドイツ視察旅行
今日は日曜日、今週は回診番だけどみんな落ち着いてるので、朝適当に回診してのんびりしようかなーと思っていたら、朝5時に病院から電話、CABG術後の患者急変とのこと、もう10日たっておりそろそろ退院と思われておったので、いったいなんだと思いながら病院へ駆けつけると、レベルはクリアーだが血圧60台と低く様子がおかしい。
エコー上は脱水、Hg2.0低下、、、これはバイアスピリン飲んでるし、消化管かどっかの出血だと思い、吐き気もあるとのことでNGTを挿入したら案の定、赤いものが、、、。
あちゃーと思ってたらNGT挿入の刺激かどっと吐血しちゃって、あーこりゃだめだうちでは見切れないと思い転送とした、転送先で胃カメラの最中にアレスト、すぐCPRして戻ったはいいが今度はお腹パンパン、結局消化管穿孔の診断で緊急OPEに、、、。。
帰りみちは大将の車に乗せてもらったが、そのときトルコの話とかしてて、ドイツの南先生の施設がすごいという話になって、そこにも見学行ってみたいといったら、なんと、8月の終わりに夜久先生と一緒に行くことになっていたが、行けなくなたので、お前行くか?と奇跡のようなことば。
とりあえず、行ける行けないは別として、すぐに行きますとお返事した。

不思議なもので、今日吐血事件が無ければ、この話にでてこなかったかもしれない、

いま僕の中ではこの南先生がちょっと熱い。
はじめて知ったのは、6月の関西胸部外科学会のとき招待講演で日本にこられており、そのときその存在と経歴を知った、漠然とすげー先生がいるもんだと思った、日大の教授として日本に戻ってこられるとか、、、何でわざわざ日本の大学の教授なんかなるのかなー、今のほうがよっぽど良さそうなのに、と勝手に思う。
7月に入り大学病院時代のナースAから突然のメール、南先生のことを知っているかとの質問だった。そのときはなんだ?誰か知り合いで移植患者でもいるのかなーと思い、当たり障りのない、お答えをした。
先日の冠動脈外科学会でも南先生をお見かけする、そろそろ日大の教授として日本で活動を開始するのかなーなんて思って眺めてたら、その夜、再びナースAからメール、南先生とその兄がこれからドイツにまなんで、日本でもホームドクターネットワークというのを作ろうとしているらしく、そのプロジェクトに参加することになったと。そして南先生の著書「こんな医療でいいんですか?」を薦められたので、早速新宿の紀伊国屋書店で購入、一気にバク読、そのまま南教の信者となる。
そして先ほどの見学の話ときたもんだ。

なんか南先生が立て続けに登場してる、これらはすべて偶然とは思えない。
すべては繋がっている、ドイツに向けて一本の道があるような気がする。
そーとー妄想の世界に入ってきてしまったが、
今はほんとに、何とかドイツに行ってみたい。