あぽいち

温泉とヨガ、たまに心臓外科医

ファッションデザイナー

2007-01-22 11:36:13 | 温泉ねた
久しぶりの投稿となってしまいました。
ここのところ、病院に張り付いていることが多くなり、なんだか部品の一部ように考えることを停止し、ただひたすら日常業務をこなす日々が続きまして、なかなかブログを書くまでにいたりませんでした。先週あたりからようやく病棟も緊急も落ちつき、精神的にもすこし余裕が出てきました。
昨日、外勤先でお友達ができたので、ちょっと紹介します。
外勤先にお気に入りの串焼き屋があって、いつも夕飯はそこで食べることが多い。ここの串はほんとにうまい、今住んでいるところでも相当うまいと思われる串焼きやがあるのだが、そことはまた違って、ここにはここのよさがある。それに女将さんが働き者で、また美人ときたもんで、ついつい立ち寄ってしまう。
その日もいつもどおりカウンターで1人で串を食べていると、向かいにも1人できているおじさんがいて、いつも地元の家族づれやカップルが多く、1人で来ている人はあんまりいないので、僕もどんな人なんだろうとちょっと気にしていた。女将さんとの会話を横耳で聞いているとどうやら業界関係の方らしく、時々来ているとの事。店が終わりに近づきカウンターのお客がまばらになった頃に、「お兄さんも地元じゃないでしょ、この店に1人で来ているひと珍しいから気になってたのよ」とちょっとおかま言葉?で話しかけられ、この後、知り合いのバーがあるから一緒に行こうと誘われ、もしやっと思ったが面白そうなので、付いて行くことに、、、。
バーに入るとお互い自己紹介し名刺を渡した。彼は64才、独身、職業はファッションデザイナー、自宅は六本木、ここには18年前にリゾートマンションを購入して日本に居るときは週末をここで過ごすことが多いという。おすぎやピーコと仲良しらしいが、確かにしゃべり方とかそっち系っぽい。
若いときから才能に目覚め、お金に無頓着、自由でけちけちせず天真爛漫な人生を送っているようであった。
帰り道に、同じ方向ではあったのだが、彼のマンションの前まで連れて行かれ、彼は今度遊びにいらしてと言い残して、マンションの中へ消えていった。
六本木に遊びにいらっしゃいといわれているが、、、、自由に生きている彼と正反対に私は約束はできないし都内ですら自由に動けませんからねー。