あぽいち

温泉とヨガ、たまに心臓外科医

間違った週末の過ごし方

2005-10-30 22:50:36 | のんびりした日
今週末もほとんど病院、いちおう回診番ではないので病棟はお任せしているが、例のデータベースが終わんないー、たら、終わんないー。もうすぐ200例達成、来週中に残り50例終わらせて、来週末は病院から離れたいよー、でもー、来週は回診番だー、くそー。

昨日は残念ながら雨だったので、走れず、でも今日はみごとな秋晴れでしたので、がんばって走りましたよー、なんか走るたびに体が軽くなっている気がするー、これならいけそうだー。

ちなみに、ウインターセミナーのHP見つけた。
今年は信州です、いまだに一度も行ったことないので今年こそは行ってみたいのだが、演題締め切りが来月の11日ぐらいだった、どうしよう、もう二週間もない。なんかネタねーかなー。

あとは、インドネシアのアジア血管外科学科ね、今度こそは出すぞ
それから関西胸部外科学会は浜松でしょ、胸部外科は東京、心血管は岩手、これはもう演題出したでしょ、通るかどうか知らんが。
冠動脈外科はなんと、福岡、これが一番楽しみ、でも、俺はこのときは福島でチャレンジャーズライブの本選に参加しているつもり、今年は東上先生の忠告どおり、B-blocker飲んで手の震えを止めればOKなはず。
また、豚のハツ買い占めるか。

後は血管外科はどこだ、まだ決まってないなー。

あー、もういい加減、座りすぎでケツいてー、座布団くれー。

ダイエット2週目

2005-10-28 23:04:10 | Weblog
本日、二度目の測定日、90.8KGと前回より約2.5KGの減量に成功、このまま行けば来週は80KG台へいけるか、マラソンまであと16日、軽くならなくては、明日も走ろう。
他の部員も1~2キロと順調に体重を落としていた、みんな何気に努力しているので、びびった。
しかし、腹減った、最近腹へってばっかり、いったいいつになったら俺の胃袋は縮んでくれるのだろう。

今日の予定手術の2例も順調に終わったと思ったら、その後、カテ後の穿刺部の出血止まらないと、すごい太った方でたぶん圧迫がむずかったものと、、。ものすごい血腫になっており、とりあえずあけてみたら、仮性瘤になってました。

仮性瘤のリペアはとりあえず、きれいなところ出して上下ともクランプ出来れば最高だが、とりあえず鉄則は穴に向かってまっすぐ血管の直上で切り開き、ほんとの穴を確認して縫ってとめてくる事。ビビッて仮性瘤の穴を閉じても、結局、仮性瘤を残してくることになるので意味がないと。ひとつ勉強になりました。

なんだかんだいって、今週も細かい手術いれて8例になってた。
来週は、旗日もあり今のところ3例の予定、しかしうち2例はre-opeなので、1.5個分かな。再来週ぐらいにまたAAAがいました。縁があればまわってくるかもしれません。

モザイク弁

2005-10-27 21:31:28 | Weblog
今日の一例目はASです、今日も前立ち完遂させてもらった。これでAVRの前立ちは4,5例ぐらいになったかな。手術の流れは分かっているつもりだが、細かいことはやはりまだまだだ。
しかも今日も重大なミスを犯した、Ao壁をセッシで傷つけたのか少し裂けてしまった、術者の先生は難なく修正してくれて事なきを得たが、まずかった。
やはりなるべくつセッシでつかむのはやめて引っ掛けるようにすべきか。
今日の弁は初めてメドトロさんのモザイク弁というのを入れた。ストラットホルダが柔らかくタイダウンのときに曲げられることや、同じサイズでも他の生体弁より弁輪径が少し小さいとのこと、確かにタイダウンのときは助手がセッシでストラットホルダをひょいっと曲げられるので結びやすそうでした。
これから、使おうかなーという話でした。
二例目は、またまた縦隔洞炎シリーズ第二弾、本日も腹直筋充填、今日は前立ちをやらせていただきました。これで直ってくれるといいんだが、この人も、入院4ヶ月ですから。
ちなみに明日も、AAAがあって、二例目は縦隔洞炎です、これも主治医なので前立ちで入ります、この人は以前に大胸筋スライドさせて充填したが再発、やはり今回は腹直筋を使う予定であります。今回の三人に共通のことは、重度のDM、両側IMA,GEAのCABGである、DMの両側内胸は以前から言われてはいるが、GEAは関係あんのか?、おかげでみんな、一番簡単な大網充填が出来なかった。

明日のAAAはかなり難しい、末梢が細いしガチガチだし、良く分からん、ゆいいつ直管ならいけそうだが、左総腸骨がやや瘤になっているので、残すことになってしまう。これ選ばなくて良かった、絶対お取上げパターンだわ、火曜日ので正解。

今日はこのまま当直です、今のところaf1人のみ、このまま静かな夜でありますように

AAA三発目

2005-10-25 23:35:58 | 術者、勉強になった症例
今日も何とかお取上げにならず、完遂させてもらった、ほんと前立ちの先生には感謝感謝、しかも今日のはCTのとおり中枢が腎動脈直下で1CMぐらいしかなかったので、俺のたどたどしい手技に相当のストレスを感じられてたことと思う。
吻合の手順とか針の向きとかはだいたい分かってはきたが、まだまだ針を通すことに精一杯で糸目を合わせるのはすべて前立ちにやってもらっているし、、、。

今日は3時間台で終わらせたいと思っていたが、終わってみると4時間40分と、まあ、こんなもんかな。

ここ一ヶ月で、3例のAAAを経験させてもらったことになる、AAAもいろいろとバリエーションがあり、いくつかのストラテジーがある。だんだんとそういうことも考えていかなくてはいけない。

とにかく今日も無事終わってよかった、これで術後大きなトラブルなければ、また次のチャンスが来ると、期待しよう。

マウス・ツー・マウス?

2005-10-24 23:56:32 | Weblog
今日外勤先の病院で行ったとたん、病棟の患者が呼吸停止しているといわれ、見に行くと、先週まではここの入院患者にしては珍しく、元気に歩いていたBさんであった。左の頭部が腫れており聞くところによると昨夜転倒し頭部を打ったらしい。その後数時間での呼吸停止、これは脳内出血の可能性あり、早急に呼吸させて開頭術へもっていかないといけない。しかし、何故かアンビューはないとのこと、とりあえず挿管して、救急隊がアンビューもってきてくれるまでチューブにマウス・ツー・マウス?というお粗末なことに。
アンビューの一個ぐらい、買ってほしいけど、そんなことすら院長にはいえない。
帰りにいつもどおり英会話のレッスンを受けてきたが、もうすぐで今のテキストが終了、次をどうするか考えなくてはならない、自分の弱点はヒヤリングなので、そこを攻めるか、もしくはヒヤリングは自宅でやって、レッスンはやはり今のテキストのもうひとつ上のレベルへ行くか、迷ってる。
英会話といえば、先日、うちのスクールのホームページに写真とコメント(そんなこと言ってないのに)が載っていた。まあ、どうせ誰も見ないだろうからいいけど
、ちょと恥ずかしい。

すっきり

2005-10-23 18:23:39 | Weblog
日曜日の夕回診ただいま終了、これからデータベース打ち込みの続きをばしなくてはならない、昨日50人ぐらい打ち込んだがやはりカルテの出し入れで2時間ぐらい、打ち込みに4時間ぐらいと全部で6時間ぐらいはかかる、あと200ぐらいなので計算上は24時間ぐらいか、これは来週末もつぶれそう。

今日の午後はまた裏を流れる川の土手を軽く一時間ぐらい走った、先週より体が軽い気がして調子に乗り、ちょっと距離を伸ばしてみた、体重が軽くなったためかと思ったが、実は追い風だっただけで、帰りは向かい風でえらくしんどかった。
いつも走り出すまでが面倒だが、走った後はなんか、こう、体に心地いい疲労感が残り、気分もすっきりする。10KMマラソンまであと21日、平日も練習しなきゃ、やばそう。がんばらんと60分以内に完走できないかもしれん。

来週も、またAAAが二つ入っており、どちらか好きなほうの症例をいただけることとなった。ここでどちらを選ぶかは大変重要である。
なぜならば、へまをしたら、たぶん次は当分回ってこないからだ、最近、大きなトラブルなく来ているので、症例を与えていただけるのだと思っている。
与えられたチャンスは絶対ものにしなくてはいけないし、また、チャンスをどう活かすかは自分しだい、事前に出来る準備はして望むべし。
しかしながら、どちらも腎動脈直下でしかもガチガチ、そしてハイリスクである、ひとつだけ差があるとすれば、火曜日の症例のほうがやや痩せているということ、これは腹部の手術では一番大事なことかもしれん、AAAの手術は何よりも視野を上手に展開すること、僕はこれがすべてだと思っている。
でも、この人、脳梗塞で麻痺?があるとかないとか、、、術後、食事がなかなか取れないタイプかもしれない。
ということで、来週は火曜日に全精力を注ぎます!!!

腹減ったなー

2005-10-22 13:34:56 | Weblog
昨日、二回目の体重測定があり、93kgと1kg減ってはいたものの、ややがっくり、ちょうど前の晩遅く、焼肉を食いに行ったのがまずかった、しかしみんなで行ったので相対的にはたぶん問題なし。そういう問題でもないが。
今の生活では、昼食が3時、4時になってしまうし夜も12時近くと遅くなってしまうのがよろしくない。わかっているがどうにもならん。
んー、しかし腹減ったのー。
今週末は、回診番、しかもデータベース打ち込み250人分という宿題があと20日以内とせまっており、またもや病院から離れられそうにない、とほほ。

週末の回診ぐらいはのんびりと患者さんと話しをしながらやろうと思ってはいるが、さすがに1人で30人ぐらい回ると、最後のころは話を聞くのがかなりくたびれてくるし気づくと昼近くになってしまう。なんで、みんなこういろいろと訴えが多いのか、日本人の特徴なのか、はたまた循環器疾患の特徴なのか、とにかく神経質で心配性の人が多い気がする。やはり、医者も看護婦も少なくいろいろと行き届いてないめんが多いのも、大きな原因のひとつか、もっと患者さんの安心させる環境を作りたいものだが、こっちも結構いっぱいいっぱいだ。

もうひとつ、ぐちを言わせてもらうと、週末はナースステーションのクラークさんお休みで大変悲しいです。カルテを書いていると、5分おきに面会の人やなんやかんやと、お客が来て、看護婦さんもいないこと多くそのたび対応していると仕事進まぬうちに、すぐ時間が過ぎてしまう。長居は無用か。
まー、こういう面でも病院のシステムの良し悪し、いろいろと大変勉強になります、いつか自分の自由に出来るようになったときには、こういった問題点をふまえて病院を作って行きたいなー。
その前に、やることいっぱいあるか。とりあえづ目の前の宿題やるかなー。
しかし、腹減った。


縦隔洞炎

2005-10-22 00:33:45 | Weblog
今、病棟には創感染の患者が6人と外科入院の4分の1ぐらいを占めている、先が見える人はいいが、なかなからちが明かない患者は、永遠と続く毎日の消毒に、だんだん患者も医者もまいってくる。内訳は縦隔洞炎が3人、AFPの感染が1人、カテの穿刺部位の仮性瘤術後の創感染が1人、あとはペースメーカー感染が1人である。
今日の二例目は縦隔洞炎患者のデブリと腹直筋充填をした、今回入院している縦隔洞炎の患者はみんなもう経過が3ヶ月から半年と非常に長く、洗浄を繰り返してはいるがやはり胸骨の感染が残ってしまい結局すっきりと治らない人たちばかりである、ボスいわく2、3週間洗浄してだめなら、とっとと全麻でデブリして何か充填しないとダメだと、、、。何ヶ月も洗浄して粘っても意味がないとのこと。ここに来て何人か見てきたが、みんな結局はデブリ+充填しないと治らないイメージだ、何ヶ月も洗浄を続けるのは、こちらサイドのあわよけばこのまま治ってほしいという希望と、単なる怠惰であり、結局は逃げているだけなのかなと、思うところもある、患者にも大変な負担がかかるし、こちらにも毎日洗浄をするという負担がかかり双方にとってマイナスかも。ボスもこれまでたくさんの経験を踏んでそのように言っていると思うので、たぶんその通りなのだろうと思う。

今日の症例は胸骨の裏の骨膜に感染源があったと思われる、腹直筋のフラップは初めてなので、忘れないように簡単に書いておく。まずは胸骨と大胸筋を外し視野を取れるようにして、ダメな骨をどんどんとリュールで削り、その下の汚い肉芽を削ると不良肉芽は簡単に削れ、きれいな組織が自然と残ってくる。
その後、腹直筋を腱鞘から剥がし中の筋肉のみを剥離する。下腹壁動脈を末梢側で結さつして、筋肉を結さつして腹直筋を末梢で離断する。中枢側は肋骨付着部付近まで剥離しておく。それで反転させて数箇所固定して閉じる。

ボスの忠告もあり、来週空いているところで、後の二人の縦隔洞炎もデブリすることとなった。あまり、気持ちの良い手術ではなく、みんなやりたがらないのは良くわかるが、早くけりをつけたほうがみんなのためであるし、こういった手術はゲリラ的で教科書には載っていないので、この際なので立て続けに経験させてもらい、自分のものにしてしまいたい。感染を残さないということと、関係ないものを傷つけないようにすること、これさえ注意すればけして難しい手技ではないと思う。ただ、トラブルが起きたときは、いちおう再手術なので大変なことになる。


AAA二発目

2005-10-19 17:05:56 | 術者、勉強になった症例
今日は、再びAAAの執刀のチャンスが着た、イージーケースで、特に大きな問題なく終了。なんかあんま血の出ない人だったのでラッキー。
3時間55分と、まあ前回より10分は縮まったが、もう30分は早くなるのだろうと思った。技術面でレベルアップすればもう15分、あとは、今は手術自体は前立ちの先生のコントロール下にあるが、自分で事由に手術をコントロールできるようになれば、あと15分は早くなると思われた。今はまだ僕が初心者なので一つ一つ前立ちのチェックを受けながら進んでいるのだと思う、前立ちとしては自分の責任下で手術をさせているので、それも当然。それが必要なくなれば、もっと早くなるんだが、、、しかし、そうなるには前立ちの先生が安心して見てられるような手術をしなくてはいけない。つまりは早いだけでなく、ミス無く確実にこなして信用を得ることだと思った。そうすれば、いろいろと無駄が減って結果的に早く終わるのだと言うことだ。

外科認定医試験

2005-10-18 22:21:42 | 学会活動
今日は外科認定医の試験を新宿で受けてきた。試験官で天野先生や落先生とかいたけど、試験官と接触はダメっぽかったので挨拶はしなかった。残念ながら、どちらかに当たれば面白いなと思っていたが、どちらも僕の担当にはならなかった。待合室はほぼ大学ごとにまとめられていたようで、大学の先輩後輩みんな懐かしい人たちにあって、お互い近況報告となった。
僕の試験官は質問の内容から、たぶん消化器の先生と肺外科の先生だと思われた。
第一問は正中開胸をしてください、これはOK、第二問は気胸の治療とドレーン挿入の注意点、まあこれもOK、次が胸腔鏡手術の適応疾患、、、ブラ、肺癌、しかこたえられなかったら、多汗症もあるよといわれた。次が甲状腺の疾患の手術適応、、、これはわかりませんと答えた。次が内分泌腫瘍の種類、、、甲状腺、副甲状腺、副腎、、、と答えていたら、副腎の髄質、皮質それぞれの腫瘍をあげよと着た、これも何とかクリア。あとは、自分の書いたペーパーについての質問、うっかりこれは勉強するの忘れてたが、何とか答えておいた、あと、DICの診断基準、これはもう忘れてしまった。最後は心肺蘇生についての手順、、、最初に2つやるとしたら、、、という質問で、当然、心マと気道確保と答えたらブー、、、今は心マとDCの用意だそうです、かの愛知万博では6人のひとがCPAとなり4人がAEDで助かったとのこと、さらにAEDについて説明せよとのこと、これでだいたい覚えていること全部かな。まあ、雰囲気としては悪くなかった、むこうも落とそう落とそうとしている感じではなかったので、たぶんOKだと思う。
消化器、呼吸器、マンマは症例もったことあるので、良かったが、内分泌、甲状腺とかは僕の回った外科ではやってなかたので、やはりきつかった。

どうか受かりますように

健康第一

2005-10-16 15:50:22 | 温泉ねた
昨日の午後はのんびりと過ごした、近くのスーパー銭湯行って、ストレッチと腹筋してサウナと水風呂往復して、昼寝して足つぼマッサージして、また風呂入ってとリラックスしました。足つぼマッサージははじめてやったがかなり強烈、お姉さんによると、細胞の中に悪いものが溜まっているから痛いんですよ、続けて通ってもらえると毒が抜けて痛くなくなりますよって、、、あんた、それは慣れてくるだけだろと思いつつ。いろいろと医学的根拠の無い話をマッサージの間中聞かされていた、まー、人間の体は、理屈では説明できないこともあるから、とりあえず信じて聞いていたが、あなたは、腰が悪いでしょーとか、十二指腸が悪いとか、いろいろ指摘されたが、はっきり言ってなんも症状は無いんですが、、、。まー、気持ちよかったのでよしとするか。

今日は、ダイエットの一環として、ほんとに久しぶりに走ってみた、たぶんこの職場に着てから初めてかな、すぐ近くに川があるので、とりあえずその川沿いを往復40分ぐらい走ってみた。なんか東京とは違い全く整備されていないただの土手なので、ちょっと走りにくかったが、途中、線路が横断していたのには、ちょいとびびった、当然踏切とか無いし、、、。
来月、市民マラソンがあるので参加してみようかと思っているが、やはり体重すぎてこのままだとやばい。ホノルルマラソンを完走したのはつい先日のように思えるが、今となってはもう昔とった杵柄だろう、予定では10kmのコースに応募しようと思っているが、制限時間1時間と書いてあったので、ちょっと厳しいかもしれない。
まあ、とりあえず応募してしまえば、日々練習せざるおえなくなる、という自分追い込み作戦で行くかなー。

ダイエットクラブ結成

2005-10-15 05:23:07 | Weblog
今日は久しぶりにpump-onさせてもらった、特に問題なく乗せたが時計を見ると40分きっかり、本日も40分の壁は越えられなかった、ドイツではのんびりやっているようにみえて25分ぐらいで乗せてたなー。閉胸させてもらったがミスの連続で自分でもいやになった。1つ目はペースメーカーのリードを引っ張ってしまい右房ちぎれて出血、、、しかし、引っ張ったぐらいで出血するのもどうかと思うが、術後抜くのやばいか?。二つ目はドレーンを短く切りすぎて入れなおし、しかも入れなおす時に腹壁動脈刺したのか、どばーっと出血、これはジェイバックドレーンを付属の針でそのまま刺すと時々ある、やはりあの針は便利だがよくないかな、というか俺の刺す位置が悪いのか。

昨日、ダイエットレースを開始、外科3人とナース1人で2ヶ月でどれだけ減量できるかというもの、優勝者は高級料理をゴチしてもらえるというもの。そもそもは俺の体重が先日98kgをマークしたことから始まった。人生MAXのこの体重にさすがにびびり、100kgマークする前に何とか抑えようと思い、ここのところ食べるのを控えていたのだが、一人ではくじけてしまいそうなのでみんなを巻き込んで楽しくやせてやろうという、あまい考えから始まり、やせたそうな方々に声をかけて始まったのだ。
俺のスタート時の体重はすでに94kgともう4kgも落ちており、やや不利、目標は85kgに設定いたしましたので、このブログでも体重を公表していくつもり。
しかしながら本日4人で壮行会を開催、ビールに焼き鳥にチゲなべ食べまくって、たぶん全員一気にプラスになったと思われる。
なんか俺は久しぶりにいっぱい飲んで食べたためか、かえってすぐ下痢になった、しかも辛いもの食べ過ぎてケツがひりひりしてる。

今週末は久しぶりにOFFであるが、例によって何の予定もなし、一人身はさびしいものです、天気も悪いらしいし、また病院ですごすことになるのか、というか週明け、外科認定医の試験があるんだった、その勉強しなくてはいけないか、とはいったものの、直前になっていまさら何の勉強してよいのやら、だれか教えて、とほほ。

今日もうれしかったー

2005-10-13 20:07:31 | Weblog
今日は上の2人は例によってM病院へお手伝いに行っており、今日もチャンス到来。
残ったH先生といつもの通りグラフトを準備して、ボスを呼んだところ、なんとー、二人でやっといてーとのご指令、ついにCABGの初前立ちのチャンス、しかも2助なし、とにかく邪魔しないようにだけ心がけ、がんばりましたが、いや難しい。というかほとんど何もしていない、ただ見てただけで、ほとんど1人でやってましてH先生のポテンシャルはすごいと思った。弁や大動脈と違ってやはり繊細なのでうかつに手が出せないし、やはりこれも経験してみないと2助ではわからなかったことも多く勉強になった。とにかく無事終わってよかった。ここでミスすれば次はしばらく無いからな、また、次のチャンスを待つ。

次のチャンスといえば来週、何故かAAAが3つも入っているらしい、ボスに好きなの選んどけといわれた。全部やらせてくださいと言いたかったが、一番簡単なのでお願いしますとしか言えなかった。できればまたボスに前立ちしてほしいところだが、贅沢かな。あと、おまけでASD+TRも入ってた気がする、これもくるか?。
来週は気合入れなくてはいけません。絶対ミスは許されないが、なぜかペーペーのオペは何か起きるものです。同じようにやってるつもりなのに、、、、。

今日も破裂、なにかあるか?

2005-10-09 20:48:13 | 緊急
今日は病院の日曜当直、朝回診してから学会のデータ解析でもやろうと思っていたら、胸痛のPt来院、心電図変化ないが、2年前のCAGでRtもCxもキュンキュンで、かなり激しい痛みあり、とりあえず内科の先生CallしてすぐCAGをしていただいたが、病変は前回とほぼ変化無し、しかもバリバリ石灰化しており、難しい症例なので、とりあえずは入院経過観察で症状改善しなければ後日PCIとなりました。こういった、前にPCIやってて今回、心電図変化ないけど胸痛続いている症例が一番迷う、内科CallしてCAGやるかどうか判断に困ります。

そんなこんなでCAGを見学していたところ、今度は他院からAAA破裂を送りたいとの連絡、昨日に引き続き本日も市民病院断わられたらしい。
いったいどうなっているのか、でも、こちらとしては、もう喜んでお受けいたしまして、すぐにオペとなりました。4時間ほどで無事終了。
4日連続であります、なんかこれって野戦病院みたいな、いいけど、抄録の締め切りがせまってるよー。
なんかこのままいくと明日も来るか?

オペ中の話だが、
AAA破裂といえば、みんな昼間に来ることが多いといっていた。
なんでだろ、みんな夜は腹痛くても我慢して翌朝病院受診して診断ついて搬送されて昼になるのかな、と勝手な推測。
それに引き換え、TAAとか解離とかは何故か夜中が多いらしい、だいたい夜に風呂とかで発症して病院いって検査してやってるとそうなるのかな。
面白そうなので今度統計とってみようと思っている。
そういえば、昔、肺外科にいるころ気胸の患者がみんなかたまってくることに気づき、単なる偶然かとおもっていたが、なんか台風とかやはり気圧の変化が大きいときに患者が多い気がして、いろいろしらべたら、やはり同じことを考える人はいるようで、気胸の発症と気候の変化についてリサーチしているペーパーがいくつかあった気がする、ドイツの人で気象台のデータで温度、湿度、気圧、潮の満ち干期、台風とかで気胸の発症率に変化はあるかというもので、僕は絶対、台風とか気圧の変化で肺胞内の気圧が変化してブラが破けるのだろうと推測していたが、そのペーパーでは有意差が出たのは確か、意外なことに温度だったと思う。たしか一日で温度が何度か以上上昇すると気胸の発生率が上昇するとのことだったと。
でも、むかしっから、天気悪くなると古傷が痛むとか、逆に外科の患者は傷は天気予報なんていって、傷が痛む日の翌日は必ず天気が崩れるとか、言うけど。あと喘息の発作も気圧と関係があるという報告が何年か前にデータとして出されてたと思ったけど(たしか日本人が発見した)、なんとなく外来でもそういう日は不整脈が多い気もする、プシコも多いが。
まーそんなこんなで、気圧の変化というのは何かしら人体に影響を及ぼすようだ。
どっかに大気圧の受容体があって、それでいろいろホルモンが作動するのか?

もしかしたら、動脈瘤や解離も何か時間帯とか気候とかに関係があるかも


こんなときに限って

2005-10-08 21:26:44 | 緊急
昨日、学会から帰ってくると、なんか緊急のCABGやってまして、国立のT先生がお手伝いしてくれてまして、私も閉胸から参加。
なんか前の日も緊急CABGあったらしく、今週は学会で1件だけの予定が、、、。
そうしているうちに今日も、AAAの破裂が何故か市民病院からいらして、なんで自分のところでやらないのだー、まあ楽しんだのでいいけど。
結局今週は4件となりました。
もうきませんように、、、。
来週ももう5件入ってまして、これから指示書かなくちゃいけません。
やれやれ、、
そういえば学会の抄録も書いてねー、今日やるつもりでしたのに、もうつかれて出来ません、あと1週間となってしまいました、、、とほほ。