はるみのちょっとTea-time

日々の暮らしのなかで感じたこと、市民運動のことなどわたしのことばで、つづります。

三笠フーズの汚染米転売事件で焼酎業界も大ショック・・・なのにこの太田発言は何!

2008-09-12 | ニュースから
2008年9月12日(金曜日)
健さんのお店「八新」は、創業のときから
焼酎がウリのひとつ・・・

1975年1月に開店してから、すでに34年。
移り変わりの激しい本町の飲み屋街あたりじゃ、
すでに古いお店の一つに数えられるほどである。

店にキープされている焼酎も、時代の流れに沿って
変遷を繰り返してきた・・・

30年以上昔には、敦賀のまちで焼酎を飲む人は
ほとんどいなかったように思う。

当時は、九州の焼酎メーカーから直接取り寄せていた。
「八新」の店の棚には陶器ボトルの大分麦焼酎「吉四六」が
ズラリと並んでいたものだ。

その後の焼酎ブームでは、九州各地の焼酎を取りそろえ、
多いときには10種類以上の銘柄が並んでいた。

時代が変わっても八新では「吉四六」がいつも主流だった。
数年前からは、麦焼酎にかわり、いも焼酎が脚光を
浴びるようになってきた。

いまや、「吉四六」は棚の隅にひっそりと並び、
いも焼酎「五代」のボトルが大半を占めている。

ヘンコ(偏屈で頑固)な健さんは、
いっときブームになった焼酎に梅干しを入れるというのを
ぜったいに、認めなかった。
お客さんが要求してもかたくなに、拒み続けた。
「マスター、梅干し入れてな」
「入れな飲めんのなら、焼酎飲むな」
「梅干しぐらい置いとるやろ・・・入れてな・・・」
「梅干しはあるけど、ださん! 
 どうしてもほしけりゃ、ほかの店に行って飲んでくれ」
てなぐあいに、押し通してきたのである・・・

お客さんを追い返すぐらいだから、そりゃはやらんわな・・・

そんなヘンコな健さんの好きな映画は「居酒屋兆冶」
もちろん主演は高倉健さん。
どうも、昔の彼女(映画では大原麗子がその役だった)を
一途に思い続けている主人公・兆冶に
自分を重ね合わせているんじゃないかと
ひそかに思っているわたしである・・・

さて、焼酎業界を震撼とさせた「三笠フーズ」の汚染米事件、
農水省のずさんさがあらためてクローズアップされた。
しかもお大臣様はかの太田さん・・・

またもや、口は災いの許の本家・本元・本領発揮?

http://backnumber.dailynews.yahoo.co.jp/?m=10114&c=top

<事故米転売>太田農相、事態軽視?「じたばた騒いでない」
9月12日20時14分配信 毎日新聞

太田誠一農相は12日、衛星放送「BS11デジタル」の番組収録で、
汚染米の転売問題に関連し「(汚染米から検出されたメタミドホスは)
低濃度で、人体への影響はないと自信をもって言える。
だから、あまりじたばた騒いでいない」などと発言した。
転売問題では、農林水産省の検査体制や汚染米の売却先に関する
情報公開が不十分だとの批判が強く、事態を軽視しているとも
とれる発言が更なる反発を招く可能性もある。

太田農相は、今回の汚染米から検出されたメタミドホスの濃度が
中国製冷凍ギョーザ事件の約60万分の1であることなどを説明し
「私が言うと、いいかげんに問題を扱っていると言われそうだから、
あまり安全だと言わないが、でも安全なんだ」などと述べた。
同農相は収録後、記者団に対し「国を揺るがす大問題で、
省を挙げて取り組んでいる。
軽視しているのではなく、
沈着冷静に対応しているという意味だ」と説明した。

太田農相は就任後間もない8月10日にNHKの討論番組で、
食の安全について「消費者がやかましいから徹底する」と発言し、
批判を浴びた経緯がある。【工藤昭久】

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2008091201000741.html
太田農相「じたばた騒いでいない」 汚染米問題で
2008年9月12日 21時11分(東京新聞・共同配信)

太田誠一農相は12日、日本BS放送(BS11)の番組収録で、
農薬などに汚染された事故米の不正転売問題で
「人体に影響がないことは自信を持って申し上げられる。
だからあんまりじたばた騒いでいない」と発言した。

米粉加工販売会社「三笠フーズ」(大阪市)の汚染米が
病院給食として消費されたほか、汚染米を原料にした焼酎や
あられの自主回収が相次ぐなど国民生活に動揺を与えている問題に対し、
当事者意識が欠如しているとも受け取れる農相の
「じたばた」発言に野党から辞任を求める声が相次いだ。

自民党の総裁選挙後の衆院解散が視野に入る中、
消費者の「安心・安全」があらためて総選挙の争点になりそうだ。

番組の中で農相は「そもそも焼酎は蒸留する過程で有害なものが
分かれていくから(有毒性は)ほとんどない。
中国ギョーザの(混入農薬の)濃度に比べて60万分の1の低濃度」
などと発言。
健康に問題がないとする理由に挙げた。
さらに農相は「いいかげんに問題を扱っているんだろうと
言われそうだから、あまり安全だ安全だと言わない。
言わないんだけど安全だ」とも述べた。

こちらはJ-CASTニュース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080912-00000002-jct-soci

「毒ギョーザに比べればたいしたことない」
太田農水相発言にネットで怒り爆発
9月12日19時55分配信 J-CASTニュース

残留農薬や毒カビに汚染された「事故米」が食用に
転売されていた事件で、酒造メーカーや米菓子メーカーのほか、
2008年9月11日には老人ホームや病院の患者の食事、
12日には幼稚園の給食にも使われていたことが分かった。
しかし、08年9月12日に記者会見に現れた太田誠一農水相は、
緊張感のない笑顔を浮かべ、「焼酎は(毒が)無害化されることもある」
「ギョーザ事件と比べれば60万分の1の量」などと
「他人事」のように発言。
ネットでは「発言自体が信じられない!」と、
農水省や太田農水相に対する怒りが爆発している。

■笑顔で「他人事」のような記者会見

08年9月12日放映のテレビ朝日系ニュース「スーパーJチャンネル」に
よると、太田農水相の記者会見はこんなものだった。

記者から、いつまでにこの問題を解明するつもりなのか、
と質問されると、
「(大臣としての)任期も迫っておりますので、早くやりたいと…」
と笑みを浮かべた。

「事故米」が食用として流通したことを見抜けなかった
農水省への批判が日増しに増加する中、
「太田農水相はどこか他人事(ひとごと)。
その表情には『笑顔』さえ浮かんでいた」と「Jチャンネル」は伝えた。

さらに、この日に配信された時事通信の記事には、
「事故米に含まれる殺虫剤メタミドホスの濃度が
『(中毒事件が起きた)中国製冷凍ギョーザの
60万分の1と極めて低い』との認識も示した」と書かれている。
つまり、毒ギョーザよりも人体への被害が少ないから、
あまり騒いでも意味がない、という事らしい。

■「焼酎は製造過程で無害化されることもある」

さらに、酒造メーカーが焼酎に「事故米」を使わされ、
全商品を回収する騒ぎの真最中にもかかわらず、
「焼酎は製造過程で無害化されることもある」
(同日の産経新聞電子版)と発言。
そして、前日に発覚した老人ホームや病院での「事故米事件」について、
太田農水相が報告を受けた日時も曖昧だった、と産経新聞は書き、
「農水省の情報開示の遅れとともに、状況認識の甘さも露呈した」
と批判した。

こうした報道にネットでは、「発言自体が信じられない!」と
いった雰囲気になっている。
ネット上の掲示板やブログを検索すると、

「だから毒を入れてもいいのか?」
「完全に国民の敵だろこれ?」
「さすが『集団レイプする人は元気があるからいい。正常に近い』の人だな」

などというカキコミが並んでいる。
コメント (2)
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