2008年9月19日(金曜日)
日本の将来のために、ここはひとつ、
みんなで我慢しようじゃないか!
小泉の甘言に乗せられ、ほんとに我慢させられてしまったのは
国民だけだった・・・
政治家や官僚たちは、おいしい甘い蜜(ナントカ還元水?)を
飲み続け、国民は苦い水を飲まされ続けている。
首相や大臣が「辞任」するのが おお流行の昨今、
「辞任」とは「選挙のためのポーズ」と同義語だと
思い知らされた。
口先だけの「責任をとる」という政治家の顔は、
まさに「ひとごと」・・・福田政権は「ひとごと内閣」
シレッ~と語る会見を映し出すテレビの画面を殴りつけたくなる。
しかも総裁選出馬の面々の
「ミエミエ・選挙のための補助金ばらまき政策」にも、ウンザリだ。
08年1月8日のブログにも書いたけれど、
http://blog.goo.ne.jp/aran1104/e/cb8ae2c577c92ba146ad9a24c87a8032
関税より高い上納金をなくし、小麦の自由化を図ろう!なんて
根本的改革には、どなたも乗りださない。
この上納金の不正転用こそ、族議員の懐を潤しているのに・・・
今回の総裁選に出馬できなかった山本一太参議院議員は
「自民党無駄使い撲滅プロジェクトチーム」の代表だそうだ。
政策棚卸しの無駄遣いを監視・撲滅するのが目的みたいだが
自民党さん自身の無駄議員の監視・撲滅にも
眼を光らせてほしいものだ。
どこが反省? と首をかしげたくなる辞任会見のニュースです。
http://www.asahi.com/special/071031/TKY200809190113.html
太田農林水産相は19日の閣議後、福田首相に対し、
農薬などで汚染された事故米の不正転用問題をめぐる
農水省の一連の対応の責任をとって辞任する意向を伝えた。
首相は同日中に辞任を認める方針で、
農水相は町村官房長官が兼任する。
白須敏朗事務次官も同日付で引責辞任した。
太田農水相は19日の閣議後の記者会見で、
「事故米が社会的に大きな問題となり、責任を取ることにした。
再発防止策もほぼ固まり、一つの節目だと思った」
と辞任の理由を説明した。
大臣と事務方トップの事務次官が同時に辞任するのは極めて異例。
福田内閣は24日に総辞職を予定しているが、
太田農水相がこれを待たずに辞任する背景には、
不正転用拡大の実態や業者による接待問題などが
次々と明るみに出る中で、農水省としてけじめをつけないことには、
10月末に実施される見通しの総選挙にも
影響するとの首相官邸の意向も働いたとみられる。
5日に発覚した事故米の不正転用問題では、太田農水相が
12日の民放の番組収録で「人体に影響がないことは
自信をもって申し上げられる。
だからあんまりじたばた騒いでいない」と発言。
白須次官も11日の記者会見で「私どもに責任があると
今の段階では考えていない」と語り、与野党から批判を受けていた。
町村官房長官は19日の会見で、「結果として、(事故米が)
消費者の口に幅広く入ったということで、
食の不安をかき立てたことを反省している。
全容を解明したわけではないし、責任の所在が
明らかになったわけでもないので、政府全体で取り組む」と述べ、
野田消費者行政担当相を中心に対応を強化する考えを示した。
太田農水相は衆院福岡3区選出で当選8回。
03年には早大サークルの強姦(ごうかん)事件をめぐり、
「集団レイプする人はまだ元気があるからいい」と発言。
農水相就任後も中国製冷凍ギョーザ事件などに関する
食の安全について、「社会主義の国と日本のような
民主主義の国は違っていて、消費者としての国民がですね、
やかましくいろいろというと、それに答えざるを得ない」
などと発言し、野党側は罷免や辞任を求めていた。