2009年9月17日(木曜日)
総務常任委員会が午前中で終わり、食事を済ませて
控室でイスに座ったとたん、居眠り・・・
あ~、やっぱり疲れてる・・・
まだヒアリングしたかったけれど、
こりゃ無理だわ。
家に帰って、寝なおそう・・・と
市役所の1階フロアまで降りてきたら、
なんと!
中池見のミズトラノオが・・・
おもわず、フロアに座り込んで見入ってしまいました
そして携帯でパチリ。
なんとも上品なフジ色・・・
どなたがおいたんでしょうねぇ・・・
さて、その中池見湿地。
ラムサール条約登録にむけて、福井県が動き出しました。
国定公園に編入するための調査費用が
県の補正予算に経常されました。
敦賀市が最重要課題としてずっと福井県にねばりづよく
要求してきた苦労がやっとむくわれます。
市長はじめ担当部局の職員のみなさんのおかげです・・・
そしてなにより、20年以上も湿地の保全運動に
かかわってきた、笹木さんはじめ
中池見の仲間たちの地道な活動があったからこそです。
福井新聞に大きくその記事が掲載されました。
本当にうれしい!
ゴミ処分場問題で福井県を厳しく追及してきたことが
ラムサール登録への道を閉ざしてしまったのではないかと
ずっと、心に引っかかっていただけに、
新聞記事を読みながら、ウルウルになっちゃいました。
http://www.fukuishimbun.co.jp/modules/news2/article.php?storyid=8452
中池見湿地、国定公園編入へ調査 県、ラムサール登録向け
敦賀市の中池見湿地のラムサール条約登録に向け、
福井県が登録の選定条件となる国定公園編入に必要な
自然環境調査に乗り出す。
直近の決定会議となる、2012年上半期に
ルーマニアで開かれる第11回同条約締約国会議での
登録入りを目指す。
同条約は国際的に重要な湿地を保全する。
県内では05年に初めて、三方五湖が登録された。
中池見湿地は数十メートルにも及ぶ泥炭層からなり、
その地層には約12万年分の環境の変遷が記録されている。
国内屈指のトンボの生息地であり、
湿地特有の多様な動植物が息づく貴重な地域。
同条約の登録については、以前から同湿地の保全に取り組む
NPO法人「ウエットランド中池見」などが
推進活動を続けており、所有・管理者である
敦賀市も県に支援の要請を行ってきた。
登録には、法律の中で保全が図られていることが
条件となることから、まずは自然公園法の管轄下にある
越前加賀海岸国定公園への編入を目指す。
その基礎資料として本年度は景観や動植物、
利用状況などを調査する。
来年度からは必要書類を作成し、
県の環境審議会などに諮り内容を詰める。
同時に環境省との協議も進め、国内候補地に選定されるよう
アピールする計画。
本年度の調査にかかわる396万2000円を、
9月補正予算案に計上した。
県自然環境課によると、
環境省は10月にも検討会を立ち上げて候補地選定作業に入り、
10年冬ごろに大枠の候補地を決める方針。
国定公園編入は、11年冬に開催予定の
国の環境審議会での正式決定を目指すという。
同課は「敦賀市の地元の皆さんとも相談しながら、
登録に向けた作業を着実に進めていきたい」としている。
同法人の笹木智恵子理事長は
「一歩前進したとありがたく受け止めている。
よりよい方向に向かうよう協力していきたい」と話している。
そうそう、中池見で保護されたカワセミのカワちゃん・・・
まだ赤ちゃん? 獣医さんのところで治療を受けていたのですが
放鳥できるぐらいまで、元気になり、中池見の仲間たちが
見守る中、無事飛び立ったそうです・・・(ヨタヨタとだそうですが)
みっちゃんがメールで可愛いカワちゃんの写真を送ってくれました。