私の好きな時間

大好きなお花達と手仕事と日々の暮らしの記録です

生まれてきてくれて本当にありがとう~

2013年11月27日 | 

この小さなおてて

 

この小さなあんよ

 

嬉しかった。。。

 

生まれてきてくれて

本当にありがとう~

 

「有難い」

この言葉の意味がこれほどまでに感じた瞬間はありませんでした。

 

11月26日

娘夫婦に赤ちゃんが誕生しました。

 

12月12日の予定だったのですが。。。

ちょっと早い出産でしたが、2,785gの元気な男の子でした。

 

26日の午前3時ころ、

「お母さん、ちょっと変なの。破水かも?」

 

そんな娘の言葉に飛び起きました!

 

すぐ病院へ連絡を取り、主人も驚いて車の用意をしてくれました。

 

入院の準備をして来るようにと言われ、

娘も慌てること無く落ち着いていました。

 

夜間の看護師さんがとっても親切で、

こんな時間なのに嫌な顔せず、

しかも全く動揺もせず、(看護師さんだもんね。)

私もずっと付き添っていました。

 

私は一旦家に帰ることにして、

主人が車で迎えにきてくれました。

 

歩いて帰れる距離なのですが、

午前4時半くらいってまだ真っ暗です。

 

病院の外で主人の車を待ちながら空を見上げたら、

綺麗なお月さまとキラキラ輝く星達。

 

「今日中に会えるかな?

こんなに綺麗な夜空を見上げた事ってあるかな?

ないなぁ~

どうか元気に生まれてきてね。」

 

そんな言葉を胸に待っていました。

 

午後になってkoutaさんも会社を早退して来てくださいました。

私も昼食を済ませ、家事を済ませ病院へ行きました。

 

娘の陣痛も順調に進み、

koutaさんは追い出されていて、

私が行っても声も出さずに「来ないで!」って手を振っているのです。

 

追い出された私達は、

このシャンデリアの下でおしゃべりをしながら、

長い時間を過ごしました。

 

主人は「私が居ても。。。生まれそうになったら連絡して。」

お父さんてそんなもんだね。

 

娘は立ち会い出産は希望していませんでした。

と、言うか、

私が常々言っていたことがありまして、

「甘ったれた根性でお産に臨んだりしたらダメよ!

大きな声でわめいたりしたら承知しないからね!

歯を食いしばって頑張り抜くんだよ。

お母さんになるってそういうことだからね。」

 

な~んて偉そうなことを!

 

それって、私が母に言われたことなんです。

 

でも、いざとなったら、

「koutaさんの助けが欲しくなったら言いなさい。

でも、一人の方が頑張れそうだった正直にkoutaさんに言っていいのよ。」

 

娘は「生まれた瞬間は三人で迎えたい。」と希望していました。

 

待ちくたびれそうになっていたkoutaさんに看護師さんが、

「これを着てドアの前で待っていてください。」

 

しばらくしてkoutaさんが呼ばれて入って行きました。

 

駆け付けた主人と私。

主人はじっとして待っていられる人。

私、待てない人!

 

ドアの前に行っても娘の苦しそうな様子も全く気配がありません。

 

でも、

 

 

聞こえました!

赤ちゃんの元気な泣き声!

 

「お父さん、生まれた!生まれた!

泣いてる!元気に泣いてる!!」

 

溢れる涙が止まりません。。。

あの主人も泣いてる。。。

それを見て余計に涙が溢れました。

 

koutaさんの一声。

「何一つ足りないものはありませんでした。よかったです。」

 

嬉しかった。。。

本当にほっとした瞬間でした。。。

 

元気な泣き声がこんなにも愛おしく聞こえたなんて、

今まで感じた事がないくらい感動しました。

 

大きな声で泣いてくれた初孫です。(携帯画像)

「ありがとう~生まれてきてくれて本当にありがとう~」

 

 

コメント (14)
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