昨日の日曜日のことです。
午前中はガイドの定例会に出席し、
午後は、
叔母がお世話になっている介護施設に行って来ました。
叔母は、
父の弟の奥さんで
小さい時から「○○姉ちゃん」と呼んでいました。
私の住む街から、
電車で3駅先に住んでいて、
私は学生時代は寮生活だったので、
時々遊びに行かせて貰ったり、
卒業してからは、
叔母さんの家の二階に住み、
日本橋の会社に勤めていました。
叔父さんより、
叔母さんに、とってもお世話になったのです。
叔母さんは、
とっても器用な人で、
私にも洋服を縫ってくれたり、
ゆったりした人で大好きでした。
私が手仕事が好きになったのも、
母の影響もあるのですが、
叔母さんの影響も大きかったように思います。
叔父さんが二年前の暮れに亡くなってから
一人暮らしでした。
叔父さんが亡くなった後、
お家に行った時、
いつもきちんと片付いていたお家だったのに、
玄関に入って驚きました。
お台所も。。。
リビングも。。。
それに、
叔母さんの様子もいつもと違う。。。
でも、
話は通じるし、
その後も電話で話す程度で、
お家まで行くことが無かったのです。
今年の春、
ガイドをした相手の女性の方が、
叔母さんのお家の近くの人だったので、
叔母さんの事が気になったので、
久し振りに電話をしてみたのですが、
何度電話しても出てくれない。
叔母さんには、
娘が一人、都内で暮らしているのですが、
私も、「後で○○ちゃんの電話番号教えてね。」って、
まだ教えてもらってなかったのです。
数日間電話が通じないので、
本当に心配になって、
○○ちゃんの住所を頼りに、
○○ちゃんのお家を訪ねてみました。
○○ちゃんが北海道から引っ越してきた時、
叔母さんが一緒に連れていってくれたので、
何とかわかるかな?と思い、
留守の時用に手紙を書いて持って行きました。
その日は、留守で、
手紙をポストに入れて帰って来ました。
夜になって、
○○ちゃんから電話があり、
やっと、連絡が取れ、
叔母さんが介護施設に入ってることが解りました。
施設って、
家族の人が一緒じゃないと面会させてもらえないのね。
面会までの間、
施設でコロナが出たりで、
なかなか面会の日が取れなくて、
やっと、昨日、面会ができることになったのです。
最寄りの駅で待ち合わせ、
○○ちゃんのご主人の運転で、
連れて行ってもらうことが出来ました。
○○ちゃんと会うのも、
あの都内のお家に行った時以来。
ご主人様とは、○○ちゃん達の結婚式以来。
「初めまして」状態。
施設では、
手指の消毒はもちろん、
うがいまで。
衝立のあるテーブルで、
面会時間は20分。
車いすに乗った叔母さんが施設の人に連れられて来ました。
私の事、わかるかなぁ。。。
誰?って見つめる目。
私 「マスク、外すね。」
叔母 「え~!!??くらりちゃん?」
よかったぁ~
あの優しい笑顔の「○○姉ちゃん」でした。
元気なうちに、
お世話になったお礼を言っておきたかった。
それが叶って、
本当によかった。という思いでした。
「痛い所はない?」
「ご飯は美味しく食べられてる?」
「よく眠れてる?」
「何か欲しい物は無い?」
そんな他愛ない会話で、
20分はあっという間に過ぎちゃいました。
久し振りの従兄弟夫婦にも、
お茶をご馳走したかったのですが、
車を止めておくところも無いというので、
駅でお別れしました。
お茶しながらラインを繋いで欲しかったのですが。。。
でも、
夜になって○○ちゃんから連絡が来て、
ラインも繋がりました。
これから連絡も取りやすくなりました。
便利な時代に生きてるなぁ~って
つくづく感じました。
歳を重ね、
体力もなくなり、
記憶もおぼつかなくなり、
誰かのお世話になる時が来るのかな?
叔母の姿を見て、
あらためて、
これからの自分の生き方も不安になりました。
避けて通れない老いへの道ですね。
でも、
くよくよしないで、
元気を出して過ごして行きたいですね。