金融マーケットと馬に関する説法話

普段は資産運用ビジネスに身を置きながら、週末は競馬に明け暮れる老紳士の説法話であります。

【重賞回顧】 チューリップ賞・オーシャンS・弥生賞ディープインパクト記念を振り返る

2020-03-09 07:05:33 | 競馬

 まず土曜日阪神のチューリップ賞。期待したとおり、大本命のレシステンシアは逃げてはくれましたが、あまりにスローペースで、この馬の強みを引き出すレースには出来ませんでした。北村友一騎手、これでは本番は替えられてしまうかも。後ろの馬が追いかけるのに、脚を使うくらいのペースを刻まないといけません。こうなると本番は短期免許の外人騎手か、新馬戦で乗った武豊騎手に依頼することになるのでしょうか。

 それから勝ったマルターズディオサ僅差2着のクラヴァシュドールは、これで本番でも主役級へランクアップ。本番直行のリアアメリアや、クイーンC組のミヤマザクラとマジックキャッスルシンザン記念を勝ったサンクチュエールも含めて、大混戦の様相になってきました。私は、それでも本気で逃げれば、桜花賞はレシステンシアが一番強いと思っていますが‥。

 次にオーシャンS勝ったダノンスマッシュは、逃げるナックビーナスを最ウチの3・4番手から差し切る完璧なレース。ただ理想的過ぎたので、本番はこんなに好条件が揃うかどうか。3着のタワーオブロンドンは仕掛けてからの反応がイマイチでしたが、試走としては十分。この馬の本当の狙いは4月の香港ですから、今はこれで良いのでしょう。いずれにしても、美味しい三連複1点勝負でありました。

 最後に弥生賞ディープインパクト記念勝ったサトノフラッグは想像を超えて強い馬でした。心配した重馬場も苦にしないどころか、ディープ並の大外ぶん回しで楽勝しましたので、重はむしろ得意と評価できます。う~ん、これはコントレイル・サリオスよりも上なのかもしれない! 武豊騎手もマイラプソディではなくこっちが本戦になるのでしょう。もちろん、本番の皐月賞では大外ぶん回しはやめて欲しいと思いますが‥。


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