親から教えられたことで、ずっと心の奥底で生き続けているのが「みっともないことはするな」、であります。これは自分の一人息子にも、繰り返し伝えた教えでもあります。
「みっともないこと」というのを辞書で引くと、「人が見たくないと思うような様子」「見苦しいこと」とある。
なぜ急に、この言葉を思い出したかというと、国会での党首討論の様子をTVで見たからです。そりゃ、お互い様なのだと思いますが、未知の新型コロナウイルスと対峙をしている政府や厚労省の対応について、「指示が突然すぎる」だの「後手に回っている」だの、ケチを言い続けている野党の党首たちを見ると、上記の言葉が浮かんできたのであります。
多くの日本人が「見苦しい」「みっともない」と感じていると思いますよ!
新型コロナ対応については、今はまず政府・厚労省の施策に全面協力するべき時期であり、総括して問題点を指摘するのは、数か月後で良い。誰にも分らない未知の領域で、過去の感染症への対応の教えを信じて、やれることをやっているのが現在。国が一つになって苦しい状況を乗り超えようとしている中にあって、敵失を探してはポイントを稼ぐような行動を、日本人は「みっともない」と思うのです。
野党党首の方々、こういう時はネットでの風評は当てになりません。「呟き」とか「いいね」とかは、深く考えての行動ではなく感覚だけの行動。緊急事態において、ジッと考えながら想う世論は別のところにあります。「みっともないこと」だけはやめておきましょう!