金融マーケットと馬に関する説法話

普段は資産運用ビジネスに身を置きながら、週末は競馬に明け暮れる老紳士の説法話であります。

【重賞回顧】 フラワーカップ、スプリングステークス、阪神大賞典

2020-03-23 06:59:48 | 競馬

 まずは金曜日のフラワーカップ勝ったアブレイズは桜花賞に出てくるかはわかりませんが、とにかく驚きなのはキズナ産駒の勝負強さ。ディープのような切れ味を受け継いだ産駒もいますが、どちらかというと、並んでからの闘争心に特長があるため、短距離でもダートでも、どこでも穴をあけるケースが多い。クラシック本番でも、キズナ産駒がとんでもない穴をあけるかもしれません。

 次は、阪神大賞典キセキの凡走はあるかも‥と言ったとおりになった訳ですが、この出遅れ癖は「欧州遠征帰り」にありがちなメンタル問題かもしれません。厳しいレースを経験すると、頑張りどころでの踏ん張りが効かなくなるのです。マカヒキやサトノダイヤモンドと同じく重症かも。しばらくは信頼する、しない、を決めた方が良さそうです。

 そして、スプリングステークス中山の馬場が思ったよりも重くなっており、勝ったガロアクリークは、力の居る馬場が得意に見えました。大本命のヴェルトライゼンデは出遅れが響いた感がありましたが、本番は次ですので、特に問題はないでしょう。レースが上手なところは他頭数の皐月賞では魅力だと思います。

 最後におまけ、土曜日の若葉ステークスアドマイヤビルゴは非常に強い勝ち方でした。無理して皐月賞に出てくるかどうかは判りませんが、日本ダービーの有力馬として名乗りを挙げたと思います。武豊騎手は、サトノフラッグを取らずにマイラプソディを堅持していますが、この馬は同じ友道厩舎ですから、乗り替えちゃうかもしれませんね。


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