4月7日に政府から緊急事態宣言が発令され、8日にJRAが会見を開くと発表があった時には、もう桜花賞と皐月賞の延期を覚悟してしまいましたが、無事開催されることになって本当に安心いたしました。日経新聞の野元記者が言うように「本当にそれが正しかったのか?」は、のちのち歴史が評価してくれることになりますが、このレースを目指している馬たちにとっては、彼らの競馬人生が変わってしまう事態ですので、このまま何とか、ダービーとオークスまでは無事に開催できることを願っています。
まずは阪神牝馬S。2歳牝馬チャンピオンのダノンファンタジーと重賞2連勝中のサウンドキアラが人気を集めると思いますが、サウンドキアラは1400mがベスト距離で、阪神よりも京都向きで割引きが必要。このコースのGⅠを勝っているダノンファンタジーが中心と見ます。また、この馬は休み明けの方が走ります。
相手1番手も、阪神GⅠで好走歴が目立つビーチサンバ。さらに、昨年秋の高速馬場だった京成杯AHの1・2着馬トロワゼトワルとディメンシオンの2頭。さらに4歳で本格化しつつあるブランノワール、プールヴィル、シャドウディーヴァも。馬券は、ダノンファンタジー頭固定で、馬単と三連単で。
中山のニュージーランドTは、中心視できる馬がおらず、軸を探すのが難しいレース。それでも、マイル路線で安定した成績を残しているハーモニーマゼランを本命に指名。相手にはフランケル産駒のオーロラフラッシュ、2連勝中のルフトシュトローム、エピファネイア産駒初の重賞制覇を狙うシーズンズギフト、連闘で臨むシャチ、重のファルコンSでは結果が出なかったウイングレイテストとアプソルティスモも。馬券は、ハーモニーマゼランからの馬連と、三連複1頭流しで。