金融マーケットと馬に関する説法話

普段は資産運用ビジネスに身を置きながら、週末は競馬に明け暮れる老紳士の説法話であります。

【雑感】 97歳の叔母が逝去 でも葬儀もままならない・・

2020-04-17 06:42:51 | 雑感

 今週、叔母が亡くなりました97歳ですので、天寿を全うしたと言えます。昨年夏に母が92歳で亡くなった時も、同じく天寿を全うした往生でしたので、私の兄弟と従妹が集まって、それは宴会のような明るい葬儀をして送り出したものでした。

 しかし、今のご時世はそうもいきません。死後の検査でコロナ感染はなかったとは言え、最後の死因が「肺炎」でしたので、早々に荼毘に付すこととなり、叔母の子供たちだけでヒッソリと送り出すことになりました。私は近くに住んでいるので、何とか最期のお別れをすることはできましたが、私の兄は遺体に会うこともできませんでした。

 今回の騒動は、やはり戦争に似ていると思います。戦争では、肉親と言えども、戦場で亡くなった兄弟の死に目に会えることもなく、遺体ですら何も残らないケースが多い。また、空襲で肉親とはぐれたまま、二度と会えなくなったケースも珍しくありません。コロナ感染で亡くなった場合は、遺体との対面もままならないことが多いと聞きますし、私の叔母のケースのように、コロナとは関係なくても、斎場に人を集めるリスクを避けようとすることになります。

 亡くなった肉親とのお別れすらままならないことになるとは‥。新型コロナよ、君との共存はやはり無理のようだ。


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