本日は朝から山梨出張です。甲府にお取引先があって、年に1回、ここのトップの方とお会いする機会を頂いています。
甲府に来るといつも感じるのですが、①東京から近い(新宿から特急あずさで1時間35分)、②山が近い(富士山だけでなく、丹沢や駒ヶ岳を擁する明石山脈など)、③ワインが世界レベル(カベルネソーヴェ二ヨン・メルロー等の代表的な赤ワインもレベルを上げていますが、「甲州」品種の白ワインは他に例のない味わいで世界最高峰にランク)、④果物を始め農産物が美味い(ぶどう・リンゴのほか、野菜類、キノコ類など名産の宝庫)、⑤肉が美味い(牛肉・豚肉・馬肉・鶏肉のほか、猪・鹿・熊などのジビエも美味い)、⑥魚も美味い(川魚ですが、鮎・山女魚・鯉・鰻・鯰など、本当に美味い)、⑦良いゴルフ場が選び放題、⑧スキー場も近い、⑨温泉が豊富、それに加えて、⑩リニアモーターカーが2027年に開通する(品川⇔甲府が20分、ちなみに甲府⇔名古屋は40分)
山梨が地域的に冴えなくなったのは、東京に近すぎて、優秀な人材がどんどん都心へ流れてしまうこと。併せて、東京に近すぎるので、山梨における経済イベントが、美味しいところを首都圏企業に持っていかれる。これは、佐賀県と福岡県とか、岐阜県と愛知県の関係にも似ていますが、ここへ来て、少し発想を変えるべきタイミングになってきたと思います。
コロナの影響で、リモートワークが常態になってきたので、企業経営者や企業オーナーは、出社することなく、ZOOMやWebexで会議に参加してきます。しかも、カリスマな経営者ほど、感染リスクを避けるために、都心から離れたところに常駐場所を移し始めています。でも、急な事態が発生すれば、すぐに本社に駆け付けることが出来る場所に居る必要がありますので、甲府は最適な隠れ家になります。
空気は良いし、ゴルフ・キャンプなど遊びには事欠かないし、食べものとワインが美味い。こんな場所は、日本国中ほかにありません。リニアの新甲府駅周辺は、UHNW(超々富裕層)専門の住居や長期滞在ホテルおよびレストラン、あるいはリモートワーク用サテライトオフィスのメッカになるのではないでしょうか?