まずは土曜日の京王杯2歳S。勝ったダイワメジャー産駒モントライゼは、ルメール騎手の好騎乗で、絶好の2番手から押し切りました。2着のロードマックスは、新潟2歳S7着からの巻き返しで、やはり今年の新潟は馬場が悪かったということで、良好な府中や阪神の馬場になるとディープ産駒は好走しますね。1番人気の天才少女リフレイムは、中1週で体調面も万全ではなかったのかもしれません。
次は阪神のファンタジーS。勝ったミッキーアイル産駒メイケイエールは、3コーナー過ぎで一度引っかかっていながら、直線でまた伸びて勝ち切りましたので、非常に強いと言えます。次は阪神JFですが、GⅠの方がペースが速くなるので、引っかかる心配は少なく、マイルも問題ないと思います。熊本産のヨカヨカは1200mの方が良いですね。
そして日曜日のアルゼンチン共和国杯。長距離レースは騎手で買え!という格言どおりの結果でした。大外18番枠から、ルメール騎手が馬をヒートさせないように、ソッと前段に取り付いて、そのまま淡々と4コーナーまで。直線も途中までは脚を使わせずに、最後は叩き合いを粘り切る形に。2着のラストドラフトも戸崎騎手の好騎乗が光りました。勝ったオーソリティはJCでも良いですが、何と言っても、今年はメンバーが凄すぎますので、有馬記念へ行けば面白いと思います。
最後は、阪神のみやこS。勝ったクリンチャーは、これで芝でもダートでも重賞勝利となりました。次はクリソベリルがいるので勝つまでは難しいと思いますが、良いところを見せて、ディープスカイの後継種牡馬への道を突き進んでほしいと思います。