金融マーケットと馬に関する説法話

普段は資産運用ビジネスに身を置きながら、週末は競馬に明け暮れる老紳士の説法話であります。

【競馬】 ジャパンカップ(GⅠ)への道 さてアーモンドアイは?

2020-11-10 06:58:22 | 競馬

 先週の5日、矢作芳人調教師が放牧先の大山ヒルズにて、コントレイルのJC参戦を表明いたしました。12日に栗東トレセンに戻る予定で、そこから2週間ちょっとでJCへの調整を行うようです。もちろん、調整過程で少しでも不安が生じれば「回避も有り得る」前提での参戦表明だと、繰り返し述べておられました。「絶対に無理はしない」との覚悟表明も同時にしたということ。

 先に参戦表明をした牝馬三冠のデアリングタクトのほか、本日現在で参戦表明しているのが、サートゥルナーリア、グローリーヴェイズ、キセキ、ワールドプレミア、ミッキースワロー、モズベッロといったところ。

 注目のアーモンドアイは、香港カップか、JCか、今週中に参戦表明がある見通し。サートゥルナーリアの鞍上が早々と池添騎手に決まったあたり、国枝調教師・ルメール騎手ともに、陣営はJCへの参加に傾いているのでしょう。ただし、アーモンドアイにとって中3週は鬼門。中5週が取れる香港カップの方が万全の態勢で出られると思いますし、国際的な評価は、日本馬同士のJCよりも香港カップを勝つ方が上

 JRAからは、世紀の一戦にアーモンドアイの参戦を促して、JCへの注目度を高めたい意向が透けて見えていますが、まず、ここは「馬優先主義」で判断すべきところ。万が一にも、アーモンドアイの怪我の可能性を高める選択はしないで頂きたいと、申し上げておきます


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