「今年の漢字」は、京都市に本部がある「日本漢字能力検定協会」が、その年の世相を表す漢字ひと文字を一般から募集し、最も多かった字が選ばれる仕組み。先月1日から今月9日までの221,971票の応募の中から、最も多い12,148票を集めたのは・・
「金」‼
京都市東山区にある清水寺では午後2時すぎ、森清範貫主が大きな和紙に「金」の字を一気に書き上げました。なお、「金」が選ばれたのは、東京オリンピックが開催された2021年以来、5回目とのこと。ちなみに、5回は全て夏季五輪が開催された年でありました。
なお、第2位は9,772票を集めた「災」。第3位がワタクシが本命に挙げていた「翔」で7,487票。
第2位の「災」は、第4位「震」と併せて、年初に起きた能登半島地震や、青森・千葉・茨城・宮崎県沖などで発生した群発地震から連想されたものでしょう。そして第3位の「翔」は、当然ながら大谷翔平選手の大活躍で、日本中の皆さんがたくさん勇気を貰ったということ。
それにしても、またまたオリンピックの年に「金」というのは・・ と感じたのはワタクシだけでしょうか?
まぁ「今年の漢字」は、有識者による選定ではなく、あくまでみんなの投票で決める方式なので、これはこれで仕方のない結果であります。過去がどうだろうが、マンネリな結果になろうが、今の国民が想う「今年の漢字」は、この方式でないと正しく決まらない。
という訳で、「今年の漢字 2024」は「金」ということで・・納得であります!