12月12日(木)に『今年の漢字 2024』が発表されるとのこと。
という訳で、少し時期が早いですが、どの漢字が選ばれるかを予想してみたいと思います。ちなみに「今年の漢字」は、11月1日から12月9日までの約1か月の間に、一般国民から募集した「漢字一字」の数が最も多かったものを「今年の漢字」として、「公益財団法人 日本漢字能力検定協会」が発表しているものです。
けして、清水寺が主催している訳ではありませんので、お間違えの無きよう。
ところで、昨年選ばれた漢字は「税」。一年を通じて増税議論が活発に行われたほか、定額減税やインボイス制度といった「税」にまつわるテーマに関心が集まったことから、応募数が最も多かったようです。比較的、身近で現実的な漢字が選ばれた気がいたしました。
一方、過去の歴史を紐解くと、オリンピックが開催された年は、軒並み「金」が選ばれています。2021年の東京五輪開催の年、2016年のリオデジャネイロ五輪の年、2012年のロンドン五輪の年は、いずれも「金」。2024年はパリ五輪が開催された年ですから、いつもどおりに「金」が選ばれるのか。ちなみに、昨年は38年ぶりに日本一に輝いた阪神タイガースに因んで「虎」ではないかと予想したワタクシでしたが、「虎」は残念ながら第4位でありました。
別の見方もあります。アメリカでは大統領選が行われ、トランプ候補が4年ぶりに返り咲くことになりました。日本でも総選挙が行われ、久しぶりに自公連立与党が過半数割れという大敗を喫しました。となれば、「選」という字が一気に浮上する可能性もあります。何と言っても、世相を反映するのが「今年の漢字」ですから。
とはいえ、やっぱり1年を通じて、日本人に元気をくれた存在と言えば、MLBドジャーズの大谷翔平選手。MLBで2年連続のホームラン王を獲得した上、史上初の50:50を達成。ドジャーズをワールドチャンピオンに導き、通算3度目のリーグMVPに輝きました。したがって「翔」という漢字が「今年の漢字」に最も相応しいとワタクシは考えます。
なお、「今年の漢字」は、スマホからも応募=投票できます。「日本漢字能力検定協会」のHPに入って頂くと、すぐに応募画面にリンク出来て、そこで好きな漢字を書けばOK。簡単ですので、ぜひぜひ「清き一票」を投じて頂くようお願いいたします!