京都競馬場の改修工事の影響で、中京記念が4年ぶりに中京競馬場に戻ってきました。
もともとは秋のマイルGⅠ戦線への登竜門として位置づけられており、この舞台からサダムパティック、ガルバルディ、グレーターロンドン、グルーヴィット、プリモシーンなどのマイルのトップクラスがステップアップしていきました。
今回のメンバーには、GⅠ馬⑫ダノンスコーピオンや、ヴィクトリアMで4着の⑪ディヴィーナなどの実績馬が参加してはいますが、狙いたいのは、ディープインパクト産駒の4歳牝馬⑯ルージュスティリア。2歳時にはPOGでも人気のクラシックNO.1候補でした。何と言っても、デビュー戦では、あの二冠馬スターズオンアースに完勝しています。しかし、体質面の弱さから3歳春を棒に振り、秋から少しずつ体質が改善。本格化はまだではありますが、この夏が、そろそろ期待も込めて、その潜在能力の開花の時期かと。
相手には、中京巧者のミッキーアイル産駒の5歳牡馬⑦アナゴサン。かつては芝2000mが得意でしたが、ここへ来てマイル位が合ってきました。逃げ馬がいない出走メンバーの中で、思い切った逃げ戦法を取ってくれれば、逃げ残りが期待できると。
馬券は、まずは本命⑯ルージュスティリアの単勝。そして、⑯ルージュスティリアと⑦アナゴサンのワイド1点 ⑦⑯ で。