金融マーケットと馬に関する説法話

普段は資産運用ビジネスに身を置きながら、週末は競馬に明け暮れる老紳士の説法話であります。

【色々な意見はありますが‥】 オリンピック開会式まで1週間です!

2021-07-16 06:50:13 | オリンピック・パラリンピック

 オリンピックの開会式まで、あと1週間という日になりました。この時期になっても、色々な意見があって、それをネットで激しく言い争う状況も認識してはいるのですが、まずは「色んな意見があること」は多様性の証拠であり、このこと自体は、非常に素晴らしいことと評価いたしましょう。

 それから、両極端の意見に対しては、それぞれの意図するところを理解することから始めましょうもちろん、自分の意見を曲げる必要はありません

 

 自分の意見を申し上げれば、オリンピックには、単なるスポーツイベントを超えた特別な力があると信じております。その「特別な力」とは、外交力でも軍事力でも、演説でも文章でも、解決できないことを、可能にしてしまう特別な力であります。それは世界を変えることができる特別な力でもあります。

 

 身近な事例を申し上げれば、2018年の平昌 冬季オリンピックの女子スピードスケート500mの決勝で、優勝した小平奈緒選手が、2位に敗れた韓国の世界チャンピオン 李相花選手の肩を抱きしめる姿、そして二人で健闘を讃え合う姿は、日韓両国の国民の心を氷解させる力がありました。政治や外交では全く不可能なことを、この二人は、オリンピックの舞台でやってのけたのです。

 

 また、先日、陸上400mハードルの元日本代表 為末大氏がお話していましたが、2000年のシドニー オリンピックの女子陸上400mで優勝した、オーストラリアのキャシー・フリーマン選手のエピソード。キャシーは、オーストラリア先住民アボリジニで、今でも国内では困難な差別問題が残っている状況。レースでは、キャシーが最後の直線までは2位の位置で、残り数十メートルのところから、一気に先頭に躍り出る展開になった際、スタジアムにいる全員、世界中から集まった全ての人種・民族が、まるで一つの生き物になったように、キャシーを後押しするような大声援を送りました。恐らくTVの向こう側でも、世界中で同じ状況が起きていたと思います。

 

 今回のオリンピックでは、原則無観客開催となってはいますが、こうしたオリンピックだからこその特別な力は、TVの力も借りながら、堅持できるものと思います。

 

 感染防止に万全を期すのは当然ですが、こうしたオリンピックが持つ特別な力についても、ぜひ前向きに捉まえて、あらためてオリンピック開催の意義を考えてみることを、お願いしたいと思います。

 私は、オリンピックが持つ特別な力を信じながら、頑張る全ての国の選手たちに対して、TVの向こうから全力の声援を送っていきたいと考えております。 


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