パリ五輪が閉幕しました。
月曜日の早朝は、パリ五輪の閉会式をワタクシ共老夫婦も楽しく観させて頂きました。
ところで、我々老夫婦としては、厳粛な雰囲気の開会式では、フランス所縁の「愛の賛歌」をフランス系カナダ人のセリーヌ・ディオンが厳かに歌い上げて感動を呼んでいましたので、開放的な閉会式では、もっと明るくリズミカルなフランス所縁の歌手が出演してくるだろうと。
「そりゃ、フランスのミュージシャンと言えば、ミッシェル・ポルナレフでしょう!」
「やっぱり、『シェリーに口づけ』だよね⁉」
などど盛り上がっておりました。
各国国旗に続いて、各国のメダリストが続々入場したあと、さまざまなパフォーマンスが繰り広げられて、いよいよミッシェル・ポルナレフか!と息を呑んで待っていると、これが何とトム・クルーズ・・
何でアメリカ人が・・と思ったら、そうか、次はロサンゼルス大会だからアメリカ人による喧伝タイムもあるのかと合点。
じゃ、このあとが『シェリーに口づけ』かと思いきや、
今度は、バッハ会長が登場してきて、
「いよいよ、ワタクシの最後のお勤めであります」と宣言して、聖火を消火するイベントに。
そして閉幕となりました。
「ミッシェル・ポルナレフ、出てこなかったね・・」と嫁が呟くと、
「考えてみれば、もういい歳だろうから、家から動けないのかもね」とワタクシ。
世界の片隅では、ミッシェル・ポルナレフの登場だけを楽しみに、パリ五輪の閉会式を見届けた老夫婦がいることを、ここに記しておきたい。