1日早いですが、年末最後のJRAのGⅠ、ホープフルSです。昨年はサートゥルナーリアが出てきて、いきなりこのレースの格が上がった気がしましたが、今回は更にグレードアップした感があります。それもコントレイルとワーケアの2頭のおかげですが、その他の馬たちも、結構それなりの戦績やタイムを引っ提げて来ていますので、先々週の阪神JFの勝ち馬サリオスだって、まだ最優秀2歳牡馬に決まった訳ではありませんぞ。
まずは何と言ってもコントレイルです。前走を見る限り、この馬の勝利確率はかなり高いと見ました。もちろん、中山向きではないし、ムーアから祐一君に乗り替わっているし、今回はルメール主戦のワーケアがいるし、前回みたいに5馬身差で勝てるほど、甘い状況ではありません。
ちなみに、中山向きでないコントレイルを、敢えてホープフルSに使う理由は、矢作調教師の心中に「三冠」の文字が輝き始めている証拠だと思います。前走にて、ダービーについては「かなり確信」、しかし、サリオスが出てくる皐月賞は「取りこぼすかもしれない」と。したがって、得意でない中山を敢えて使う決心をしたのだと思います。ですから、コントレイルにとっては試走という趣旨であるため、当然ながらルメールのワーケアにも大いにチャンスがあると言えます。今回はどちらの馬が勝っても1馬身差前後、という気がします。
それでも、私はコントレイル押しです。というのは、リスグラシューで年度代表馬をほぼ手中にした矢作芳人が、2020年には、競馬人生の集大成としてコントレイルを世界へアピールしていく‥。そんな初夢を見たいと思っていますので。馬券は②コントレイル⇒⑦ワーケアの馬単1点にドカッと。
あとオマケで、②コントレイル⇒⑦ワーケア⇒⑤ヴェルトライゼンデ、⑤ラインベックと、三連単2点も少々。藤沢和雄厩舎のゼノヴァースが出ていれば、もう少し馬券も面白かったんですけどね。