金融マーケットと馬に関する説法話

普段は資産運用ビジネスに身を置きながら、週末は競馬に明け暮れる老紳士の説法話であります。

【雑感】 本日は、朝から人間ドックです・・

2019-12-26 05:06:08 | 雑感

 本日は、朝から人間ドックです。毎年12月に、ここ信濃町の慶応大学病院で検査を受けております。もう8年目ですね。

 もともと私は三田の卒業生ということもあり、30代の頃はここの人間ドックに通っていたのですが、当時は、自分より若いインターン学生あたりが「あなたの症状は単なる肥満です。とにかく痩せて下さい」などと、ズケズケ言うものだから、「お前ら医学部卒業生はなぁ、俺たち経済学部の授業料の半分以上をかすめ取って医者になれたのだから、言葉使いに気をつけろ!」と喧嘩になってしまい、それ以来、こちらに来なくなってしまいました。

 しかし、今から8年前に、大学のサークルの後輩が慶応大学病院の看護医療学部に勤務していることが判り、しかも人間ドックを管理している予防医療センター近くだったことから、誘われて、またここに来ることにしました。

 そしたら‥、何と30年前とは別世界のような、設備、人、対応‥‥。もう、ここは高級ホテルかという環境で、それからはここ以外、行きたくなくなりました。もちろん、居心地が良いだけでなく、ここの検査で初期の大腸ポリープを発見してもらって切除したり、真夏に体調が悪くなった時には、病院本体の医師を紹介してくれたり(普通では、なかなか慶応病院本体の診察を受けることはできないのですよ!)で、もう、至れり尽くせり、大変お世話になっております。

 毎年、ここで人間ドックを受けると、お仕事も収束方針へ。令和元年も、もう終わりつつあります。午後はそろそろ大掃除を始めようかなぁ‥。


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【将棋】 棋士編入試験五番勝負 第2局終了

2019-12-25 07:19:25 | 将棋

 しばらく競馬の話ばかりしてきましたので、本日は、久しぶりに将棋をテーマにいたします。

 12月23日に行われた「棋士編入試験五番勝負」の第2局、結果は、プロの試験官である出口四段の勝ちで、これで折田アマは1勝1敗となりました。序盤から許したリードを挽回しようと最後まで粘り強く指しましたが、力及ばず。完敗でした。

 この棋士編入試験に挑戦している折田翔吾アマ30歳ですが、前にも申し上げたとおり、元奨励会の三段リーグ経験者です。孤独で厳しいプロの世界を、しかも一度挫折したその世界を、それでも目指すその姿勢に、熱い想いを覚えずにはいられません。この編入試験に通ったとしても、自分より遥かに才能あふれる天才たちが集う世界で、彼らと日々勝負する生き方を選択するというのは、「将棋が好きである」という理由以外にあり得ません将棋YouTuberとしても有名な折田アマですが、それだけ将棋に対する熱意が溢れているということなのでしょう。

 年初の将棋界では、渡辺明三冠と広瀬前竜王による王将戦七番勝負が注目されていますが、自分が最も気になっているのが、むしろ、この棋士編入試験五番勝負です。第3局は来年の1月27日です。注目いたしましょう!


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【競馬】 アーモンドアイの引退問題に、これが最後の提言!

2019-12-24 07:26:37 | 競馬

 私は知らなかったのですが、シルクRとか、キャロットFで1口馬主になった場合、牡馬が種牡馬になる時は、シンジケート金額の分配金を受けることができるのですが、牝馬が繁殖に上がる時には、特に補償がないままノーザンファームに戻る契約のため、1口馬主は、牝馬をなかなか繁殖に上げることに賛成しないそうなのです。とは言え、さすがに怪我するまで走り続けろ!とは言えないため、原則として5歳一杯までは現役で‥というのが暗黙のルールになっているとのこと。

 アーモンドアイの引退問題が複雑なのは、どうも、そのあたりが原因のようなのです。ノーザンファーム側は「早く繁殖に‥」と思っていても、厩舎と1口馬主サイドは「原則どおり、もう1年は走らせたい」ということ。国枝調教師が5歳現役を前提にする発言を繰り返しているのも、その前提を基にしたものらしい。

 しかし、シルクRでアーモンドアイを所有する1口馬主の皆さん、ここはどう考えるべきでしょうか? アーモンドアイはすでに競走馬として十分過ぎる活躍を成し遂げています。しかも、ディープインパクトですら成し遂げなかった海外GⅠも勝利して、十分すぎる賞金も稼いでくれています。それでも、もし、さらなる賞金積上げを求めて現役生活を続ける場合、思い出すのは、オグリキャップの悲劇です。

 もともと地方競馬の馬主資格しかなかったオーナーが、オグリを中央競馬に転厩させるために、別のオーナーに期間限定で有料貸出をしました。有期の定額契約だったため、新オーナーは出来るだけオグリを走らすことにしました。天皇賞秋に出た後、マイルCSに出て、連騰でジャパンカップに出るという、今ではとんでもないローテーション。その三連戦は頑張り続けたものの、その翌年は原因不明のスランプに陥り、明らかに走る気を無くす、闘争心を無くすという事態になりました。そりゃ、人間不信になりますよ! 少なくともアーモンドアイの名誉を傷つけるような事態を、これ以上、起こすことはあってはなりません

 もちろん、日曜日の有馬記念の結果にケチをつけるつもりはありません。勝ったリスグラシューは賞賛されるべきです。しかし、アーモンドアイの惨敗については、厩舎サイドの判断、オーナーサイドの判断に対して、競馬ファンとして強い憤りを感じざるを得ません。

 吉田勝己さん、ノーザンファーム側が特別に補償金を支払うというやり方はないのでしょうか? ディープのシンジケートが50億円だったことを考えれば、繁殖牝馬のアーモンドアイは5~8億円くらいではないでしょうか。ここは、日本競馬の将来のため、アーモンドアイの未来のため、ノーザンファーム、厩舎、1口馬主と、皆さんに英断を求めたいと思います。


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【GⅠ回顧】 リスグラシュー強し! 2019年の年度代表馬へ‥

2019-12-23 07:30:27 | 競馬

 有馬記念の回顧の前に、まずは阪神カップのグランアレグリアについて。スピードで押し切るレースではなく、中段から切れ味勝負に出るとは考えてもみませんでした。1200mで天下を取るための脚質転換、そのための調教を繰り返していたのですね。恐るべし、藤沢和雄調教師とノーザンファーム!


 さて有馬記念。総じて振り返ると、アーモンドアイを負かせようと前に行った馬たちはすべて潰れ、自分の競馬に徹して後方から行った馬たちが上位を占める結果になりました。

 まず、勝ったリスグラシューですが、アーモンドアイのやや後方、内ラチ近くでロスのないコース取り、じっくり脚を溜めていました。Dレーンの凄腕と矢作芳人の信念が組み合わさって、5馬身差の完全勝利となりました。年度代表馬は間違いないところだと思います。矢作君は私の日進時代(東京の進学塾です)、隣に座っていた幼友達ですが、遂に年度代表馬を出す調教師になりました。おめでとう、矢作君!

 それから3着から5着まで、歴代の菊花賞馬が名を連ねています。アエロリットが創った、淀みのない歴史的な消耗戦でしたので、常時後方にいた馬の中で、スタミナに自信がある馬たちが上位を占めたということですね。特にワールドプレミアを3着まで持ってきた武豊騎手は、ここでもまた、ワールドプレミアの成長をサポートしていました。追う力は衰えたとは言え、競馬を教えるトレーナーとしての武豊は、外人騎手にもない、比類なき凄みを増していると思いますよ。

 そして、2着のサートゥルナーリア。中山適性が高いとは言え、この歴史的な消耗戦で2着に入ったのは見直しました。来年はこの馬の年になるかもしれません。また、激しい消耗戦を予想して、最初から後方待機を決め込んだスミヨン騎手の判断力も素晴らしかったと思います。

 最後にアーモンドアイ。何ともコメントしようがありませんが、結果としては早めに仕掛けたことが敗因と言えますが、それでも、いつもの彼女であれば、あのタイミングでも突き抜けて先頭でゴールしたはず。そのつもりでルメールも仕掛けたと思います。となると、月初の熱発の影響も含め、体調面で問題があったと考えるべき結果論ではありますが、香港カップ断念の時点で有馬記念は出場しない判断をするべきでした。そこは厩舎サイドもオーナーサイドも猛省しなければならないと思います。

 繰り返しますが、この馬は日本競馬界の至宝であり、そのつもりでアーモンドアイに関する判断をして頂きたいと思います。私は、今でも、引退⇒繁殖入りが、アーモンドアイにとって最善の道だと考えています。


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【競馬】 有馬記念!

2019-12-22 09:06:26 | 競馬

 この1週間、ずっと競馬の話題ばかりで、しかも、アーモンドアイの繁殖入りを強く唱え続けているので、まさか、有馬記念の本命にアーモンドアイを指名することはないですよね? なんて、内輪の馬券検討会でも言われている始末です。

 しかし、いざ馬券を買うとなると、やっぱり、アーモンドアイが負けるシーンが浮かんでこないのです。アーモンドアイは、ディープインパクトと同じで、重馬場になれば、なったで、効率よく走る能力を持った馬なので、かえって他馬とは差がつくはずです。もちろん、競馬は何が起こるか分かりませんから、スタート直後に、前々のポジションを狙う馬たちが殺到して、アーモンドアイが挟まれて、落馬寸前になってしまう、なんてことだって、起こり得ると思います。だとしても、最後方から外々を回って、4コーナー手前では、すでに先頭近くに進出するという、ディープが引退レースでやったようなパフォーマンスを再現することも可能でしょう。

 ということで、頭はやっぱり、⑨アーモンドアイ固定で

 ただし、2番手、3番手は、いつもの有馬記念のように、前々で残る馬たちで決まるとは限りません。みな、アーモンドアイを倒すべく、前半から速いペースで流れ、後ろから来る馬の追い上げる脚を使わせようとして、淀みのない厳しいレースになると思います。それでもアーモンドアイが先頭に躍り出た瞬間、前で頑張っていた馬たちはガマンが効かなくなりますので、2着・3着付には、後方や中段から、のうのうとついていく戦法の馬たちを中心に選びたいと思います。まずは③エタリオウ。それから、⑤フィエールマン、⑥リスグラシュー、⑬アルアイン、⑭ヴェロックス、⑯シュヴァルグラン。

 リスグラシューとフィエールマン以外は、人気がないメンバーだと思いますので、アーモンドアイ頭固定でも、けっこう倍率の高い三連単になると思います。

 ⑨⇒③⑤⑥⑬⑭⑯⇒③⑤⑥⑬⑭⑯の三連単30点で


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