金融マーケットと馬に関する説法話

普段は資産運用ビジネスに身を置きながら、週末は競馬に明け暮れる老紳士の説法話であります。

【競馬】 阪神カップはグランアレグリアの再起戦!

2019-12-21 06:21:24 | 競馬

 阪神カップは1400mのGⅡ戦。1200mGⅠの高松宮記念/スプリンターズSに準ずるスプリント重賞で、ここを2連覇したキンシャサノキセキとリアルインパクトは種牡馬としても成功を収めるなど、非常に重要な短距離重賞です。もし、1400mをGⅠに昇格させるならばこのレースだと思います。

 さて、ここに今年の桜花賞をレコードで制したグランアレグリアが出てきます。昨年の朝日杯FS、今年のNHKマイルCはアドマイヤマーズに力負けしましたが、スピード因子という意味ではむしろグランアレグリアが勝っており、ディープ産駒初のスプリントGⅠを狙える馬だと思います。ここは、ぜひにスタートからスピードで押し切るレースを見せて欲しいものです。

 12月8日の香港カップデーは、日本馬の3冠が達成されましたが、どうしても勝てないのが香港スプリント。ここの壁を破ったのは、あのロードカナロアだけです。グランアレグリアには、この阪神カップを皮切りに、世界のスプリント女王まで、上り詰めてほしいと思います。

 馬券は、グランアレグリア頭固定で、相手は①マイスタイル、②レッツゴードンキ、⑧グアンチャーレ、⑩フィアーノロマーノの4頭。三連単12点で。⑯イベリスも気になりますが、淀みのない消耗戦には不向きと見て切りました。


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【競馬】 アーモンドアイを早く母へ‥は、セクハラの意図はありません!

2019-12-20 07:00:44 | 競馬

 日曜日の中山は雪の予報も出ており、アーモンドアイが怪我でもしないか、ますます心配になってきました。吉田勝己さん、慎重な判断をお願いしますよ!


 ところで、昨日の当ブログで「アーモンドアイを早く日本競馬の母へ!」という記事を書きましたが、知り合いの女性から「誠にけしからん内容である」とクレームを頂きました。いわゆるキャリアウーマンであるその女性曰く、

①日本社会は、政界も経済界も、マスコミ界も、あの将棋界ですら、働く女性の立場を全く理解していない!

②日本社会では、女性首相も、大会社の女性社長も、全国新聞の女性社主も、将棋の女性名人・竜王も、まだまだ50年先の話。島国根性丸出しで、マイノリティの辛さを理解する人が少ない。

③しかし、アーモンドアイだけが夢を叶えてくれた。男女の区別がない(注)世界で、トップ級の男性陣であるワグネリアンだろうが、ダノンプレミアムだろうが、キセキ、サートゥルナーリアだろうが、全く寄せ付けず楽勝を重ねている。これが、日本の働く女性をどれだけ勇気づけていることか! (注)ちなみに、牡牝で2kgのハンデ差があるなんて、反論できませんでした‥。

④それなのに、あのアーモンドアイ様に対して、『女性は、産めよ、増やせよ』とは何たる不敬罪! 戦前の悪しき風潮を、令和の時代に再度ばら撒く気か‼

とまぁ、こんな具合の剣幕でありまして‥。独身を貫いて、日本社会で働き続け、女性地位向上に貢献している方々から見れば、アーモンドアイは自分の理想の姿と重なり合うのでありましょう。そのお気持ちを傷つけたとあらば、まずはお詫びを申し上げたいと思います。

 「しかし、これは、けしてセクハラなのではありません。アーモンドアイ様を日本競馬の女王であると認めた上で、女王様に、この国の御子を生んで頂きたいという真摯な気持ちからの記事でありまして、謂わば、天照大御神による国造りの神話みたいな話で、すべての始まりをアーモンドアイ様にしようとする試みなのです」と話したところ、少し合点されたようでした。

 それにしても、働く女性に対して、不用意に「アーモンドアイを繁殖に‥」などとお話されないよう、お気をつけ下さい。


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【競馬】 アーモンドアイを早く日本競馬の母へ!

2019-12-19 07:07:59 | 競馬

 日本競馬史上の最強牡馬がディープインパクトならば、最強牝馬はアーモンドアイで文句なしだと思います。

 嘘だと思うなら、毎年「JRA顕彰馬投票」を行っている競馬サークルの方々に、上記質問で投票させたら良いと思います。間違いなく、最強牝馬にはアーモンドアイが最多得票となると確信いたします。

 それだけ、国内において既に「競走馬としての評価」は固まっており、もし、現役を続けるのであれば、「現役世界一の競走馬」の評価を得るくらいしか意味はありません。現役世界一の評価であれば、2000m級のGⅠレースで欧州・ドバイ・日本・香港あたりで勝つことが求められます。すでにドバイ・ターフと日本の天皇賞秋は勝っていますから、香港カップか、愛チャンピオンS、英チャンピオンSあたりが目標になります。

 しかし、何度も申し上げていますが、欧州への遠征は、レース後の疲労が激しいアーモンドアイにとって、さまざまなリスクが大きいため、断念をしたはず。同じ理由で2400mも出来るだけ走らせない判断をしたはず。次善の策として、香港カップがターゲット、ということになりますが、こちらは先般の熱発のために断念となりました。それでは、来年の香港カップのために、あと1年現役を続けるということなのでしょうか? あるいは、春のクイーン・エリザベス2世カップを最後の狙いにしているということなのでしょうか?

 どちらも、引退を1年延ばすほど重要なレースとは思えません。それよりも、早めにアーモンドアイを繁殖にあげて、日本競馬の将来を託す血脈の創造ステージに入らせるべきだと思います。

 国枝調教師は「今年も年度代表馬を狙っています。そして来年も取って、3年連続の年度代表馬を目指したい」とかコメントしていますが、マジっすか? それって単に賞金稼ぎ狙いにしか聞こえません。

 実質的なオーナーの吉田勝己さん、本心をご教授下さい。やっぱり、凱旋門賞への再チャレンジを考想されているのでしょうか! それとも意中のお婿さんが見つからなくて困っているのでしょうか?


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【競馬】 少し早いですが・・有馬記念展望!

2019-12-18 07:02:00 | 競馬

 12月も中旬を過ぎると、もう仕事のことは忘れて(とは言っても、10月以降、マーケットに関しては一貫してロングなので、業績は全く順調でして、そろそろ一回ポジションを閉じ始めております‥)すでに頭の中は有馬記念のことで一杯になっております。

 最近の有馬記念は、ジャパンカップ組が出なかったり、香港組・凱旋門賞組が回避したり、少し寂しいメンバーになることが多かったのですが、今年は、春秋の天皇賞馬、ジャパンカップ馬、菊花賞馬、夏のグランプリホースで豪州コックスプレートを勝った馬など、海外遠征組も加わって、とにかく豪華メンバーとなりました。

 その中でも、アーモンドアイが参戦したことで、このレースが事実上、2019年の年度代表馬を決める競馬になりました。最強馬であるアーモンドアイが勝てば文句なしですが、ここでリスグラシューが勝てば、海外を含めGⅠを3つ勝つことになりますので彼女に票が集まる気が致します。また、春の天皇賞馬フィエールマンが、ここで強い勝ち方をすれば、フィエールマンにもチャンスがあります。

 とは言っても、アーモンドアイが普通の状態で出てくれば、負けるとは思えませんが、だからこそ、他陣営は、すべての馬がアーモンドアイを負かすつもりでレースプランを練ってくると思います。すなわち、ゆったりしたペースでのよーいドン、みたいな展開には絶対にならず、有馬記念始まって以来の、消耗戦に持ち込まれる可能性が結構大きいということ。

 引退レースのアエロリットがどこまで無理をするかは分かりませんが、クロコスミアやスティッフェリオは果敢に前半を引っ張ると思いますし、それを引き継ぐキセキも、最後の1000mを疾風の如く走り切るような激しい仕掛けをしてくると思います。こうした消耗戦は、朝日杯を見るとおり、前々にいないと闘いにすら参加できないことになりますが、あんまり激しすぎると、前にいる馬が全て消えてしまうような事態もあり得ます。そうなると、「あっと驚くダイユウサク!」みたいなことも起こり得る訳です。

 さて、人気はアーモンドアイ本命で一本被りになると思いますので、自分の予想はかなりヒネったものにしたいと思います。なお、明日は、しつこいようですが、アーモンドアイの有馬出走に対するウンチク話を重ねたいと思います。


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【競馬】 サリオスとコントレイル Rムーアだけが知っている!

2019-12-17 07:18:44 | 競馬

 コントレイルはまだGⅠを勝っていませんが、今年の2歳牡馬戦線で出現したスーパーホース2頭がサリオスとコントレイル。これから、この2頭はどちらが強いの? という議論が盛り上がってくると思います。

 ところで、この2頭の力量を、はっきりと比較できる人が世界で一人だけ居ります。そう、世界一のスーパージョッキー、Rムーアです。いやいや、世界一の騎手はデットーリじゃないの? という人もいると思いますが、世界一のオブライアン厩舎が選ぶトップ騎手はRムーアなんですよ。自分はムーアが現在の世界一だと考えています。

 このムーア騎手は、東京スポーツ杯でコントレイルに、そして朝日杯でサリオスに騎乗しており、その乗り味を双方熟知している存在。もし、皐月賞でどちらに乗るかと言われたら、どちらを選ぶのでしょうか? ぜひに聞いてみたいものです。

 ちなみに、今から30年以上も前に、シンボリルドルフとビゼンニシキの主戦ジョッキーを務めていた岡部騎手が、迷うことなくルドルフを選んだことは有名な話です。また、20年前に、グラスワンダーとエルコンドルパサーの選択を迫られた的場騎手は、迷いに迷った上でグラスワンダーを選びました。これは、どちらを選んでも正解でしたので、本当に迷ったことでしょう。

 では、Rムーア騎手はどちらを選ぶのでしょうか? サリオスとコントレイル。オーナー筋の余計なプレッシャー抜きで、ムーア騎手の意見をぜひに聞きたいものです。


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