ベル・エポック-美しき時代 パリに集った芸術家たち
ワイズマン&マイケル コレクションを中心に
山梨県立美術館にて開催中
ベル・エポック-美しき時代 パリに集った芸術家たち:ワイズマン&マイケル コレクションを中心に
山梨県立美術館
撮影:代表取締役 市川飛砂
みなさんこんにちは!
山梨県立美術館にて開催中の「ベル・エポック-美しき時代 パリに集った芸術家たち:ワイズマン&マイケル コレクションを中心に」が開幕し、早1ヶ月が過ぎようとしています。
本展覧会は、19世紀末からベル・エポック(1900〜1914 年)を経て、アール・ デコ (1920〜1930年代)に至る時代に華開いた文化の諸相を美術工芸のみならず、舞台、音楽、文学、モード、科学技術など、様々なジャンルの出品作品を通して紹介しております。
*ベル・エポックとは、19世紀末から20世紀初頭にかけてのフランス、特にパリでの芸術と文化が隆盛を極めた時代を指します。エッフェル塔の建設が行われた時代でもあります。
*アール・デコとは20世紀初頭にフランスで生まれ、その後世界中に広がったデザインの様式へ芸術の動きを指します。
本日は、会場内入り口付近にあるサロンの設えコーナーをご紹介します!
この特別なコーナーでは、ベル・エポック期のサロンの雰囲気を感じられるよう
壁にはフランスの画家、アレクサンドル・カバネルの「狩の女神ディアナ」、
テーブルの上にはドイツの名窯であるマイセンのテーブルセットや19世紀後半から20世紀前半にかけて活躍したフランスの工芸家ドーム兄弟のシャンパングラスなど展示しています
*サロン
文化やアート、政治などにトピックについて話す場所で、新しいアイデアや情報の交換がされました。この集まりは、厳選された素敵な家具や調度品で彩られた家で行われました。
ベル・エポック-美しき時代 パリに集った芸術家たち:ワイズマン&マイケル コレクションを中心に
山梨県立美術館
撮影:代表取締役 市川飛砂
テーブルコーティネートは、株式会社エデュウスの木村ふみ様に手掛けていただきました。
木村ふみ様は、国内外のホテルやレストラン、旅館等のテーブルトップコーティネートをはじめ、
空間装飾や演出等を手掛けられている方です。
画像左にあるアートフラワーも木村ふみ様が制作されました
とても素敵な色調で、作品と調和しています。
明日からは後期展示が始まります!
クロード・モネやアルフォンス・ミュシャをはじめとした貴重な作品群をご覧いただける機会ですので、
是非会場へ足をお運びください
本展覧会は、6月16日まで開催中です。
皆様のご来場を心よりお待ちしております!
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本展覧会は今後下記に巡回予定です
2024年7月13日-9月8日 栃木県立美術館
2024年10月5日-12月15日 パナソニック汐留美術館
2025年4月11日-5月18日 岡山県立美術館
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◆ 会場
山梨県立美術館
[開館時間] 9:00 -17:00(入場は16:30まで)
[休館日] 5月7日(火)、13日(月)、20日(月)、27日(月)、6月3日(月)、10日(月)
詳しい展覧会情報は、美術館公式HPをチェック