国立トレチャコフ美術館のキュレーター
イリーナ・カピィリナさんによる、プレスレクチャー
イリーナ・カピィリナさんによる、プレスレクチャー
昨日ご紹介した、Bunkamura ザ・ミュージアムで開催されている
「国立トレチャコフ美術館所蔵 レーピン」展 ですが、
実は、レセプションに先駆けてプレス向けのレクチャーも行われていました。
トレチャコフ美術館のキュレーターのイリーナ・カピィリナさんは、
レーピンや作品にまつわるエピソードをたくさんお話しくださいました。
たくさんの方が取材にいらしてくださいました。
《思いがけなく》の前で。何かとエピソードの多い作品。
レーピンは主人公の顔を3度も書き直しているそうで、
当初は女性が描かれていたそうです。
《ワルワーラ・イスクル・フォン・ヒルデンバント男爵夫人の肖像》等身大サイズの作品ですが、当時のロシアにおいて最先端のファッションに実を包んでいるそうです。また、描かれている夫人は社交界の華といわれていて、周囲の羨望のまなざしを集めていた方だとか。このちょっと気取った表情からもそんな雰囲気が伺えますよね。
上記以外にも、たくさんのお話を伺えましたが、共通するのはレーピンの人に対する温かく、かつ強いまなざしのような気がします。
だからこそ、一枚の絵からいろんな感情が呼び起こされてくるのか・・・などと感じでしまいました。
記者のみなさん、きっときっと良い記事を書いてくださると信じてます!!
そして、最後には現場にいたスタッフで記念撮影!
左より:弊社スタッフ木村はるか、Bunkamura ザ・ミュージアム国川桃子さん、弊社スタッフ近藤あや、通訳鈴木功氏、イリーナさん、Bunkamura ザ・ミュージアム宮澤政男さん、弊社代表市川飛砂