霧深いロンドン・ベーカー街、蹄の音が行き交う。暖炉に向かいパイプを燻らす横顔はとてもとてもクールだ。
子供の頃から慣れ親しんだホームズ像は、シャーロック・ホームズを愛する人びとにとって細かい所では人それぞれなのだろう。
「緋色の研究」「バスカビル家の犬」等の長編から「・・・の冒険」「最後の事件」「帰還」[叡智」「最後のあいさつ」の等々短編シリーズ、出版されているコナン・ドイルのホームズものはほとんど読んでいるだろう。それも繰り返し・・・
子どもの頃のナンバーワンは何といっても「まだらの紐」だ。
大人になってからも、やっぱり新しいホームズに会いたくて、シャーロキアンたちが著わした「ホームズもの」も本屋で捜しては読んでいた。あまり心に残るものはなかったけど、若い女性がホームズの弟子になるというシリーズは、ホームズ物独特の細かいレトリック等や、不器用であくまでもクールなホームズと女弟子の恋愛模様もなかなか面白かったのを思い出す。
そんな訳で今回の映画、随分楽しみにしていた。あの宣伝ぶりにちょっと危惧もしていたけど、、、。なかなかのエンタテーメントではあったが、あのフラッシュバック的な先読みや推理はちょっと馴染まなかった。あっと驚くじっくりしたクールな推理がほしかった。
お茶目で人間臭いホームズもなかなか面白かったが、あまりのクールさが滑稽さを誘うホームズ像がやはり見たいものだ。それにしてもワトソン博士が、強くてカッコよすぎる。見ている分にはちょっと嬉しいけど、、、。原作でもワトソンはモテルことにはなっているのだが、、、。
原作に忠実?!というのもどうだろう。あくまでもハリウッド映画的!?だと思う。でも陰惨な所はなく、あくまでも明るいところはいい。(暇つぶしに見た「神々と人間の子どもの冒険、パーシー・ジャクソン」の方が面白かったかも・・・)
でもやっぱり、シャーロック・ホームズというと、魅かれてしまう。次作が公開されたならきっと喜んで駆けつけることになるだろう。
子供の頃から慣れ親しんだホームズ像は、シャーロック・ホームズを愛する人びとにとって細かい所では人それぞれなのだろう。
「緋色の研究」「バスカビル家の犬」等の長編から「・・・の冒険」「最後の事件」「帰還」[叡智」「最後のあいさつ」の等々短編シリーズ、出版されているコナン・ドイルのホームズものはほとんど読んでいるだろう。それも繰り返し・・・
子どもの頃のナンバーワンは何といっても「まだらの紐」だ。
大人になってからも、やっぱり新しいホームズに会いたくて、シャーロキアンたちが著わした「ホームズもの」も本屋で捜しては読んでいた。あまり心に残るものはなかったけど、若い女性がホームズの弟子になるというシリーズは、ホームズ物独特の細かいレトリック等や、不器用であくまでもクールなホームズと女弟子の恋愛模様もなかなか面白かったのを思い出す。
そんな訳で今回の映画、随分楽しみにしていた。あの宣伝ぶりにちょっと危惧もしていたけど、、、。なかなかのエンタテーメントではあったが、あのフラッシュバック的な先読みや推理はちょっと馴染まなかった。あっと驚くじっくりしたクールな推理がほしかった。
お茶目で人間臭いホームズもなかなか面白かったが、あまりのクールさが滑稽さを誘うホームズ像がやはり見たいものだ。それにしてもワトソン博士が、強くてカッコよすぎる。見ている分にはちょっと嬉しいけど、、、。原作でもワトソンはモテルことにはなっているのだが、、、。
原作に忠実?!というのもどうだろう。あくまでもハリウッド映画的!?だと思う。でも陰惨な所はなく、あくまでも明るいところはいい。(暇つぶしに見た「神々と人間の子どもの冒険、パーシー・ジャクソン」の方が面白かったかも・・・)
でもやっぱり、シャーロック・ホームズというと、魅かれてしまう。次作が公開されたならきっと喜んで駆けつけることになるだろう。