夏空に子どもたちの声が響く
今は夏休み
汗をいっぱいかきながら
顔いっぱいに笑う子どもに
耀くいのちを見る
そんな子どもたちを詠った短歌をここ何年かいく首か詠んできた
また明日リコーダー吹き帰る子の背に降りかかる桜さくらよ
天蒼く黄色いリュック転がりて遠足の子に草も波打つ
風香り緑が歌う校庭に光を放つ子らと遊べる
新しい自分になれる気がすると秋桜見つつ言う子は十歳
紙雛を無心に折りてかざしたる小さき指の桃色香る
赤や黄のスカートの花開かせて大縄の子は木枯らしの中
子どもたちへ
かがやけいのち 新しい風を受けて
かがやけいのち 新しい光の中で
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