駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

変わりゆく外食店

2024年12月16日 | 旨い物
      


  半世紀前は街角にラーメン餃子レバニラ天津飯の中華の店があり、ところどころに寿司屋うなぎ屋があったものだ。ところが吉野家を嚆矢とする外食チェーン店が徐々に全国展開を始め、二十一世紀には個人外食店は淘汰され始めた。
 外食する人の数はむしろ増えていると観察するが、それを賄うのは圧倒的にチェーン店になった。チェーン店の価格を小規模の個人経営の店で提供するのは難しいようで、たとえ四、五軒二十キロ四方でも連携する店が増えた。勿論、全く自立した洋食屋や中華の店はあるが、特色がありやや高価な店が殆んどだ。
 庶民は中々厳しくチェーン店も味メニュー値段に熟慮工夫を怠らないようで、ちょっと売れ筋のカレーシリーズが直ぐ行き渡ったのはご同慶の至りだ。個人的にはカレーはすき家がお勧めだ。写真はこだわりシェフの洋食店のオムライス。
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ワインをお相伴

2024年12月13日 | 旨い物
             


 アルコールはたしなむ程度で沢山は飲めない。しかしワインを楽しむ会に入れてもらい二、三カ月に一度出席している。大蘊蓄家が二人小蘊蓄家が一人、三人が聞き手だ。一晩に三本四本飲んで、あれこれ言うには六人くらいの員数が必要でお声が掛かったらしい。もう二十年近く、メンバーには多少の変化があった。
 蘊蓄家はコレクターでもあり、ソムリエ裸足のS氏が十数年前からワインの値段がべら棒に高くなったと嘆いていた。今は影を潜めた中国成金の仕業らしい。たしかに一本二十万円などというものは飲み物と言えない。
 これは誠に上品な味わいのイタリアワインだ。シャルドネとは思えない味わいの2018年、何度聞いても蘊蓄はよくわからないが、おいしさはしかと味わった。
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讃岐うどん新製品

2024年12月12日 | 旨い物

            


 丸亀が讃岐うどんかどうか問題はさておき、美濃生まれの私には丸亀は旨い、さすが讃岐と時々食べに出かける。丸亀も右に倣えで値上がりしてしまったが、値上がり幅は小さい方だと思う。唯、値上がりのせいかどうか、最近はやや客足が落ち、待たずに座れる。
 感心なのは数か月ごとに新製品を出すことだ。昨夜はうどんカルボナーラを試してみた。これがなかなかの組み合わせで美味しくいただいた。
 世の中にはいろんな人が居て、斜め前のお兄さんも同じカルボナーラを食べていたのだが、何というかネギを山盛り掛けうどんが見えない状態で思わずご面相を拝見してしまった。いくらご自由にと置いてあると言っても二十人分も使うとはサラダのつもりかとお聞きしたくなる。
 きっと本社では新メニュー開発に余念がないに違いない。饂飩は蕎麦に比べ組み合わせの幅が広いから、開発スタッフも頭の捻りがいがあると思う。
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チャーハンVSラーメン

2024年12月02日 | 旨い物
         


 どの地方にもはんちゃんラーメンというものがあるのだろうか。否、あっただろうかと言った方がよいかもしれない。ラーメンだけでは腹一杯にならない、チャーハンと両方食べたいという人には誠にありがたい組み合わせで、以前よく食べている人を見かけた。炭水化物の組み合わせの上にどうも腹が膨れるような気がして自分は数回しか注文したことがない。気のせいだとは思うが単品より僅かに味が落ちるように感じる。
 時々無性にラーメンやチャーハンが食べたくなることがある。残念ながら街角中華の店は減ったのだが、ニ三か月に一度今も残る店に赴く。カウンターに座って、最後まで迷いながら結局チャーハンを頼むことの方がやや多い。三対二くらいの割合だ。周りを見渡した印象ではラーメン派の方が多いようだ。
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やはり日本人?

2024年10月06日 | 旨い物
            


 この十日間ほど、昼食にサンドイッチやマクドナルドなどパン食が多かった。朝などはトーストのことも多く、むしろパン系統の方がコーヒー紅茶に合うのでご飯味噌汁でなくても全く構わないのだが、一日二食がパンとなると飽きるというかあまり食事をした気がせず米飯が恋しくなる。昼は麺類(蕎麦うどんスパゲッティ)のこともあるが、どうも一食は米飯でないと腹の落ち着きが悪く食事をした気がしない。
 妙な話だがパンや麺だと満腹になっても、頭の方がきちんと食事をしたと感じないらしい。昔は米と炊飯器を持って外国旅行に出かける人が居た。今は多分そうした人は居なくなったと思うが、米飯にこだわる人が減ったのか外国でもきちんとした日本食(高価)が食べられるせいか理由はよく分からない。
 自分は和食一辺倒ではなく友人や家内に比べれば何処の国の食事でもおいしく食べられる方だが、年を取ったせいかやはり米の飯と感じるようになった。
コメント (2)
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