駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

元旦

2011年01月01日 | ご挨拶

  あけましておめでとうございます。

 東京のホテルで元旦を迎え、初詣後明日の当番医に備え帰宅した。      

 東京はいつ行っても凄いところだと思う。高層ビルが立ち並び、大晦日のデパ地下はものすごい人の数だ。不況どこ吹く風と思ったら、行き交う言葉は日本語だけではなかった。妻が買い物を済ませる間に本屋で十五冊ばかり本を買い込んだ。二三冊休み中に読めるかな。

 元日は晴天に恵まれ皇居が綺麗に見えた。神社の境内は混雑しており、並ばされた。家族が健康で元気に働ければ言うことなし。

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駅前糸脈解題

2009年09月06日 | ご挨拶
 ブログを書き出して一年八ヶ月、最近は生活の一部になった。たいてい朝の始業前に書くのだが、推敲する時間がなく、しばしば乱暴な表現が出てくる。後で修正しているのだが、読み返してはいただけないだろう。まあ、趣旨に変わりはない。 
 当初は仕事のこともあるし何処かの誰かで始めたのだが、最近はそのために品位が落ちていないかと多少懸念している。何とか踏み留まれているだろうか。
 この半年くらいか、政治関連のことをしばしば書くようになった。自分でも驚いているのだが、年を取っていろいろな興味が薄れていく中、政治への関心はむしろ増してきた。最近は碁将棋サッカーテニスの番組に負けずBSやCSの政治関連の番組を見ている。ひょっとしてこれは次世代にいくらかでも良い世界を残したいという無意識の老いのなせる技かもしれない。そうとすれば多少の政治的脱線もやむを得ないかと考えている。政治的発言は宗旨の違う方に拒否反応が出るかもしれないが、頑迷な積もりはなく、広く自由な方向を目指している気持ちだ。
 本も新聞の書評やブログに刺激され時々読んでいるが読む速度が落ちた。ことに理科系の本は遅々として進まない、理解力も落ちているのだ。
 多少の変節というより変遷の顛末を記して、いつまで続くかこれからも書く積もりなのを表明しておきたい。
 
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過ぐる千年も

2009年01月19日 | ご挨拶
 明日でこのブログを書き始めて1年になる。当初は、利益優先のように言われがちな町医者の実態と気持ちを少し世に発信してみたいと書き始めたのだが、いつの間にか日記というか作文というか、心に浮かんだことを書くようになった。 芳しくない?町医者の評判の方は医師不足問題からマスコミの矛先が厚労省に向いて下火になった。過ぎたるは及ばざるがごとしのマスコミではあるが、医療の実態に目が向けられたことは有り難い。
 実は二、三ヶ月目で書いてもほとんど反応が無く止めようかとも思ったが、読んで下さる方もぼつぼつ出て来られ、何人か知り合いも出来たのでとにかく一年は続けようと頑張ってきた。まあ、広い世界に発信することはどなたかの目に止まる可能性があるわけで、宇宙人からの返信はないにしても不思議な面白さがある。
 それにキイワードで釣れてくるブログは玉石混淆であるが、世界の広さを実感させてくれ、固くなってきた脳をほぐし、唯我独尊になりがちな医師頭を目覚めさせてくれる。
 怪しげなことを書くために匿名しているわけではなく、医師の守秘義務に注意してもいろいろな人が居るので、分からない方がよいと思ってそうした。一体何処に住んでいるどんな経歴の医者か、推理する楽しみも提供しているかもしれない。
 こつこつ書いて来たので、作品と言っては大げさだが多少愛着も沸いてきた。
 
 読んで下さる方に心に残る言葉を一つお贈りしたい。
 「過ぐる千年も、この夜の間の一時(ひととき)に同じ」。

 この言葉の出処をご存じの方はほとんどいらっしゃらないだろう。内科医をしていると、生きていることに感ずることが多々ある。年齢差を超えて同時代人に向けて今しばらく、さまざまな感興を発信して行きたい。
 
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店主敬白

2008年09月27日 | ご挨拶
 ブログを立ち上げて9ヶ月、ここらで少し所信表明演説?をしておきましょう。 毎日の生活で感じたことを書いています。自ずから仕事や生きてきた日々が透視されるかもしれませんが、傍らだけでなく広い世界の同時代人に伝えてみたいことどもを綴っています。
 通信簿によれば主張度のみが5で、職員室にそんなに主張していないつもりですがと聞いてみたくなります。年齢が実年齢よりずいぶん若く判断されます。まあ、他人の目とはそんなものかなと思いはします。
 読んで頂ける方は、医院開院時の患者さんと同じで思ったほどは増えません。等身大の内容なので、少しずつ増えれば幸甚、読んで頂ければありがたいと思っています。
 不作法な批判はしていないつもりですが、王様の耳はロバの耳と言いたいこともありますし、多少脚色しても守秘義務のある仕事なので、私がどこの誰だかわからないようになっています。
 ブックマークは連絡しそびれて無断のまま上げてあるのもあります。
 職業病でしょうか、お役に立ちたいと言う気持ちはどこかにあります。
 ブログで視野が広がったのは良い効用ですが、書斎に居る時間が長くなったのに家内の評判がよくありません。文章を書くのは多少呆け防止と勘弁してもらいましょう。
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