駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

岡の上の鳩再び

2010年05月11日 | スポーツ
 五月の連休明け、遂に鳩山首相は見込み違いの人物だったのが明らかになってきた。育ちの良さが災いしたか、深謀遠慮に欠ける言葉の軽さは呆れるばかりだ。残念だがリーダーシップがないと言わざるを得ない。どのような手法であれ、リーダーは人をまとめ動かす力がなければならない。正直と馬鹿正直は違う。自分は宇宙人だからなどという妄想と慢心があったのではないか。例えば沖縄基地問題で一体どのような指示が出され、どのように履行されたのか。なぜ上手くゆかなかったかを検証しなければ、物事は前に進まない。
 人を咎めるのは簡単、批判のための批判で溜飲を下げる衆愚によって、潰されれば元の木阿弥。何も残らない。否、政権交代前以下になる。
 がっかりさせられた鳩山さんではあるがここで食い止めていただきたい。それはできる人だと思う。

 岡ちゃんの方はどうか。こちらはぶれず手堅い選手選考に一貫性と根拠が感じられ、一縷の望みを繋いだ。勝ち点四、一勝一分け一敗なら花丸、勝ち点3でも合格だろう。世界の常識は三連敗なのだから、鼻を明かして欲しい。
 岡崎大久保玉田は正しいフォワード。矢野にはフォワード魂があり、森本にはフォワード反射がある。
 楢崎は冷静果敢の最高のゴールキーパ。
 中沢は今や日本の鉄壁。長友は攻めに生きるバック。駒野は守りに生きるバック。今野には自己犠牲のバック根性がある。岩政は国際経験不足だが、使い物になるだろう。闘莉王と内田は有能だが、精神が不安定で隙があり、軽率プレーに注意。
 中村俊輔に必要なのは憲剛の明るさと割り切り。俊輔はこだわりから意外にチームの足を引っ張りかねない。これは遠藤にも言える注意点。遠藤が存在感を示せれば、カメルーンに勝てる。
 阿部勇樹は守りには良いプレーヤーだが攻撃展開の思考力がやや不足、しのぎに使うこと。
 長谷部稲本はダイナモ、真の中盤プレーヤー。松井はギアチェンジのできる選手、流れを変える時に使う。
 本田は図太い。対ヨーロッパ戦のキイプレーヤ。
 どうやら岡ちゃんわかっていますね。
コメント
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